きのきのTimeees!

スポーツ・音楽・趣味の旅行ネタなど自己満足的に更新してます、少し頭の隅に覚えて頂ければ幸いです。わくのい通信から改名!

九州北部春の訪れを探す旅⑨~廃線近い加津佐駅にて

2008-04-15 21:08:06 | 鉄道紀行
いきなり私事ですが、上司が変わったとたんに役職者たちの人間関係が激変人間関係って改めて怖いことを実感今の自分の力じゃまだまだ出世は無理ですな

今日は、小浜からシマテツバスで海岸線に沿って島原鉄道の終着駅・加津佐を目指します小浜バスターミナルは、スーパーと直結していてちょっとした待ち時間で買い物ができるようになっていました思ったよりも結構多くの人がバスを待っています

バスが遅れること10分程度で到着。どうしても一般道だと道路工事や道路事情によって時間にズレが生じますそんな意味でも、地元の方に廃線後も影響が出てしまうかどうか心配なところですさて、バスは海岸線を通るとあって風光明媚な景色が続きます3年前は、逆方向でのバス乗車だったので、また一味景色が違って見えるものです

やがてバスは加津佐駅前に15分程度延着で到着します。ギリギリの時刻設定にしていたら乗り過ごすところでした意外にこのバスは乗客が多く15人程度は乗っていたでしょうか

予想通り平日でしたが、加津佐駅周辺は電車に別れを告げようと多くの人が集まっていましたが意外にも地元の方の姿が多く見られました普段は、自家用車などを利用している人も最後だからとあえて電車を選んだようでした案の定1両編成ということもありボックス席は相席でした。カメラを持った鉄さんは、4~5人ぐらい。あとは、記念乗車の地元の方が多かったようです管理人の相席の方は旅行会社勤務の企画関係のことをしている方のようでした

さて、駅では臨時の売り場でDVDの販売も行っていましたが、買わずに電車は出発素晴らしい景観を目に焼き付けようとただただ景色を眺めていました途中の海と至近距離の場所では、電車の速度を落としてくれるような粋な計らいもありました東大屋駅付近が一番景色良かったかなー。私鉄だからあんまり人口が極端に希薄な地帯は通っていないので、もう少し県とか地元の市町村が協力してくれれば存続できたかもしれません少なからず新幹線建設が、影響してそこまで資金が回らなかったのでしょうね・・・

さて、隣のボックス席で興味深い話を盗み聞きではありましたが、聞くことができました地元の方と見られるお爺さんが、観光に来ていたと見られるおばさん3人組に雲仙普賢岳噴火の時の様子を生々しく語っていました大噴火の当時の様子や復興に至るまでの話なかなかためになりましたこんな話が聞けるのも鉄道があるからこそ改めてなくなってしまったのは、残念でなりません今でこそ普通に家は立ち並んでいますが、大部分は、噴火後に建て直されたものらしいです。また田畑もほとんどめちゃくちゃだったため、整地されたので道路や畑は全て最近のものでそのせいでほとんどが直線的な景色となっていますふたたび車窓から見えた平成新山を背に当時の凄まじかった状況が忍ばれます

そんな話をしてくれたお爺さんも島原外港駅から船に乗るらしく下車していきました島原外港駅から徐々に乗客は減っていきました最終的には島原駅を出るころにはボックスシートを独占できるようになっていました皮肉なことに廃線区間以外は興味ないのでしょうか複雑な心境になりながらも乗車を続けます

次回は、諫早駅に到着します






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