いよいよ麹造り

　麹造りは明日なれど、その準備がなにかにとある。原料のお米７５キロの水洗い、浸水。麹室は昨日西川さんが造った。
糀箱や蒸篭の洗い、竃の用意、薪、味噌倉が地下室になっていてそこも年に一度掃除をするのだ。竃の上に釜をのせて火入れをする。なにせ年にこの時しか使わないから、火入れを前もってしておくと明朝すんなり火が燃えるんだ。これをやっておかないと、煙突から煙が直ぐ昇らないからなんだ。そんなことを、一日やっていた。この３、４日はあたたかい日が続いている。

　選挙。自民が圧勝である。日本人には考えるということが出来ないのか、原発、憲法よりも経済を選んだということか、目先のことばかりで、こんな程度がわれわれだったのかとすごく嘆くご仁もおる。たしかにそうなれど、こんなときほどあわてず、じっくりとやりたいものである。この前も言ったつもりなれど。政治家に任せていい方に変わるという幻影は、いや、そんなもの誰も持っていないか。わたしがこの国を、社会を作っていくとはっきりと意識をしよう。それはなにか政治運動をしようということではない。思い、わたしの思いをまずはっきりとさせる必要がある。わたしがこの社会、国を作っているのだと。

　そうやって本気でわたしたちが思ったら変わります。文句を言ったり、愚痴るのは止めにしようぜ。