ほよほよさんぽみちNEW

いつでも君のこと好きだったよ

収穫の日

2014-09-23 20:57:16 | 日記

 きょうは義父母と買い物ののち、義母が同窓会の幹事をするとかで、往復はがきの印刷をしに実家へいきました。

 

 もう90歳近いのに、同窓会とは。 往復はがきをパソコンで作るという義父に頼んだら、なかなかできなくて困っていたということでした。 義父のパソコンに住所録が入っているらしいのですが、どこに入っているかなかなかわからないので全員で15名だしひとりひとり打ちました。お昼ご飯をはさんで2時間くらいでできました。とても喜ばれて、たまには役に立ってよかったです。

 

 自宅へ帰ると、ガレージの朝顔にたくさん種ができていたので収穫。 ついでにふうせんかずらの種も収穫。 ハゴロモジャスミンの蔓がかなり伸びていたので、脚立を持ってきて剪定しました。

 

 お花の好きなご近所の人が犬を連れて散歩中、声をかけてくれて、草をひきながら雑談。 ご主人が昨年亡くなっていたことを知りました。 娘さんがお嫁に行ったことも。話題の娘さんが車でやってきて、それじゃあさよならと、帰っていかれました。

 

 そのあと、滅多にあわない隣のご主人が「こんにちは」と声をかけてくださったので、「こんにちは」というと、

 

 「最近、お兄ちゃんどうしてるん? 見かけへんけど」

 「学校とクラブとバイトで、毎日11時ごろしか帰らないんです」

 「へえ、がんばってるな」

 

 そして、お隣の娘さんもお嫁にいって、もう子供さんがいることも知りました。

 

 

 私が仕事と短歌とをやっているうちに、たくさんの時間が流れていたのでした。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

きのうときょう

2014-09-21 22:04:28 | 日記

 きのうは10時から塔の編集企画会議でした。家を8時30分まえにでて、城陽駅から北上、京都駅経由丸太町駅下車。

 

 12時すぎに会議が終わって、すぐに丸太町駅から南下。 京都駅経由近鉄で大久保駅下車。 車で東へ移動。 歌の合宿に参加しました。 若い人が多かったけれども、思ったよりいろんな年齢の人が来ていてほっとしました。 (実はあまりにも場違いだったら自宅から車で20分くらいなので、逃げ帰ろうと思っていたのでした)

 

 葛原妙子の『葡萄木立』の歌のレポートと「再び女人の歌を閉塞するもの」を読むのレポートがあり、そのあと1首選と意見を述べる時間があって、とても面白かったです。

 

 私が選んだのは

 

  米ある村に人らねむりてまひるまを黒きかうもりにわれはあゆみき  

                     (葛原妙子 『葡萄木立』)

 

  この歌集にはいくつかよく用いられるアイテムがあって、「こうもり傘」もそのひとつ。 凝った歌の並ぶなか、この一首は小中英之の歌を思うような一見牧歌的だけれど、よく読むとちょっと怖い感じが魅力です。 「米ある村」。昼なのにみんな眠っている村。 黒い蝙蝠傘を差して歩いている私。 まるでもう滅びてしまって存在しない村のようにも思えてきます。物語性のあるこういう歌が私は好きです。

 

 夕ご飯まで1時間弱あったので、宇治川の鵜飼いを川岸から眺めました。 実は鵜も怖いのですが、ちょっと距離があったので大丈夫でした。(舟の焚く火に鵜の長い首が見えて、それはかなり怖かったです。)

 

 宿へ帰って夕ご飯、お風呂、それからテーマセッション「短歌に、今これが欲しい」。 時間が経つにつれて本音がでたり、人によって求めるものが大きく違っているのがわかったりしてこれも面白いものでした。 22時に終了。 そのあとはポーカーをするひと、歓談するひと、百人一首をする人、お酒を飲む人、いろんな輪ができて思い思いに過ごしました。初対面のひとも半分くらいいましたが、何人かの人たちと話したり、百人一首をして燃えました。

 

 今朝は8時30分に宿をでて、平等院へ。 改修されてきれいになった鳳凰堂を見学。 そのあと歌を送って午後は歌会と続くのでしたが、私は午前でお別れして、宇治駅から北上。国際会館駅12時半に着きました。塔の割り付け・再校作業です。

 

 久しぶりに会った人もいて、嬉しかったです。 17時終了。 国際会館駅から南下。 城陽駅に18時30分すぎ到着。

 

 北へ行ったり、南へ行ったり。 充実した2日間でした。

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

バスの運転手

2014-09-19 23:34:56 | 日記

 バス通勤歴も長くなってきました。 もう1年3ケ月、京都市バスに乗っています。

 

 息子も市バスを使って通学しているので、運転手さんの話をよくします。

 

 「運転席の後ろに『お客様を大切にします』とか『安全運転を心掛けます』って書いてあるよね」

 「うんうん、名前もその隣に書いてあるね」

 「そういう人に限って運転粗い気がする・・・」

 

