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太陽はひとりぼっち

2025-07-20 03:59:07 | 懐かしの映画音楽
オリジナル・サウンドトラック


Colletto Tempia




ヴィットリア(モニカ・ヴィッティ)は、婚約者リカルド(フランシスコ・ラバル)との長い話し合いの末に別れを切り出す。

リカルドは引き留めようとするが彼女の意志は固く、早朝にひとり家を出て行った。

ヴィットリアは証券取引所にいる母を訪ねるが、母は彼女の話に聞く耳を持たず相場の変動に夢中だった。

そして取引が終わった後で、彼女は母に何も告げる事も出来ずに、そのまま女友達アニタのマンションに転がり込む。

そこからアニタの友人マルタのマンションへ向かい一晩を過ごしたが、アニタのマンションへ帰るとリカルドが窓の外でうろついていた。

翌日、アニタの夫が操縦する飛行機に乗せてもらい、ローマの上空をフライトする中でも彼女の心は晴れなかった。

そして再び証券取引所に訪れたヴィットリアだったが、株価が急落したパニック状態の中で、彼女の母も1000万リラの損失を出し失意に暮れていた。

ヴィットリアは暫くその様子を窺っていたところ、仲買人のピエロ(アラン・ドロン)という青年に声を掛けられ、コーヒーを飲んだ後、

共に彼女の母が住む実家のアパートへと向かう。

後から帰ってきた母はしかめっ面でピエロに八つ当たりをするが、すでに打つ手立てはなかった。有能な仲買人であるピエロも仕事でミスを犯し、

会社も大きな損失を出し負債の処理に追われていた。

その夜、ピエロは思い立ったようにヴィットリアが泊まっているアニタのマンションを訪れるが、テラス越しに彼女と話している隙に、通りがかりの

酔っぱらったスペイン人に車を盗まれてしまう。

翌日に車を盗んだ犯人が車と共に川から引き上げられ、犯人は水死し車は大破していた。

しかしその事件が無かったかのように、ピエロとヴィットリアはそのまま楽しそうに近所を歩き回った。

翌日も二人は会い、ピエロの生家で愛し合う。

そして互いの不確かな愛に不安を感じながらも、再び会う約束をして互いの居場所に戻る二人。

近代化されて行く虚ろな街の風景で、バスから降りてくる男の手に世界中に核が広がって行く記事が映し出される。

やがて街は不安な夜を照らし出すように街頭が灯り始め、一日を終えて再びバスを降りた人たちが無機質な街へと帰って行く・・・





内閣支持20.8%、発足後最低 不支持55.0%―時事世論調査

時事通信が11~14日に実施した7月の世論調査によると、石破内閣の支持率は前月比6.2ポイント減の20.8%で、昨年10月の発足以降の最低を更新した。不支持率は同6.6ポイント増の55.0%に上り、発足後最も高かった。(時事通信 )


ひとりぼっちの石破総理、それでも自分は「太陽」だと思っているから不思議です。(大笑)

いやぁ、確かに20%の方々には支持されているわけですから、それはそれで立派なのかも知れませんね。(笑)

まぁ、他国と違い、日本は全体化された宗教を持たない国ですからこう言う現実もやむを得ないのでしょう。

「困った時の神頼み」、つまり普段は信じるべきものを持たなくても生きていける珍しい「ひとりぼっち」の国ニッポン。(笑)

「何を馬鹿なことを言ってるんだ。アメリカからも西欧諸国から信用されてるんだぞ、ニッポンは」

そう思われている方が多いのでしょうが、実は「ひとりぼっち」なんですよニッポンは

各国が期待しているのは「消費国としての日本」だけ、60%を他国に依存している珍しい大国ですからね。(笑)




























































































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ロシアより愛をこめて

2025-06-26 03:58:16 | 懐かしの映画音楽
Opening Title Sequence



Matt Monro  




1. From Russia with love I fly to you,
Much wiser since my goodbye to you.
I've travelled the world to learn,
I must return from Russia with love.

2. I've seen places, faces and smiled for a moment,
But oh, you haunted me so.
Still my tongue tied young pride,
Would not let my love for you show
In case you'd say no.

3. To Russia I flew but there and then,
I suddenly knew you'd care again.
My running around is through,
I fly to you from Russia with love.

