洋館

2014-08-26 18:34:31 | 日記

  日曜日に鎌倉から友が来て、一緒に富山の小矢部に行って来た。ここでも何度か登場するブラジル3世マリオのお家である。マリオがこの社会をなんとかしよう。みんなと共によき暮らしをしようと願っている。つまり彼はコミューンのいいところ、そんなうれしい場を造ろうと思っている。それ故、この家はふつうの町家なんだけれど、人がおのずと集まってくる。ぼくたち3人の一行の外に6人それから彼ら夫婦だから総勢11人の昼食。まったく知らないもの同士が顔つき合わせてご飯食べる風景はなかなか圧巻であった。そこに来ておられたある方が、自分のお家がある洋館を移築したものであるとのこと。それで興味本位にお邪魔したのだ。それは大正時代に建てられた地元の役場である。そこのご主人云く、この建物を行政に残さないともったいないと進言したけれど、通ぜず結局自らが移築することになったと。

 これがまた外観もさることながら、家のなかの調度品なども古きもので調えられており、そこに住まわれている方の品格、器量のほどを感じさせていただいた。写真を撮ることはできなかったけれど、うん、すばらしかった。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大根種まき

2014-08-23 20:47:46 | 日記

 大根種まきのことはここでも何回かふれたことがある。ようは種まく日にちはそう長くはないのだ。まぁ、1週間(20日から27日ごろまでである)が目安だろうか。例年ならばこの時期、かんかん照りが続いて水やりの心配をしながら種まきをするのだ。ところが今日なども週刊天気予報をみながらの種まきである。前後は雨降りなので、もう今日しかないというかんじで蒔いたのだ。ここの住人の思いは共通するようで、みんなも今日精出してやっていた。タマネギ、カブもまいた。いよいよ冬の準備なのである。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

山土

2014-08-22 20:37:55 | 日記

 この時期は来春の稲の床土を用意する。それは山の赤土のざれ土を採って来て、ビニールハウスで乾かしそれをふるいにかける。毎年はお盆前の仕事なれど、雨が降っていてなかなかタイミングがとれないでいた。昨年は近くの採石場でいい山土をくれたのだ。ところがあーいうところは砂利を砕石するのに、道を付け替えたりするらしい。それで今年はないと言う。今まで採って来たところも、人がほとんど入らなくなっているところで、灌木や草が生い茂っており、状況としてはテーヘンなのだ。

 それでもボクタチは汗みどろになりながら、ガンバッタノラ。ララ。

うーまだまだ暑いぜよ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アランの幸福論

2014-08-21 20:34:53 | 日記

 「幸福論」の(短剣の舞)から抜粋した。

 われわれは自分で自分をさんざん苦しめておいて、悔恨や不安をこしらえているのだ。ぼくはたくさんの短剣をつぎつぎとつなぎ合わせていく曲芸師を見たことがある。それはまるでぞっとする木のようなもので、曲芸師はそれを自分の額の上に、バランスをとっていたのだ。それと同じように、われわれは自分の悔恨や不安をつぎつぎに加えてもっている軽率なアーチストなのだ。1分でいいのに、われわれは1時間ももち続ける。1時間でいいのに、1日も10日も、数ヶ月も数年ももち続けている。足の痛いある人は、きのうも痛かったことを考える。かつても痛かったことを思い出し、明日も痛むだろうと考える。彼は一生涯うめき続けている。ここでは知恵は大した役に立たないのは明らかだ。なぜなら、今おそっている苦しみを消し去ることはいつだってできないからだ。しかし、精神の悩みである場合には、過去の悔恨と未来の恐怖とがなおれば、まだ残っているものがあるだろうか。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

白菜

2014-08-20 20:25:37 | 日記

 冬の大事な野菜、白菜は毎年お盆前の10日頃に、ポットに種まきをする。3、4日でだいたい芽がでてくる。それが1週間もすると本葉が2枚出揃う頃になっている。それをポットに3粒まいてあるから、いいもの1本だけに間引きしてこの時はじめて肥料を入れる。

 これで、来月はじめころには本葉5、6枚となり畑に定植することになる。今ポットは115ほどあるが、定植は100個を目指している。

この白菜が、キムチになり鍋になりまたはサラダになることを思うと、手が抜けない作業なのである。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする