大風接近

2012-06-19 21:03:41 | 日記
 梅雨時になると、日本のどこかで最近では必ずと言っていい程、
土砂崩れなどの災害が起きている。集中豪雨、ゲリラ雨がここ10
年とその前の10年とでは倍になるほど増えているらしい。ここで

も3年に一度ぐらいは、田んぼが決壊する。ほんと、雪の害から
始まって、地震、竜巻、雨降り、台風などと災害列島なのである。
災害にさんざん見舞われて来たということが、自然との融和や共

生、畏怖、敬いという情が醸し出されて来たのだと思う。人のお
もいをはるかに超えた大きいものが確かにあるということを、い
つでも示してくれたのである。日常はそのかわりこんなにゆたか

にいのちあふるる場もそうはないのだと、身体のいたるところで
実感もしている。お米しかり、海の幸山の幸の見事さから四季の
移ろいの見事さと言い、もうしぶんない。人もおのずとおだやか

である。けれどそれが政治的、人間的に成熟されているかと言え
ば、さにあらずで、なかなか思うようにはいかないな。
コメント (1)
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