五才の頃

2024-07-10 02:36:09 | フォーク&ニュー・ミュージック
桜田淳子


思い出してごらん 五才の頃を
涙流していた 五才の頃を
嘆く訳といえば 只のひとつも
思い出せなくとも 涙の味を

思い出してごらん 五才の頃を
風を追いかけてた 五才の頃を
宝物はいつも 掌のなか
居眠りをしながら 掌のなか

思い出してごらん 五才の頃を
手離しで泣いてた 五才の頃を
嘆く訳といえば 只のひとつも
思い出せなくとも 涙の味を

時は流れ過ぎて 大人になって
涙流しながら 泣けなくなった
思い出してみたら 悲しくなって
泣きだそうとしても 泣き顔がない

思い出してごらん 五才の頃を
手離しで泣いてた 五才の頃を
思い出してごらん 五才の頃を
涙流していた 五才の頃を





子供のころの特別な思い出は何ですか。

友人や家族を訪ねたときのことですか。

初めて歯が抜けたときのことですか。

あるいは,誕生日に贈り物を受け取ったときのことかもしれません。

これらは単純な思い出のように思えるかもしれませんが,幼少期の記憶は,その後の人生の土台を作っているのです。

五才の頃、・・・

たしかに宝物、掌のなかにあったかはともかく、いっぱいあったような気がします。

その宝物、年齢を重ねるごとに減ってゆく、哀しいことかもしれません。

その代償(かわり)でしょうか、想い出は増やしてくれます。

楽しさ、辛さは別にして。













 



























































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