さよならの走り書き

2024-07-09 05:22:01 | 由紀さおり
由紀さおり



一枚の便箋に
さよならの走り書き
悲しくて読みやすい
あのひとの文字の癖
小鳥の世話も 
花びんの水も
今日から先は 
私の仕事
いつでもそこに 服かけた
柱のくぎを 見つめて泣いた
別れはこんなものと
理屈では分かるけど
こみあげる淋しさは
どうすればいいのやら

ライターで火をつけた
さよならの走り書き
灰皿で燃えている
あのひとの愛や夢
枕もひとつ 毛布もひとつ
添い寝の味を 忘れましょうね
小びんの底の 残り酒
コップに空けて 寝酒にするわ
別れはこんなものと
理屈では分かるけど
つきまとう想い出を
どう消せばいいのやら




「走り書き」は、本格的な文章や仕上げた書き物ではなく、アイデアやメモを素早く書き留めるための手段として使用されます。

例えば、会議中に思いついたアイデアを発言する前に走り書きして整理したり、旅行中に見かけた景色や感動したことをメモするために

走り書きを行ったりすることがあります。

走り書きは、その名の通り急いで書くため、一時的なメモやアイデアをとる際に非常に役立つ表現方法となっています。

「走り書き」という言葉は、古くから日本に存在していましたが、その由来は明確ではありません。

一説によると、急いで書く様子から「走り書き」の表現が生まれたと言われています。

また、練習や下書きの際に手を素早く動かすため、書く動作を「走る」と表現することもあるため、それが語源となったとも考えられています。

いずれにしても、走り書きは手短で素早い表現方法であり、日本独特の書き方として親しまれているようです。




















































































































































































































































































































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