恋あざみ

2023-07-23 02:37:11 | Jポップス
勝 彩也  



愛しあっても どうにもならぬ
今日と言う日が 行き止まり
思い出だけの あなたゆえ
遠くで倖せ 祈りましょう
あたしは酒場の 恋あざみ

純な気持ちで 愛していても
生きて行くには つらすぎる
あたしはどうせ 夜の花
やさしい言葉は かけないで
このままだまって 別れたい

恋の苦さを 忘れるために
呑めぬお酒も 呑みました
どうせ咲かない 花だもの
これきりあなたにゃ 会いません
あたしは涙の 恋あざみ





口をもて
霧吹くよりも
こまかなる
雨に薊の
花はぬれけり
   
 長塚 節



秋の野山に咲くアザミは、古代から私たち日本人になじみのある草花で、綿毛のついた紫やピンクの花がかわいらしいですよね。

孤独を感じさせるアザミの花言葉「独立」「報復」「厳格」「触れないで」 は、トゲのある姿と、すっと伸びた固い茎に由来しているとされています。

特に、「独立」という花言葉は、スコットランドがノルウェー軍に夜襲を受けた際、アザミのトゲを踏みつけたスコットランド兵の声でスコットランド軍が

追い打ちをかけることができたという話に由来しています。

このエピソードによって、アザミはスコットランドの国花となっています。

もっとも、アザミの花言葉は他にもあり、有名なのが「触れないで」・・・

これもまた、アザミの咲き姿から連想された言葉でしょう。

攻撃的な見た目がそのまま言葉としての意味を表しています。

触れられたくないがために、相手を攻撃するような姿をしているという捉え方です。

この意味に沿えば、威嚇しているようにも見えてきます。

トゲ(棘)とは相手を拒否する意思表示としてさまざまに使用されますが、アザミもその表現に当てはまるのでしょうね。

ところで、この曲「恋あざみ」、多くの歌手がカバーされていますが、勝 彩也(かつ あや)さんのデビュー曲です。


























































































































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