My running around is through
I fly to you from Russia with love




英国情報部に、ソ連情報部のタチアナという女性が亡命を希望してきた。

彼女は手土産に、最新式の暗号機を持ち出すという。

そして、彼女自身の希望で、ジェームズ・ボンドが派遣されることになった。

国際的犯罪組織スペクターが仕組んだ、英ソ間を巻き込む陰謀との闘いを描く。

オリエント急行で繰り広げられる、R・ショウ演じるロシアの殺し屋との戦いや、ヘリやボートを駆使した機動的なアクション・シーン、

ボンドガール歴代No.1の呼び声も高いD・ビアンキの魅力などなど、エンタテインメントの要素がフルにつまった、これぞ007の代表的傑作で・し・た。







































































































































































































































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シャレード

2025-04-12 06:00:31 | 懐かしの映画音楽
シャレード / ヘンリー・マンシーニ


シャレード /  アンディ・ウィリアムス   






「シャレード」(Charade)は、1963年のアメリカ映画です。

ユニバーサル・ピクチャーズ制作のロマンティック・サスペンス映画でした。

主演はケーリー・グラントとオードリー・ヘプバーン。

日本でも大ヒットし、1963年度1964年度の2年連続で洋画の配給収入のそれぞれ第7位と第5位に入っています。

ジバンシィが提供したヘプバーンの衣装が話題になりました。

スキー場からパリの自宅へ戻ってきたレジーナ(ヘプバーン)を待っていたのは、離婚予定だった夫の死。

葬儀の会場には見知らぬ三人の男が現れ、大使館では情報局長(マッソー)から、戦時中に夫が軍資金25万ドルを横領していた事を聞かされる。

五里霧中のレジーナはスキー場で知り合ったピーター(グラント)に助けを求めるが、彼もまた三人組の仲間だった・・・。

題名の「Charade」はなぞなぞを意味します。

フランス語では、謎解き、謎言葉という意味になるとか。






























































































































 

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シェルブールの雨傘

2024-12-05 07:05:45 | 懐かしの映画音楽
岩崎宏美


いつの日にも あなただけ

待ち続けて 生きてゆく

ただ二人が めぐり逢い
  
 いだき合う ときまで・・・






シェルブールの街に住むギイとジュヌヴィエーブは仲睦まじい恋人同士。互いに将来を約束し合った仲だ。

でも、ジュヌヴィエーブの母は、低賃金労働者のギイのことを快く思っていない。

「きっともっといい人が現れるわよ」と言って結婚に同意しない。

そんな頃、ギイの元に召集令状が届けられる。

戦地へ送られたら帰ってこれる保証はない。

「あなたのことをずっと待ってるわ」、「生きてる限りきみのことを愛し続ける」。最後の夜を共に過ごした二人は、再会を誓い合い、

哀しい別れを迎えるのであった・・・

一人シェルブールに残されたジュヌヴィエーブ。

ギイからの手紙が届かなくなって、彼女は不安に囚われ始める。

「何かあったのかも知れないわ!」と心配するジュヌヴィエーブの様子を見て、これ幸いにとばかりに「あなたのことなんて忘れたのよ!」と追い打ちをかける。

思わず卒倒してしまうジュヌヴィエーブ!

ジュヌヴィエーブの体は変調をきたしていた。

そう、彼女は妊娠していたのだ! 父無し子を生ませるわけにはいかないと慌てたジュヌヴィエーブの母は、ジュヌヴィエーブに好意を寄せていた

宝石商カサールとの縁談を進めようとする。

カサールの純粋な思いを知ったジュヌヴィエーブの心は大きく揺れるのだが・・・


シェルブールの雨傘 ・・・

ジャック・ドゥミが脚本・監督した1964年のフランス・西ドイツ合作の恋愛映画でした。

ミシェル・ルグランが音楽を担当したミュージカル映画です。

第17回カンヌ国際映画祭でグランプリを受賞しています。



































































































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サンライト・ツイスト

2024-05-02 01:04:48 | 懐かしの映画音楽
ジャンニ・モランディ

マミー&オールディーズ・ファミリーバンド

 


まわれ まわれ かわいいゴーカート
走れ走れ あたしのゴーカート
アクセル踏んで さあ行こう
スピード出して ゴー・ゴーカート
ゴーカート ツイスト ツイスト ゴーカート
ツイスト ゴーカート ツイスト&ツイスト ゴーカート
 
かけるなよブレーキを
止まらず走れ ゴー・ゴーカート
さあ踊ろうよ ツイスト ゴーカート
ツイスト ゴーカート ツイスト&ツイスト ゴーカート
 
くさくさするときは 唄って踊ろうよ
そうすりゃ気も晴れる 若いんだもん
アクセル踏んで さあ行こう
スピード出して ゴー・ゴーカート
ゴーカート ツイスト ツイスト ゴーカート
ツイスト ゴーカート ツイスト&ツイスト ゴーカート
 
まわれ まわれ かわいいゴーカート
走れ走れ あたしのゴーカート
 
くさくさするときは 唄って踊ろうよ
そうすりゃ気も晴れる 若いんだもん
アクセル踏んで さあ行こう
スピード出して ゴー・ゴーカート
ゴーカート ツイスト ツイスト ゴーカート
ツイスト ゴーカート ツイスト&ツイスト ゴーカート
 
