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風がはこぶもの

2025-03-23 13:28:24 | 本田路津子
本田路津子


街を歩く時に 風に耳をすませてね
風の中にきっと 私の声がする
夜にねむる時も 窓をたたく風の音
どうぞ聞いてほしい ささやく声がする

いつも私は 愛の想いを
風の中に 告げているのよ
私の愛なにも 気づかないのあの人は
だからせめて風よ 愛を伝えて

今日も私は 愛の言葉を
通り過ぎる 風にたくすの
私の愛なにも 気づかないのあの人は
だからせめて風よ 愛を伝えて

愛を伝えて





風というと、あなたは、まず何を思い浮かべますか?

じゃ、はい、そこのクレープ綿のステテコから、らくだのパッチに、早々と着替えたオジサン、どうぞ。

男性も年を取ると、冷え性になるんでしょうか?

あっ、ぼくは、年は取りましたが、お陰様で大丈夫です。

おっと、パッチを靴下の中に押し込めるのは、いまではなくて、後まわしにしてください。(笑)

で、えっ、なんですか?

そこには ただ風が 吹いているだけ?
吹いているだけ~吹いているだけ~

なるほど、端田宣彦とシューベルツの「風」ですね。

これは名曲ですよね。

いまでは音楽の教科書に載っていますからね。

…で、風は、吹いているだけ。

オジサンは、老けているだけ~って。(笑)

じゃ、次、そこのオバサン!

いま視線を外して、急に横を向いたあなたです。

オバサンと呼ばれて、知らんふりしないでね。

そう、あなたです。(笑)

うん、風が 泣いている?

風が泣いている…。

なんと、オバサン、詩的なセンスをお持ちですね?

えっ、むかしは、そのセンスを持って、お立ち台で、ディスコを踊ってたって?(笑)

ゴーゴーゴー 風が泣いている ゴーゴーゴー

あっ、なるほどね、そうか、ザ・スパイダースの「風が泣いている」でしたか。

じゃ、踊りは、ゴーゴーダンスですね。(笑)

では、こんどはお立ち台で、堺マチャアキさんのテーブルクロス引きにでも挑戦してくださいね。

おっと、ワイングラスの代わりに、旦那さんを立たせないようにね。

ひっくり返って怪我しますよ。

えっ、もう毛がないって、そりゃどうも。(笑)

あれ、そこのご主人、どうしましたか。

ひとりさみしくビール飲みながら、風に吹かれて…。

さっき、風に吹かれてスルメが飛びましたよ。(笑)

The answer, my friend, is blowin' in the wind,
The answer is blowin' in the wind.

おお、イングリッシュですねぇ!

教養あるね…、いつから? 今日よ!

これは、かなり古いネタですね。(笑)

なるほど、ボブ・ディランの「風に吹かれて」ですか。

まあ、風に吹かれているのは良いけど、ビールを飲みすぎて、痛風にならんようにね。(笑)

おや、そこの奥さんも、どうしましたか。

えらく、なにか哀しそうな顔して…。

えっ?

あなたに さよならって言えるのは 今日だけ?

はいはい、さよならでも、こにゃにゃちわでも、タリラリララーンでも、今日だけといわず、好きなだけいってください。(笑)

でも、今日だけのスーパーの特売日は、家計のために、忘れないようにね。(笑)

そうそう、それは、「22才の別れ」ですね。

つまり、風ですね。アーティストが風。

考えオチで、ザブトン一枚ってとこでしょうか。

しかし伊勢正三さん、お髭が薄くなりましたね。

風で飛んでしまったのでしょうかね。(笑)

えっと、次は、そこの白いブラウスのママさん。

ブラウスとコーディネートしたシックな黒のスカートが、ちょっと苦しそうなんですが、どうぞ。(笑)

あなたに会えた幸せ 感じて風になりたい?

いや~、ちゃんねるマスターであるふうちゃんとして、そういわれれば、光栄です。

でも、こんな面前でいわれると照れますよ…。

えっ、じゃなくて、風のハナシでしたか。

ええ、知ってますよ。

THE BOOM の「風になりたい」でしょ。

新しい曲も知ってるんだって思ったら、それって、ママさんコーラス合唱コンクール課題曲ですね。(笑)

さて、もうひとりくらいで終わりましょう…。

おっと、いまの季節に、お嬢さん風の薄着のかっこうしている…そこのご婦人、どうしましたか。

ちょっとお顔が紅潮してますが。

それにさっきから口元に手をあて、もぞもぞとして。

えっ、そんなちいさな声では聞こえませんよ。

もっと、大きな声でいってください。

はっ、はっ、は~~~くしょん?

