柚子の里で

囲炉裏民宿“柚子の里和三郎”のブログ

真蛸

2016年09月16日 17時28分01秒 | 日記

地蛸焼霜造り

蛸のたたきといった方が分かりやすいかもしれません

蛸は脚を一本づつに切り離し

脚の間の水掻きは、口あたりが悪いので切り取ります

金串を打って、直火で焼きます

冷やしておいたバットなどにのせて、冷凍庫で粗熱を取る

氷水に落とすと、香ばしさが失われます

私は、蛸は、香りが命だと考えます

皮をひいた生蛸の刺身は美しくて、仕事している感があるのですが

香りが無くなってしまう

私は、半生の蛸がいちばん美味しいと思います

3~4枚目で切り離す切りかけ造りにします

蛸ぶつのように切ると、歯の悪い人は食べづらい

薄造りだと、食感が物足りない


灯火親しむ

2016年09月16日 04時37分58秒 | 日記

たしか高松に住んでいたころ、松江に旅行する前に買った

風の又三郎も同時に買った

行きの電車と帰りの電車で、2冊読んでしまえると思ったのだ

しかし、読みはじめると

なんと岩手弁で書かれている

銀河鉄道の夜のようにストーリーを知っている話なら

分からない言葉が出てきても、そのまま読み進められるが

そうじゃない話は、そうはいかない

文章も癖があって、なんか引っ掛かる

流れるような美しい文体ではない

なんかよく分からん物語もある

読むのにかなり苦労した

再読しても、あまりストーリーを覚えてない話もあった