秋味粕漬け
神亀の純米酒の酒粕に4日間漬けて焼いています
スーパーなどで売っている酒粕と違い
あまり圧力をかけて搾っていないので、しっとりとしています
酒や味醂を足さなくても、そのままでちょうどいい 旨味も十分ある
鮭は塩をあて
塩が浸透したら水分を拭き取って漬けます
粕床は味噌床のような塩分がないので、塩はやや強めです
粕漬けや味噌漬などは焦げやすいので
遠火の中火くらいで、時間をかけて焼きます
家庭の機材だと弱火で焼く
そのまま焼いて皿に盛ると
高さがなくて、美味しそうに見えません
焼き網や魚焼きグリルなどでも、竹串で形を成型して焼いてやると、美味しそうに見えます
商売がら、一般家庭よりたくさん酒を買っているので
春に、酒粕をたくさんもらいます
でも、今ぐらいの時期にならないと使わないのです
この皿の上のものは
走りの白鮭、旬のスダチ、名残りの茗荷をいう組み合わせになっています
走り、旬、名残りのものを組み合わせると、より季節感が増して、食がすすみます
酒もすすむ