あっ、はい、どうもです。

風でなく、風邪だったんですね。

お大事に。(笑)



街を歩く時に 風に耳をすませてね
風の中にきっと 私の声がする
夜に眠る時も 窓を叩く風の音
どうぞ聞いて欲しい ささやく声がする


耳をすますということは大切なことです。

耳をすまさなければ聞けない音や声があります。

家の中や街の中で、これでもか、これでもかというくらいに、音や声が氾濫しています。

そして、それに呼応するかのように、自分の権利や利益、主張のみを声高に、叫ぶだけ叫んで、人のことや意見に、少しも耳を傾けないような風潮にも

つながっています。

いつも私は愛の想いを
風の中に告げているのよ
私の愛 何も 気づかないのあの人は
だからせめて風よ 愛を伝えて


お願いです。

耳をすませてください。

聞いてください。

雄弁と饒舌にかき消されがちな声を。

微かな声を、声なき声を、こころの中の声を。

今日も私は愛の言葉を
通り過ぎる風に託すの
私の愛 何も 気づかないのあの人は
だからせめて風よ 愛を伝えて

愛を伝えて


伝わってくるものが、きっとあるはずです。

耳をすませば…。

ほら、風の中にも…。



















































































































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一人の手

2023-11-10 05:34:50 | 本田路津子
本田路津子



ひとりの小さな手 何もできないけど
それでも みんなの手と手を合わせれば
何かできる 何かできる

ひとりの小さな目  何も見えないけど
それでも みんなの瞳でみつめれば
何か見える 何か見える

ひとりの小さな声  何も言えないけど
それでも みんなの声が集まれば
何か言える 何か言える

ひとりで歩く道 遠くてつらいけど
それでも みんなのあしぶみ響かせば
楽しくなる 長い道も

ひとりの人間は とても弱いけど
それでも みんなが集まれば
強くなれる 強くなれる


この曲「一人の手」は、原曲はOne man’s hands、イギリスのアレックス・コンフォートという医学者の詩にアメリカのフォーク・シンガーが

曲を付けて出来た曲です。

原詩は当時の社会改革や公民権運動の闘いを象徴しており、内容は少し過激でアナーキーとも言えるものですが、真に自由な社会の建設のために

団結しようというものでした。

しかし、アレックス・コンフォートのオリジナルの歌詞が少し過激であったため、後にケビン ベッカーが新しい詞を書きました。

もちろん、ケビン ベッカーの歌詞も自由と平和への団結について書かれたものですが、具体的な社会闘争の意味合いを避けたものになっています。

そして、日本では本田路津子さんがこの歌詞を訳されました。

本田路津子さんの訳詞はケビン ベッカーの歌詞を元にしていますが、日本的な「助け合う気持ち」という意味を自らの信仰(キリスト教徒)を元にして、

純粋で真実の言葉で日本語の歌詞にしています。



年内の衆院解散見送り、首相が意向固める 支持率低迷おさまらない中

岸田文雄首相が年内の衆院解散を見送る意向を固めた。11月に衆院議員の任期が折り返しを迎え、選挙に勝てるタイミングでの解散を探っていたが、内閣支持率が政権発足から最低水準に落ち込んでいる現状を踏まえ、当面は経済対策などに集中せざるをえないと判断。年明け以降に改めて解散の機会を探る。政権幹部が明らかにした。(朝日新聞)

見送ったと言うより、見送らされたが正解でしょうね。

何をやっても旨くいかない、人生の中ではよくあることです。

そういう時は、「何もやらない」。

「年明け以降に改めて解散の機会を探る」とのことらしいですが、年明けの増税ラッシュの中ではとても無理。

一人の手では、何も出来ません。(笑)

































































































































































































































