まわれ まわれ かわいいゴーカート
走れ走れ あたしのゴーカート
ゴー・ゴーカート ツイスト ゴーカート
ツイスト ゴーカート ゴーゴーゴー





サンライト・ツイスト、・・・

当時17歳だった カトリーヌ・スパーク ( Catherine Spaak ) が主演し、日本では1963年に公開された映画「 太陽の下の18才 」の挿入歌です。

作曲はマカロニウェスタンでお馴染み、エンニオ・モリコーネ。

一度聴いたら忘れられない、ノリノリの粋な4ビート。

当時のツッパリ連中が、街角でこの曲に合わせツイストを踊っていましたっけ。

ジャンニ・モランディがこの歌を歌ったのは18歳。

彼自身も正に「太陽の下の18才」そのものであったわけですね。

モランディの歌声は若者に相応しく乾いていて、シャウト気味な声で心地よいです。

この歌が流行った時分は、多くのライブハウスで演奏されていたものですが、最近はトンと聞く事が少なくなったのが残念。


















































































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パピヨン

2023-10-23 16:52:18 | 懐かしの映画音楽
Papillon - Waltz


Papillon- Ending





作家アンリ・シャリエールの壮絶な実体験を基にした、終身刑囚“パピヨン”の13年間に及ぶ、命をかけた脱獄劇。

この世界的なベストセラー自伝小説は「猿の惑星」などの名匠フランクリン・J・シャフナー監督とハリウッドの異端児と呼ばれた脚本家ダルトン・トランボの

タッグにより、1973年に映画化・公開されました。


自由を求め何度も脱獄を試みる“パピヨン”。

スティーブ・マックイーンの鬼気迫る熱演と、ダスティン・ホフマン演じる偽札作りの天才・ドガとの熱い友情は、多くの人々の共感と感動を呼び大ヒットを記録。

ジェリー・ゴールドスミスのテーマ曲「パピヨンのテーマ」は、アカデミー作曲賞にもノミネートされました。

原作者シリエールは、190 6年11月16日フランス中部教師の息子として生まれ、11歳のときに母が死にグ レはじめます。

17歳の時にケンカで同級生を殺しかけ感化院送りになりかけるのですが、感化院 送りを逃れるために軍隊に入り、

そこでも上官に反抗してコニシカに送られ懲冶部隊で 働かされます。

1927年、わざとケガをして苦役を逃れるのですが、この時期からシリエールは悪の世界へ入りはじめます。

そして1931年に殺人の汚名をきせられ投獄。

1944年、10回目の脱出に成功してベネゼエラに逃れて国籍を得て自由 の身になり、その後、レストランの経営者になりました。

それから25年後の1969年、一不良少女の自伝 を見て、自分の体験を小説に。

この小説が爆発的ブーム、国民的英雄となり1970年フランス政府から特赦をうけ故国の土を踏むのですが、1973年7月29日 に喉頭ガンで

スペインにて亡くなってしまいます。



















































































































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禁じられた恋の島

2023-09-15 09:15:44 | 懐かしの映画音楽
Carlo Rustichelli




ナポリ湾に浮かぶ小島で暮らす少年アルトゥーロは16才、母親はいない。

尊敬する父親ウィレムは留守がちで、たまに帰ってきても、またすぐに出て行ってしまう。

どこへ行っているのかはわからないが、きっと広い世界で冒険をしているのだろう、とアルトゥーロは考えている。

そんなある日、ウィレムが若く美しい新妻ヌンツィアータを連れて小島に戻ってくる。

まもなくウィレムは島を出て行き、義母と2人だけの生活が始まる。

ヌンツィアータは妊娠している。

にもかかわらず、ウィレムはなかなか帰ってこない。

アルトゥーロとヌンツィアータの関係はどこかぎこちない。

しかし、ヌンツィアータが無事出産した時、少年は自分の心の中でくすぶっていた感情が何なのか、はっきりと知る。彼はヌンツィアータを熱烈に愛しはじめる。

それに対し、あくまでも義母として振る舞おうとするヌンツィアータ。だが、彼女もまたアルトゥーロのことを異性として意識するようになる。.

