イヴァノヴィチ
ルーマニアの作曲家、ヨシフ・イヴァノヴィチの作曲したワルツです。
曲調はヨーロッパというよりはロシアに近い雰囲気で、いい意味での素朴さをもった実に親しみやすい曲であり、日本人のセンチメンタリズムとも
曲調はヨーロッパというよりはロシアに近い雰囲気で、いい意味での素朴さをもった実に親しみやすい曲であり、日本人のセンチメンタリズムとも
しっくり合います。
きっとどこかでお耳にしたことがあるのではないでしょうか。
曲は、序奏がついたワルツ形式。
拍子が明確で無い面白いフレーズの序奏から始まります。それが一段落するとメインとなる第1ワルツのテーマが4拍子で、まさにさざなみのような
曲は、序奏がついたワルツ形式。
拍子が明確で無い面白いフレーズの序奏から始まります。それが一段落するとメインとなる第1ワルツのテーマが4拍子で、まさにさざなみのような
伴奏に乗ってゆったりと現れます。
3拍子の主部に入ると、その第1ワルツが全貌を現します。
3拍子の主部に入ると、その第1ワルツが全貌を現します。
水の上をツーっと進む小舟のようで、ちょっと古風ですが哀愁のあるメロディ。
そこから様々なワルツの旋律が現れては消えていきますが、明るいものも哀しげなものも実に気持ちよく心に響いてきます。
じわじわとくる曲の典型かも知れません。
じわじわとくる曲の典型かも知れません。