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秋でもないのに

2023-07-17 00:01:34 | 本田路津子
本田路津子   秋でもないのに



秋でもないのにひとこいしくて
淋しくて黙っていると
だれか私に手紙を書いて書いているような
ふるさともない私だけれど
どこかにかえれるそんな気もして

秋でもないのにひとりぼっちが
切なくてギタ-を弾けば
誰か窓辺で遠くをながめ
歌っているような
恋人もない私だけれど
聴かせてあげたいそんな気もして

秋でもないのに沈む夕陽に
魅せられて街に出ると
誰か夕陽を悲しい顔で
見ているような
空に 瞳があるならば
あかね雲さえ泣いているだろう




「風がはこぶもの」、「一人の手」などのヒット曲を出し、森山良子さんと並んでカレッジフォークの第一人者として活躍した 本田路津子さん。 

この方のデビューシングルがこの「秋でもないのに」。

ハルミラフォークコンテストの審査員をしていたギタリストの石川鷹彦の持ち歌で、元々男言葉で書かれていた詩を女性用に書き直した物だそうです。

石川は、コンテストのときに彼女にあまり良い点を付けず、後に本人から「石川先生は、あのとき良い点をつけてはくださらなかったんですよね。」

と言われる事となったとか。

1972年のNHK連続テレビ小説「藍より青く」の主題歌「耳をすましてごらん」でお茶の間にも親しまれ、NHK紅白歌合戦にも2回出場しています。

この曲「秋でもないのに」は2回目の出場時に歌っていました。



内閣支持率が37%に下落 マイナ対応「評価せず」68% 朝日調査

朝日新聞社は15、16日、全国世論調査(電話)を実施した。岸田文雄内閣の支持率は37%と前回6月調査の42%から下落した。下落は2カ月連続。不支持率は50%(前回46%)で支持率を上回る状態が続く。マイナンバーを巡るトラブルが続いていることや、少子化対策への厳しい評価などが影響しているとみられる。
(朝日新聞)

岸田さん・・・

末路は何となく元総理だった麻生さんのようになるのでは。

もっとも、受け止められる野党は無いし、伸びている「維新」も万博失敗で消えそうですし、・・・。

まぁ自民の誰かにということになるのでしょうが。

それとも、日本には秋が来なくなるかも。(笑)






























































































































































まぁ、受け止める野党はないし、維新も万博で消えそうですし、どうなるのかは分かりませんが。

もっとも、日本という国が存在し得るかどうかも。(笑)




































































































































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本田路津子/めぐりあうためには

2021-02-07 06:43:35 | 本田路津子
本田路津子 めぐりあうためには




「森さんの女性蔑視発言」、批判の大きさは分かるんですが、マスターから見ると、森さん、そんなに女性を蔑視している方には見えないんですけど・・・

それより嫌悪感を感じたのは「40代の息子は別人格」と言ってのけた菅総理。

たしかに理屈とすればその通りですが、この方、国民に対しても「別人格」と捉えているのでしょう、だから・・・。

それにしても国会での与野党の攻防、「土が汚染され、作物を作るのは無理」という土壌の前で、「ニンジンを植えるかジャガイモを植えるか」の議論ばっかし。

何を大切にしているんでしょうね。〔笑)

汚染された土地に作物を植えても、実りはしないし、かりに実ったとしても食用にはなりません。〔笑)

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耳をすましてごらん 本田路津子

2019-05-24 04:44:40 | 本田路津子
耳をすましてごらん 本田路津子




1 耳をすましてごらん
  あれは遥かな 海のとどろき
  めぐりあい 見つめあい
  誓いあった あの日から
  生きるの強く ひとりではないから

2 旅を続けてはるか
  ひとり振り向く 遠いふるさと
  想い出に 幸せに
  淋しくないわと 微笑んで
  生きるの強く あの海があるから

3 空を見上げてごらん
  あれは南の 風のささやき
  時は過ぎ 人は去り
  冬の世界を 歩むとも
  生きるの強く あの愛があるから



NHK連続テレビ小説の12作目として、昭和47年(1972)4月3日から1年間放映された『藍より青く』の主題歌です。

『藍より青く』は、山田太一の同名の小説を作者自ら脚本化したもので、主題歌の歌詞も彼が書きました。
 
ドラマは、熊本県天草を舞台に、戦争末期から敗戦後に至る苦難の時代を、明るく、たくましく生き抜いた女性の物語。
  
主題歌を歌ったのは本田路津子さんで、レコードは昭和47年(1972)7月に発売され、『秋でもないのに』に続く2発目のヒットとなりました。

本田路津子さんといい、昭和54年(1979)に『異邦人』を大ヒットさせた久保田早紀さんといい、最盛期を過ぎたと思われるころ、宗教に行っちゃったのはなぜでしょう。

無信仰の俗物としては、神様に焼き餅を焼きたくなります。(笑)



































































































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