今日から待望!?の新企画です。
F1C級チームファンにはたまらない
名付けて予備予選グランプリ!! 1989年のF1予備予選の模様を振り返っていきます。
華やかな本戦の陰に隠れて金曜日の早朝1時間にひっそりと行われていた予備予選にスポットライトを当てた企画です。
なお、予備予選上位6台にポイントを加算。年間の予備予選のチャンピオンも決します!!
※1989年当時のポイント算出を再現し、1位=10P 2位=6P 3位=4P 4位=3P 5位=2P 6位=1P
とします。
実況の古館伊知郎太がお届けします!
まさに、1989年予備予選戦国時代の幕開けか!
この年よりコスワース社V8とジャッド社V8エンジンが市販されたことにより
し烈を極めた予備予選の世界!9チーム13人による激戦が繰り広げられたのであります!
おーっとしかしAGSチームのフィリップ・ストレイフがテスト中の大ケガのアクシデント発生!
今回は、上位5人が予選への出場権を得ることになりましたぁ~~!!
【第1戦 ブラジルGPリザルト】
順位 No ドライバー 車 タイム 差 トップとの差 率
1 7 M.ブランドル ブラバム・ジャッド 1:27.764 100.0%
2 8 S.モデナ ブラバム・ジャッド 1:28.147 +0.383 +0.383 100.4%
3 33 G.フォイテク ユーロブルン・ジャッド 1:29.604 +1.457 +1.840 102.1%
4 17 N.ラリーニ オゼッラ・フォード 1:29.679 +0.075 +1.915 102.2%
5 34 B.シュナイダー ザクスピード・ヤマハ 1:30.417 +0.738 +2.653 103.0%
ーーーーーーーーーーーー予備予選落ちーーーーーーーーーーーーーーー
6 21 A.カフィ ダラーラ・フォード 1:30.747 +0.330 +2.983 103.4%
7 18 P.ギンザーニ オゼッラ・フォード 1:31.150 +0.403 +3.386 103.9%
8 39 V.バイドラー リアル・フォード 1:31.964 +0.814 +4.200 104.8%
9 32 P.H.ラファネル コローニ・フォード 1:32.019 +0.055 +4.255 104.8%
10 41 J.ヴィンケルホック AGS・フォード 1:32.982 +0.963 +5.218 105.9%
11 35 鈴木亜久里 ザクスピード・ヤマハ 1:33.079 +0.097 +5.315 106.1%
12 36 S.ヨハンソン オニクス・フォード 1:35.232 +2.153 +7.468 108.5%
13 37 B.ガショー オニクス・フォード 1:37.932 +2.700 +10.168 111.6%
新規参戦組オニクスのヨハンソン、ガショーはまだまだテスト不足で大きく遅れをとりました!
そして、期待の「ネオジャパネスク」鈴木亜久里はチームメイトが滑り込みで予選通過しましたが3秒遅れで予選落ち
であります!
コローニ、リアル孤軍奮闘のバイドラー、ラファネルも残念!
予備予選1位は、堅実な走りがウリの「F1公務員」M・ブランドル!
2位はモデナとブラバム勢が格の違いを見せ1-2フィニッシュ。
ユーロブルンのフォイテクが健闘し3位となりました。
コンストラクターズランキング
1位 ブラバム・ジャッド 16P
2位 ユーロブルン・ジャッド 4P
3位 オゼッラ・フォード 3P
4位 ザクスピード・ヤマハ 2P
5位 ダラーラ・フォード 1P
しかし、まだ戦いは始まったばかりブラバム勢の勢いは続くのか?
ブラバム勢は本予選でも13位、14位と好位置につけましたが残念ながらリタイア。
本戦ではオゼッラのラリーニがグリッド位置違反でグダグダの失格など初戦から見せてくれました!
では、第2戦までごきげんよう!!