「禁じられた恋の島」は1962年のイタリア映画です。

日本で公開されたのは1963年、国内でソフト化されたことはありません。

そのため、多くの人は「音楽だけが有名な映画」という認識で止まっていることだと思います。

サントラを手がけたのはカルロ・ルスティケッリ、ピエトロ・ジェルミ監督の「鉄道員」「わらの男」「刑事」、ルイジ・コメンチーニ監督の

「ブーベの恋人」なども書いたイタリア映画音楽界きってのメロディーメーカーです。

このメロディーは日本でもヒット、歌詞をつけたものを園まりさんが歌っていました。



園まり 















































































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禁じられた遊び 

2023-07-27 00:37:11 | 懐かしの映画音楽
Jeux interdits



安らかに眠って下さい
過ちは繰返しませぬから


広島の原爆死没者慰霊碑に刻まれているこの碑文については、主語が誰なのかわからない、原爆投下は日本の責任ではなく過ちを反省するというはのは

おかしいのではないか、などの論争が過ってはありました。

しかし、1945年(昭和20年)8月6日の原爆投下により、約14万人が広島で死んだという事実を前にして、この論争は、あまりにむなしいと思うのは、

マスターだけでしょうか。

結局、碑文のことについては、すべての人びとが、原爆犠牲者の冥福を祈り、戦争という過ちを再び繰り返さないことを誓う言葉であるという説明文を

添え書きすることで、決着をみましたが、それにしても、本質を見誤った、なにか情けない話ではと思います。

アメリカでは、原爆を投下したのは、戦争の早期終結に必要であったためで、それがなければ、より多くのアメリカの若き兵士たちが殺され、

また日本の若者たちも玉砕で命を落とすことになっていたから、原爆投下は、結果として、多くのいのちを救った、などとの主張がなされているようです。

もっとも、日本でも、あの戦争は、欧米列強の帝国主義的侵略からアジアを守るために、民族自決に基づく大東亜共栄圏を作ろうとしたものであり、

韓国併合は正しかったし、南京大虐殺というのもなく、侵略戦争ではなく、自衛のための聖戦であったなどの論調がいまなお根強く残っています。

立場が違えば、考え方も違い、ものの見方も、価値観も異なるのは、否定はしません。

でも、人と人とが殺しあい、多くの罪なき人々の命を奪ってしまうのが戦争であり、悲惨であることの事実の重みは、共通の認識であってほしいと思います。

全知全能の神ならぬ人であればこそ、思い違い、考え違い、間違いというものはあります。

仏の境涯に至らない人であればこそ、地獄、餓鬼、畜生の三悪道のこころで、修羅のごとくの争いをしてしまうことも、やむを得ないのかもしれません。

人であればこその過ち・・・。

だからこそ、また許されもするのです。

もっとも、そのためには、過ちに気がついたなら、それを反省悔悟して、こころから謝罪し、真摯に贖罪して、償うことが必要になります。

しかし、過ちを認めようとせずに、自己保身、自己弁護にはしり、責任から逃れるために、さらに過ちを重ねては、過ちを増幅し、繰り返すだけになります。

第二次世界大戦のあとでも、朝鮮戦争、ベトナム戦争、中東戦争、アフガン内戦、イラン・イラク戦争、湾岸戦争と、戦争の惨禍は、結局のところ、

とどまるところをしりませんでした。

昭和20年代生まれの団塊の世代は、戦後の反戦、不戦の誓いの中で育って、まさに戦後の経済復興期の中で文字どおり「戦争を知らない子供たち」
として

育ちました。

あとに続く、マスターのような昭和30年代生まれは、経済白書が言うところの「もはや戦後ではない」世代で、兄姉世代である団塊の世代の学園紛争や

反戦運動の挫折と転向を目の当たりにして、無気力・無関心・無責任の三無主義世代と呼ばれました。

そして、その後の昭和40年代生まれは、「高度経済成長」の時代に育って、もはや理解不能の新人類として、扱われました。

しかし、いずれにしろ、この間、我が国は戦争の当事国にならなかった平和な時代にあり、戦争によって青春を奪われることがなかった世代、

といえるかもしれません。

だからこそ、あの頃へ帰りたい・・・、生まれ来る子供たちが、平和な時代を、そんな風に懐かしむことがないようにしないといけません。

平和な時代を次代に引き継ぐことができるように。

大阪府堺市に生まれた与謝野晶子は、日露戦争(明治37年(1904年)~明治37年(1905年)で激戦地の中国旅順にいる弟のことを嘆き、詩を詠みました。

     ああおとうとよ 君を泣く
     君死にたもうことなかれ
     末に生まれし君なれば
     親のなさけはまさりしも
     親は刃をにぎらせて
     人を殺せとおしえしや
     人を殺して死ねよとて
     二十四までをそだてしや
                 (中略)
     君死にたもうことなかれ
     すめらみことは 戦いに
     おおみずからは出でまさね
     かたみに人の血を流し
     獣の道に死ねよとは
     死ぬるを人のほまれとは
     大みこころの深ければ
     もとよりいかで思されん
                 (後略)
            『君死にたまふことなかれ』 与謝野晶子

