思秋期
足音もなく 行き過ぎた
季節を ひとり見送って
はらはら涙あふれる 私十八
無口だけれど あたたかい
心を持った あのひとの
別れの言葉抱きしめ やがて十九に
心ゆれる 秋になって 涙もろい私
青春はこわれもの 愛しても傷つき
青春は忘れもの 過ぎてから気がつく
ふとしたことで はじめての
くちづけをした あのひとは
ごめんといった それきり 声もかけない
卒業式の前の日に
心を告げに 来たひとは
私の悩む顔見て 肩をすぼめた
誰も彼も 通り過ぎて 二度とここへ来ない
青春はこわれもの 愛しても傷つき
青春は忘れもの 過ぎてから気がつく
ひとりで紅茶のみながら
絵葉書なんか書いている
お元気ですかみなさん
いつか逢いましょう
無邪気な 春の語らいや
はなやぐ 夏のいたずらや
笑いころげたあれこれ 思う秋の日
思秋期という言葉ですが、多くの方がは岩崎裕美さんの楽曲で初めて聞いたと思います。
これに対し思春期、こちらは聞きなれた言葉で、いまではなんとなく気恥ずかしさを感じさせる言葉でもあります。(笑)
もっともこの思春期、医学的には、「第二次性徴の始まりから成長の終わりまで」と定義されているそうで、第二次性徴が現れ、生殖が可能となって、精神的にも大きな変化の現れる時期、一般的には、12歳ごろから17歳ごろまでの、いわゆる青年期の前期にあたる時期とされています。
味も素っ気も色気も、なにもないですが。(笑)
ところで、17歳ごろと言えば、南沙織さんの「17才」か、カバーの森高千里さんの「17才」の唄を思い浮かべる人も多いかもしれませんね。
早く 強く つかまえに来て
好きなんだもの
私は今 生きている 「17才」-南沙織
なんとなくドキドキとしてしまいますね。
逃げる方だったか、捕まえる方だったかは、ともかくとして。(笑)
それこそ、全速力で走っても疲れをしらない頃のことで、いまのように、歩くだけで息切れすることになるとは想像もできない頃です。(笑)
もっとも、少年少女時代とは違って、単なる鬼ごっこにはならず、単純そうで、単純でない、複雑なようで、複雑でない、大人のようで、子どものような、そんなお年頃が「思春期」の17歳の頃でしょうか。
嘘をついて 悪口いって
嫌われて しまえば
こんな気楽になるなんて 知らなかった 「17才の詩」―N.S.P
あなたの17才の頃はどうでしたか。
17本目からは一緒に火をつけたのが
昨日の事のように 「22才の別れ」―風
えっ、ワタシ、永遠の17歳です、(~-~;)ヾ(-_-;) オイオイ.と、えっと、この意味が分からない人は、お子様か、お孫様にお尋ねください。(笑)
ところで、16歳になれば原動機付き自転車の免許の取得が可能となり、女性ならば法律婚が可能な婚姻適齢になります。
そうそう、日本赤十字社の「はたちの献血」というキャンペーンがありますが、献血は20歳からではなく、16歳からできることになっており、もしお子様やお孫様が、思春期の16歳になって血の気が多いなと思ったら、献血にご協力ください。(笑)
さて、鬼も十八、番茶も出花ということわざもあり、18歳になれば、自動車の普通免許取得や男性も婚姻適齢になりますし、パチンコも18歳になればOKなんです。
ただし、競馬は20歳未満は禁止、かつ20歳を超えても学生生徒は禁止されています。(笑)
19歳になれば、は、特にないようです。
しいてあげれば、女性にとって初めての厄年ですし、また、大学受験浪人すれば、予備校生になれるし、進学せずに就職すれば、新社会人になれますよ。(笑)
まあ、ひとによっては、母になれたわ、という人もいるでしょうが。(笑)
ところで、20歳未満は、未成年と呼ばれ、これは、民法第4条の「年齢二十歳をもって、成年とする。」という規定に基づいています。
未成年者はお断り!、に悔しい思いをしたことがありますか。(笑)
ちなみに、飲酒と喫煙については、それぞれ成年者飲酒禁止法と未成年者喫煙禁止法で、20未満は禁止されています。
もっとも、成年に達したから、あるいは成人したからといって、ただちに青春からも遠ざかるものではないようのです。
青春とは人生の或る期間を言うのではなく、
心の様相を言うのだ。
優れた創造力、逞しき意志、燃ゆる情熱、
怯懦を却ける勇猛心、安易を振り捨てる冒険心、
こういう様相を青春というのだ。
ウルマン-「青春の詩」
青春と言う言葉は、古くから中国の漢詩にも使われる言葉で、一般的には、人間の生涯を四季の循環になぞらえて、春夏秋冬をそれぞれ、青春、朱夏、白秋、玄冬ということになるそうです。
となれば、このサイトへのご訪問者の多くは、いまや白秋か玄冬の世代・・・いえいえ、心の様相からは、まだまだ、青春です。(笑)
ところで、青春時代というのは、これも一般的な話になりますか、自己が何者であり、そして何をなすべきかということを考えて、アイデンティ( Identity)を確立させなければならない時期といわれています。
このアイデンティというのはアメリカの発達心理学者のエリク・エリクソン(E・H・Erikson)による言葉で、青年期の発達課題とされています。
エリクソンは人生を八つの段階に分けて、それぞれの段階で解決すべき課題、発達課題があるとしました。
ライフサイクルの八段階とは、①乳児期②幼児期③幼児期初期④学童期⑤青年期⑥成人期初期⑦成人期後期⑧老年期です。
とすれば、成人期後期や老年期を「思秋期」とするむきもありますが、やはり、「思春期」が青年期の前期ならば、「思秋期」もやはり青年期の後期と考えるのが順当でしょうね。
もちろん、「更年期」のあとに、「思秋期」という考え方も、医学的にまったく、的外れということでもなさそに思えますが。(笑)
初めての経験、予期せぬことの連続だったのが青年期。
訳知り顔で人生を語りながら、ちょっとしたことで動揺した日々。
そのあとの人生において、花も嵐も踏み越えて、酸いも甘いも噛み分けて、生きていくなんて、想像もしなかったでしょう。(笑)
同窓会の通知に、行こうか、どうしようか、あの人は来るのかしら、・・・なんて考えていた日々すらも、やがて穏やかに過ぎて、いつか逢うのが、ひょっとしてこの世では無理なのかしらなんて思うようになって・・・。(笑)
でも、いつかまた、どこかで逢えば、またあの頃のように、話がはずむのかしらなんて、思って、遠い日々を、遠い目で思ったりして・・・。
そんなふうに、あれこれ思う今日この頃です。(笑)