冬の花火はおもいで花火

2018-11-26 05:08:40 | NSP
冬の花火はおもいで花火/NSP


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花火の季節はもう過ぎて
誰も見向きはしないのね
あなたが愛した証拠には
ひとにぎりの花火だけ

冬の花火はおもいで花火
私ひとり 火をつける
火薬のにおい あなたのにおい
重なり合って なつかしい

冬の花火は おもいで花火
冬の花火は 失恋花火
冬の花火は こごえる花火
身を切るほど 美しい

死んでも 忘れはしませんと
背中を指で なぞったわ
あなたも百まで 生きようと
とても素直になれたわ

冬の花火はおもいで花火
燃やし続けているうちに
つらいつらいと言ってたころが
幸せだと いまわかる

冬の花火は おもいで花火
冬の花火は 失恋花火
冬の花火は こごえる花火
身を切るほど 美しい



30代の始めのころ、転職後3カ月も経ってから暑中見舞いを兼ねて友人や知人、先輩にハガキで簡単な挨拶状を出したことがありました。

この種の挨拶状に返信をいただくことはあまりないのでしょうが、そのときは、親しい先輩の1人からすぐに返信がありました。

「新天地での活躍を祈る」という定型の言葉の後に「挨拶状は転勤・転職してすぐ出さないと『六日の菖蒲、十日の菊』と言われるよ」と記されていました。

六日の菖蒲十日の菊・・・・・

先輩の添え書きは「遅れた挨拶状は失礼になる」という忠告の意と察しはしましたが、もともと植物に疎く社会常識にも欠けるマスターですので、それをなぜ『六日の菖蒲(アヤメ)、十日の菊』と言うのか当時は全く分かりませんでした。

ヒントは、菖蒲の読み方にあったのですね。

「菖蒲」という漢字は「ショウブ」とも読み、「尚武」に通じる。5月5日の端午の節句は「尚武の節句」とも言います。

さらに調べてみますと、九月九日は「重陽の節句」。

つまり、

端午の節句にはアヤメを、重陽の節句にはキクと、それぞれ飾るが、それらの花を手に入れるのが遅れて翌日になれば何の意味もないことから、タイミングを失して役に立たないことのたとえというわけです。

このように、時機を失して役に立たないもののたとえには、「夏炉冬扇(かろとうせん)」というのもあり、つまりは夏の火鉢や冬の扇子は無用ということであり、また、喧嘩騒ぎが収まってから棒や鉢巻を持って行っても何の役にも立たないという「喧嘩過ぎての棒千切り」、「喧嘩過ぎての向こう鉢巻」というのもあります。

また、時機を失して手遅れという意味では、「後の祭り(あとのまつり)」という言葉も有名ですね。

語源の由来には諸説があるようですが、一般的には、この祭りは、京都の祇園祭のことで、祇園祭のうち、祇園囃子で賑やかに華やかな宵山、山鉾巡行の「前の祭り」に対して、7月24日に行われるのが「後の祭り」で、大阪では天神祭りが始まる頃です。

この「後の祭り」の神事が本来の神事ですが、祇園囃子もなく、厳かにひっそりと行われることから、後の祭りだけ見るのでは、時機に遅れていて後悔することから転じたものが「後の祭り」とされています。

さて、そんな祭りに、花火が添えられると、より華やかに賑やかになりますが、花火というのは、やはり夏に似つかわしく、夏の季節のイメージですね。

最近は、大きなイベントでは仕掛け花火や打ち上げ花火が季節を問わずに使われており、また、クリスマスや新年などの冬の客寄せとして、冬場のスキー場や観光地でも花火が見られますから、冬の花火も、ひとつの風物詩となってくるのかもですが。

でも、大きな花火大会はともかくとして、手花火、庭花火、線香花火など、個人で楽しむ花火は、やはり夏に限ると思います。

寒風吹きすさぶ、波の花が舞い散る海岸で、根雪になっているキャンプ場の広場で、ちまちまと花火をしている姿なぞ、想像するだけで風邪ひきそうですから。(笑)

歳時記を繰っても、花火、手花火、庭花火、線香花火、仕掛花火、打上花火、遠花火、いずれも夏の季語とされています。(笑)

個人で楽しむ夏の花火で、どうしても最後まで残ってしまうのが、線香花火です。

残すなら買わなきゃ良いのにと思いつつ、やはり、なんとなく買ってしまうのが線香花火です。

夏の海水浴キャンプなどでは、打ち上げ花火やロケット花火で男女入り混じって、キャアキャアと騒いでいる友人たちから少し離れて、誰も見向きもしない線香花火をしている女の子がかならずいます。

そして、それに接近するチャンスを狙っている男の子もかならずいるのですが、もっとも、そういう娘は、やはりなにか訳ありです。(笑)

このごろの花火はすぐに落ちるとそうぼやいたり、誰かせんこう花火をください、ひとりぼっちの私にとか、煙にむせたと、ことりと咳して涙をぬぐっていたりして、結構、そんじょそこらの打ち上げ花火より、取り扱うのは難しいものなんです。(笑)

もっとも、虎穴に入らずんば虎児を得ず。

綺麗な花火を得ようと思えば、多少の火傷も覚悟しないと、人間的に成長しないものです。(笑)

もっとも、子どもの頃よく言われましたね。

火遊びすると、おねしょするよと。(笑)

いずれにしろ、花火が美しいのは、やがて花火が燃え尽きるものと知っているからでしょう。

消えない花火はない。

青春時代の恋愛などもそうかもしれません。

そして、燃え尽きる寸前に、その一瞬だけ、輝きを増すからこそ、さらに印象深く、思い出深くなるのでしょう。

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雪よ降れ/雅夢

2018-11-13 11:37:11 | Jポップス
雪よ降れ/雅夢


物語は 突然
駆け足で過ぎていく秋のように
別れから始まる
一瞬の輝きは
落ち葉とともに風に飛ばされ
悲しみだけが降り積もる

表紙には
雪で霞む貴方の後姿
題名は「ひとり」
目次には・・・・

何を綴ればいいのでしょうか
風の冷たさ?
雪の重たさ?
命の軽さ・・・?



エンゼルス大谷が新人王獲得!日本選手として17年ぶり4人目の快挙 野茂、佐々木、イチローに続き

エンゼルスの大谷翔平投手(24)が12(日本時間13日)、ア・リーグの最優秀新人(新人王)に選出された。日本選手では1995年の野茂英雄投手(ドジャース)2000年の佐々木主浩投手、01年のイチロー外野手(以上マリナーズ)以来、17年ぶり4人目の快挙となった。 (スポニチ)

日本人記者の間では、297、27本塁打、92打点の内野手アンドゥハーが優勢でしたよね。

しかし、圧倒的な差で大谷選手が選ばれました。

日本との差、・・・なんなんでしょうね。(笑)

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