この歌が、もし日露戦争ではなく、狂気の軍国主義の第二次世界大戦中に詠まれた歌ならば、おそらく与謝野晶子は、ただちに投獄され、

獄死も免れなかったかもしれません。

それにしても、当時における安易に天皇制を支持して、愛国心を鼓舞するような風潮に対して、この詩は勇気ある素直な抵抗、反戦歌だったといえます。

いま、わたしたちは、こんな風に、生まれ来る子供たちに、語れるものをなにか持っているでしょうか。

     戦争は人の心の中に
     起きるものであるから
     人の心の中に平和の砦を
     築かなければいけない

これは、第二次世界大戦が終結した年、1945年(昭和20年)11月に作成された、国際連合教育科学文化機関ユネスコの憲章前文です。 

神仏に祈りをささげるのもいいのですが、まずは、人の心の中に、二度とそのような戦没者を出さないように、平和の砦を築くための努力をすべきでしょう。

God helps those who help themselves (天は自ら助くるものを助く)といいますから、そんな地道な努力を続けるようにすることにより、願いが叶うはずです。

しかし、一方で、国家が、特定の宗教団体や宗教施設に、戦没者を軍神として祀り、国家権力者が公的に参拝することを定着させようとする動きがあります。

戦没者追悼の美名に隠れて、かっての政教一致の時代に戻そうとする危険な動きだと思います。

戦没者は、国家のために、国家という組織や体制を守るために、死んだのではありません。

愛するものを守ることが、国を守ることだと信じこまされて、戦地に果てたのです。

国家は、国家のためではなく、国民のためにある。

それを忘れた国家なんて・・・・・・
 































































































































































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Plein Soleil (太陽がいっぱい)

2023-07-26 01:35:53 | 懐かしの映画音楽
太陽がいっぱい  クロード・ロベール Plein Soleil Claude Robert




驕る平家は久しからず、・・・これは平家物語の冒頭の「驕れる人も久しからず」から 、自分の地位などを頼みとして勝手な振る舞いをするものは遠からず

衰え滅ぶということです。

憲法に書いていない部分を都合よく解釈し、立憲主義を否定しても、自分の我を通す現政権はまさに「驕る平家」、・・・言い分はあるにしても、

侵してはいけない領域を侵すという行為は長続きはしないでしょう。

ところで次の文章は、これも我が国の著名な小説家の代表作のひとつ、今度は冒頭ではなく、ラストの部分を引用してみました。(笑)

「君よ!今は東京の冬も過ぎて、梅が咲き椿が咲くようになった。太陽の生み出す慈愛の光を、地面は胸を張り広げて吸い込んでいる。春が来るのだ。
 
君よ、春が来るのだ。冬の後には春が来るのだ。君の上にも確かに、正しく、力強く、永久の春がほほえめよかし‥‥僕はただそう心から祈る。」

すぐに分かった方は相当な文学通の方か、あるいはマスターのように、文学史のお勉強として、タイトルと作者を覚えて、あらすじを読んで、最初と最後の

名文だけを読んで、読んだ気になってる方かのいずれかでしょう。(笑)

