倍賞千恵子/山のけむり
山の煙のほのぼのと
たゆとう森よ あの道よ
幾年消えて流れゆく
想い出の ああ 夢のひとすじ
遠くしずかにゆれている
たゆとう森よ あの道よ
幾年消えて流れゆく
想い出の ああ 夢のひとすじ
遠くしずかにゆれている
谷の真清水汲み合うて
ほほえみ交し摘んだ花
山鳩の声聴きながら
行きずりの ああ 君とともに
下りた峠のはろけさよ
ほほえみ交し摘んだ花
山鳩の声聴きながら
行きずりの ああ 君とともに
下りた峠のはろけさよ
山の煙のたそがれに
別れた人のうしろ影
あとふりかえり 手を振れば
うすれゆく ああ 淡い夕日が
染めた茜のなつかしく
別れた人のうしろ影
あとふりかえり 手を振れば
うすれゆく ああ 淡い夕日が
染めた茜のなつかしく
昭和27年、NHKのラジオ歌謡として発表され、長い間愛唱されてきました。
八洲秀章氏の傑作の1つで、マスターはこの前奏が特に好きです。
大学1年の夏、いっしょに美ヶ原に登った合宿旅館のお嬢さん(当時6歳)、今、どうされてるでしょう。
もしかしたら、お孫さんとあそんでいるかな?
「世界の天井が抜けたかと思う」と表現されるほど、広大な草原が広がる美ヶ原。
日本百名山のひとつでありながら、標高差が少なく整備された道を歩けることもあり、登山と言うよりハイキングかも。