正解は、有島武郎の「生まれいずる悩み」という小説です。

有島武郎は、ほかに「或る女」、「カインの末裔」、「惜みなく愛は奪ふ」などがあります。

「人間失格」の書き出しと、「生まれいずる悩み」のラストとを比べてみると、「冬の後には春が来る」と「冬来たりなば春遠からじ」を彷彿させるような

有島武郎が、なんと前向きな、ポジティブな、プラス志向の作家であると思われるかもしれません。

しかし、事実は残酷なもので、有島武郎という作家も、1923年(大正12年)、享年45歳で、人妻と軽井沢の別荘で縊死自殺をしています。

有島武郎も、薩摩藩郷士で大蔵官僚である父をもち、学習院中等科を卒業、札幌農学校に進学し、ハーバード大学等へ留学後、東北帝国大学農科大学で

教鞭をとりながら、同人雑誌「白樺」に参加、武者小路実篤、志賀直哉などとも親交がありました。

作家としても恵まれた境遇にあったといえますが、宗教や思想への懐疑、父親や妻の死、そして創作活動の行き詰まりなど、やはり人知れずの悩みが

あったのかもしれません。

有島武郎にしても、太宰治にしても、あるいは、芥川龍之介、金子みすゞ、原民喜、火野葦平、三島由紀夫、川端康成など、素晴らしい文学作品を書き上げ、

人々に感銘を与えたにも関わらず、多くの作家が自殺しています。

作家に限らず、他の分野で功成り名を遂げた人でも、大きな組織で位人臣を極めた人でも、衆生済度を説く高名な僧侶であっても、自殺する人は自殺しています。

もちろん、マスターは、貴賤貧富を問わず、老若男女を問わず、いかなる理由や原因があるにしても、自殺自死することを肯定しません。

突然の病に倒れたために、そして予期せぬ不慮の事故のために、天寿を全うできずに、生きたくても生きることができずに、無念に亡くなった方々を

多く見送ってきました。

だからこそ、いのちある限りは、生まれてきたことを悔い、生きていくことに悩むことがあっても、それは人間として老若男女を問わず、どんな境遇でも

起こりうるべきことであって、そのために自らのいのちを絶つようなことはすべきではありません。

「山より大きな猪はでない」、どんなに大きな猪でも住んでいる山より大きな恐ろしい猪は出ない、この世で起きたものはこの世で解決できないものはありません。

「明けない夜はない」、陽が沈んで真っ暗闇が続いても、いつかはまた陽が昇る、いつまでも漆黒の闇が続くわけがない、いつしか夜が明けていくものです。

「止まない雨はない」、どんなに激しく、長く続く雨であっても、雨はやがて小降りとなり、やがて雨は止んで、晴れ間に虹がのぞくこともあるでしょう。

言い古された言葉、気休めの言葉、だと思われるかも知れません。

でも、そう思っても、やはり、これが真理、これが真実です。

そう言い聞かせて、そして、どんなことをしても、生きていくべきだと思うのです。

例え、今が「平家」の時代であったしても。























































































































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悲しみは星影と共に

2023-01-12 04:30:03 | 懐かしの映画音楽
「悲しみは星影と共に Andremo in Citta」サウンドトラック Soundtrack




大戦下のユーゴスラビアを舞台に、激動の時代に青春を謳歌した少女の姿を描くドラマ。


ドイツ占領下のユーゴ。

パルチザンに恋した一人の少女が、ドイツ軍の目をくぐって恋人と密会を重ねる。

彼女には盲目の弟がいるが、恋人と会うときは柵に縛り付けたりする。

ある日、戦争で死んだと思った父が帰還して喜ぶが、負傷した娘の恋人をかばって死んでしまう。

そして、彼女は捕らえられ、収容所に送られるのだった。



芸術の国イタリアでは、人生とは何かを描いたような悲劇的な結末の映画が多数存在し「自転車泥棒」「ライフイズビューティフル」「ひまわり」などは映画史に残る傑作と呼ばれています。

そんなイタリア生まれの悲劇は、これまでの発掘良品でも多数紹介されております。

本作は、そんなイタリアの悲劇的映画の中でも出色の出来の隠れた名作ではないかと思いますが・・・。






































































































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死ぬほど愛して

2022-12-28 01:12:32 | 懐かしの映画音楽
アリダ・ケッリ Alide Chelli



.
Amore, amore, amore, amore mio,
'n braccio a te me scordo ogni dolore.
Voglio resta' co' te sinno' me moro,
voglio resta' co' te sinno' me moro.
Voglio resta' co' te sinno' me moro.

Nun piagne amore, nun piagne amore mio,
nun piagne e statte zitto su sto cuore.
Ma si te fa soffrì, dimmelo pure
quello che m'hai da di', dimmelo pure.
Quello che m'hai da di', dimmelo pure.

Te penso amore, te penso amore mio,
sei partito e m'hai lasciata sola.
Ma tu non sai che sento nel core mio,
ce penso s'e' nel tuo che me consola.
 Ce penso s'e' nel tuo che me consola.





1959年公開のイタリア映画『刑事』(Un maledetto imbroglio)の主題歌。

映画はピエトロ・ジェルミ監督作品で、監督自身が警視役で出演しています。出演はほかに、クラウディア・カルディナーレやフランコ・ファブリッツィなど。

クラウディア・カルディナーレは、ブリジッド・バルドーのBB(ベベ)やマリリン・モンローのMMに対して、CCと呼ばれた、1960年代を代表するセクシー女優の1人でしたが、この映画では女中という地味な役を演じています。

終幕近く、人を殺した恋人のディオメデが連行される車を追いかけるアッスンティーナ(CC)が、哀れで切なかったですね。

作曲のルスティケッリは、1949年公開の『無法者の掟』を皮切りに、ピエトロ・ジェルミ監督と多くの仕事をしています。

1956年の『鉄道員』、1958年の『わらの男』、1959年の『刑事』、1962年の『イタリア式離婚狂想曲』、1963年の『誘惑されて棄てられて』、1972年の『アルフレード アルフレード』など。

とくに『鉄道員』と『死ぬほど愛して』は、世界的な大ヒットとなりました。

『死ぬほど愛して』は、「アモーレ、アモーレ……」と繰り返す印象的なメロディを鮮烈に記憶している人も多いのではないでしょうか。

歌ったアリダ・ケッリはルスティケッリの娘。

ジェルミ監督作品以外では、ルイジ・コメンチーニ監督『ブーベの恋人』のテーマも大ヒットしました。

































































































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鉄道員

2022-12-27 17:17:07 | 懐かしの映画音楽
 ニニ・ロッソ 


Carlo Rustichelli






鉄道機関士アンドレアは、幼い末っ子サンドロの誇りだった。だが、長男マルチェロや長女ジュリアからは、その厳格な性格が嫌われていた。

ある日、アンドレアの運転する列車に若者が投身自殺をする。しかもアンドレアは、そのショックにより赤信号を見すごし、列車の衝突事故を起こしかけ、左遷されてしまう。

アンドレアは、ストライキを計画中だった労働組合に不満を訴えるが、とり上げられることはなく、酒に溺れ始める。

その頃、流産し夫婦仲が悪くなっていたジュリアの不倫が原因でマルチェロは父と口論となり二人とも家を出ていった。

職場ではストライキが決行されたが、アンドレアは機関車を運転し、スト破りをする。

アンドレアは友人達からも孤立し、家にも帰らぬようになる。

末っ子サンドロは酒場をめぐって父を探し出し、以前に父が友人たちとギターを弾いて歌った酒場に連れ出した。

旧友たちは再びアンドレアを温かく迎え入れてくれた。そして、家族との和解の兆しも見えた。

しかし、すでに彼の体は……

「越境者」「街は自衛する」のピエトロ・ジェルミ監督が、自から主人公としても出演して一九五六年に監督した、労働者の一家庭を描くネオ・リアリズム作品です。

アルフレード・ジャンネッティの原案にもとづき、ジェルミとジャンネッティ、ルチアーノ・ヴィンセンツォーニの三人がシナリオを書き、エンニオ・デ・コンチーニとカルロ・ミュッソがこれを修正加筆しました。

撮影は「越境者」のレオニダ・バルボーニ、音楽は同じく「越境者」のカルロ・ルスティケリでした。

































































































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ゴッドファーザー

2022-12-14 01:12:44 | 懐かしの映画音楽
André Rieu - The Godfather Main Title Theme (Live in Italy)




70年代屈指の娯楽映画の傑作「ゴッドファーザー」・・・

夏の陽射しが眩しいコルレオーネの屋敷、そこで行われている彼の娘コニーの結婚式からこの物語の幕は上がります。

華やかな音楽も届かない書斎では、ブラインドが降ろされ、その中でドン・ビトー・コルレオーネが友人たちの頼みごとを聞いていた。

彼は相手が貧しく微力であっても助けを求めてくれば、親身になってどんな問題でも解決してやっていた。

彼への報酬と言えば、ささやかな友情の証と、“ドン”あるいは“ゴッドファーザー”という尊称だけ。

そしていつなりとも彼の呼び出しに応じ、恩を返せばいい、これが彼らの世界であり、その掟であった。

そんなある日、麻薬を商売にしている危険な男ソロッツォが仕事の話を持ちかけてきた。

政界や警察に顔のきくコルレオーネのコネを必要とした判断からだった。

しかしドンはその話を丁重に断る。

彼はドンさえ殺せばこの取り引きは成功すると鋭く見てとり、その日以来機会を狙っていた。

そして早い冬の夕暮れ、一族の経営しているオリーブ・オイル社から出てきたドンは、街頭でソロッツォの手下に襲われた。

銃弾を何発もうけたが、強靱な彼は一命をとりとめる。

これは、ドンが築いてきた強大なコルレオーネ帝国とその支配力に対する初めての挑戦だった。

ソロッツォの背後にはタッタリア・ファミリーがあり、すでにニューヨークの他のファミリーも動きだした。こうして1947年の戦いは始まってゆく・・・。

この映画が製作されたのは70年代ですが、PARTIIと併せ、今に至ってもこれを越えるギャング映画はまだないかもです。


自衛隊施設の整備費、建設国債1・6兆円充当へ…防衛予算の方針を大転換

政府は、防衛力の抜本的強化に向け、自衛隊の施設整備費の一部に、建設国債を活用する方針を固めた。2027年度までに計約1・6兆円を充当する。税制措置では、法人税や復興特別所得税、たばこ税を充てる方向で調整を進めている。24年度からの段階的な増税を目指す。(読売新聞)

庶民にとっては、全く無駄な金。

まぁ、アメリカ政府からの要請でしょうが、何も言えない日本政府。

アメリカで「いらなくなった兵器」を言い値で買わされる訳ですが、こんな関係、そろそろ修復する時期ですよね。

亡くなられたとは言え、まだまだ阿倍さんの支配が続く・・・のでしょう。

1702年(元禄15年)今日(旧暦)、赤穂浪士(あこうろうし)47人が江戸・本所松坂町の吉良邸に討ち入りし、主君の仇討ちを成し遂げました。

吉良晋三を討ち果たす、 赤穂浪士はいないかしらん。(笑)




















































































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さすらいの口笛

2020-06-05 05:02:01 | 懐かしの映画音楽
(STEREO) A Fistful Of Dollars by Ennio Morricone



ある日、アメリカ=メキシコ国境にある小さな町サン・ミゲルに、流れ者のガンマン・ジョーが現れる。ジョーは酒場のおやじのシルバニトから、この街ではドン・ミゲル・ベニート・ロホスとジョン・バクスター保安官の2大勢力が常に縄張り争いをして、儲かるのは棺桶屋だけだと聞かされる。 ジョーは、早撃ちでバクスターの子分を殺して、ミゲルに100ドルで手下になる。ミゲルの息子でライフルの名手であるラモンが帰ってきて、バクスターと手打ちをしたことにより、ミゲルの手下を辞めて、シルバニトの宿に泊まることにする。 ジョーとシルバニトは、メキシコの軍隊の後を追って、国境沿いの川でアメリカの騎兵隊との取引現場で、ラモンとその一味が機関銃で全員を射殺、撃ち合ったように見せて、金を奪ったのを目撃する。 ジョーとシルバニトは、ラモンが機関銃で殺した兵隊の死体を墓に生きてるように置いて、バクスター側とラモン側とで銃撃戦をさせ、その間にラモンが軍隊から奪った金を探すのだが、その時に囚われてたラモンの愛人マリソルを救い出してしまう。 銃撃戦の最中に、バクスターの息子を人質に取ったラモンは、マリソルとの人質交換を行う。 その夜の宴会で、酔っ払ったふりをしたジョーは、マリソルの護衛を撃ち殺して、その夫と子供と共に逃がしてやるのだが、それがラモンにばれて、ジョーは酷く痛めつけられる。 命からがら逃げのびたジョーだが、ラモンはバクスターの仕業と思い、バクスターを襲い壊滅させる。 ラモンとミゲルは町を牛耳り、シルバニトを町の真ん中で痛めつけて、ジョーをおびき寄せる。左手が使えず、ライフルの名手であるラモンに対して、それでもジョーは敢然と立ち向かっていくのであった。


60年代中期の映画の傾向ははっきりしています。スパイものか、マカロニ・ウェスタンです。

もちろん、ほかにもさまざまな映画がありましたが、時代の傾向としては、このふたつしかないというほど、支配的なジャンルでした。

そして、この二者には共通点がありました。

そう、音楽がとても魅力的だったのですね。

そこで、この曲、・・・ご存知の方には説明の要がいっさいない曲です。

日本では「さすらいの口笛」という、いかにも日本らしいタイトルがつけられ、大ヒットしました。

ただ、誤解されている方もおられるかもなので、書き添えておきますが、この曲は『荒野の用心棒』のテーマ曲ではありません。

タイトルに流れている曲だから、テーマだと思ってしまうのは無理もないのですが、実はTheme from 'A Fistful of Dollars'という曲が別にあるのです。

まぁ、どうでもいいことですが・・・。(笑)
























































































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殺しの免許証

2020-03-04 05:24:01 | 懐かしの映画音楽
「殺しの免許証ライセンスLICENSED TO KILL」サウンドトラック、Soundtrack



1960年代にジェームス・ボンド=007が爆発的にブレイクした結果、「時代はスパイだべ! 柳の下にスパイがうじゃうじゃいるぜぇぇぇ!!!」・・・と、西も東もアジアもこぞって荒唐無稽なスパイ映画を大量生産。

マカロニウエスタン同様「やっちゃったね!」てな作品もザクザク量産型ザクられました。

そんな中、映画の出来自体は大した事無くても音楽と登場する銃で「なんちゃって007」の金字塔となったのが、この「殺しの免許証(ライセンス)」。

イギリス情報部の凄腕諜報部員チャールズ・バイン(トム・アダムス)は、プレイボーイで七三分けのスーツ野郎というあからさまな007病ですが、男性フェロモンとダンディさを誇るショーン・コネリーには程遠い地味な公務員顔で短足というお気の毒っぷり・・・

しかしながら愛用する銃はドイツが誇るストレンジな自動拳銃の逸品、モーゼルミリタリー。

これを「テレビで見た」という背中に吊るタイプのホルスターに入れ、森の中でトロトロした動きで仰向けになりながら、サイレンサー着けてハコ乗りしながら撃ちまくり大活躍。

そうです、主人公の希薄な存在感をキャラ立ちまくりのモーゼルが上回った故、その知名度が上昇した「主演:モーゼルミリタリー」な作品だったかも。(笑)

重力をどうにかする装置をつくった科学者夫妻を敵の手から守る使命を背負ったバインさん、サーフミュージックやベンチャーズっぽい、いかにも60年代なエレキギターのテーマ曲に乗り、ユル~いミッション・インポッシブルを展開します。

とはいえ、初見した時は「あのデッカいピストルめちゃかっこええ!」と、無邪気丸出しで観てたものですが。



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