 去年、よく帰りのバスで女性の運転手さんにあたることがあって、とても親切な運転で好きだったのに、今年に入ってからまったく見かけなくなって残念に思っていました。

 

 きのうの朝、乗ったバスのアナウンスが女性の声で、私が好きだったあの人だとすぐにわかりました。

 

 とても感じがいいのです。 運転するのが楽しい、という雰囲気が伝わってきます。 ああ、朝の勤務に変わったのかなと思いました。

 

 そして、久しぶりのアナウンスに耳をすませてきいていました。

 

 「走行中は危険ですので、手すりやつり革をお持ちください」「このさき、少し揺れます」

 

 京都じゅうの道のでこぼこを知り尽くしているように思えるほど、とても丁寧なのです。 道路はもちろん舗装されていますが、何度もアスファルトをはがしたり塗ったりしているうちに、微妙なでこぼこになっています。 そういう小さなでこぼこもちゃんとわかって運転していて、それをちゃんとアナウンスしてくれて。それが業務的じゃないところがとてもいいなぁと思います。

 

 

 その運転手さんの顔ははっきり見たことはないのですが、声からすると私と同じくらいと思われます。

 

 感じのいい人や行動をみると、自分も気持ちよく働かないといけないな、と思います。 きのうは21時まで会計ソフトセミナーがあったのですが、なかなかみんなについてこれない人の隣に座って、補助しました。 いつもより親切に対応できたのは、朝の運転手さんのおかげ。 またあの人のバスに乗れたらいいなぁ。

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

水曜日は短歌の日(12)「梁」87号

2014-09-17 22:19:53 | 日記

 きょうは小さな歌会の日。 ランチを食べながらの歌会です。 ランチのあとにいつも小さなデザートがつくのですが、きょうはつぎつぎとおいしそうなケーキが運ばれてきて、もうちょっとで「それは別のお客さんじゃないですか」といいそうになったのですが、みんながお祝いのサプライズを用意していてくれたのでした。 あー ありがとう。(泣)

 

 きょうは水曜日。短歌の日です。

 

 いま「梁」87号を読んでいます。 大森静佳さんの評論「河野裕子の歌鏡」は読みごたえがありました。『ひるがほ』と『桜森』は好きな歌集なので、引いてある歌にいちいち頷きながら、あぁやっぱりこの歌はいいなぁとか思いながら読みました。歌を丁寧に見ていきながら思考しているのがわかります。 自分の頭と心の中を通って書かれたものは読んでいるとよくわかります。

 

   一つの論を立てるのはよい。だが自縄自縛に陥らぬ闊達明敏さが必要である。

   自ら規定したものに違わざらんとして些かでも自由を束縛し、真意をまげるに到れば不幸である。

   実作は理論をどんどん破って進むべきものである。

   論はむしろその時々の作者の決意を示すだけのものであり、従来の自己に対する一つの決算報告であるに過ぎない。 

   自己のあり方を確かめ、未来への決意を固めたならば、その用はもう果したのだ。

   作者は、実はもうそこには居ないのである。

  • (1947.09.16 『高槻』第2巻第9号)  『抒情と現実 今日の短歌 明日の短歌』(高安国世)
 
  論を読むとき、書くときに思い出す高安さんの言葉です。
 
 
  「梁」を読んでいて、檜垣宏子さんの「春がうるさい」の一連がいいなと思いました。 この人の歌は初めて読んだのですが、こういう出会いがあるので楽しいです。
 
  
  ・生垣の葉が迫り出して道狭まるわれもわれもの春がうるさい
  
  ・わが町に煙の出ない煙突が高々ありて物語する
 
  ・幼子に戻ってぱつぱつと奪ひたい薔薇の垣根に薔薇の呼ぶ声
 
  ・大声を出したのですね小手毬の花がちりちり路上に散らばる
 
  (3首目、旧かなだったら「戻つて」?)
 
 
  私にとって好きな歌は、「私も歌をつくりたい!」という気持ちになる歌です。 
 
 
  作りたくなってきました。 今作っている歌の推敲をすることにしましょう。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

残業とアクセサリー

2014-09-16 23:41:49 | 日記

 先週、いつも会社の帰りに通るショッピング街(というのでしょうか、なんか古い感じがする)で、すてきなアクセサリショップがあって、ふら~と寄ってみたら、とてもすてきなペンダントがありました。

 

 接客をしてくれたHさんという人が、ほんとうに親切で、私がいろいろ悩んでいたら、紙に商品の番号を書いてくれました。「またお時間のあるときにゆっくりお越しください」

 

 きょうは、残業でした。 先週の講習会がパソコンのデータ整理がうまくできていなくて、あさってまでになんとか使えるようにしてほしいと言われました。

 

 私もそんなにこの会計ソフト詳しくないんだけどなぁと思いつつ、となりのエキスパートにききながら、なんとか10人分のパソコンのデータを整理しました。

 

 あまりにも疲れたので、もうゆっくり帰ることにしました。 そうだ、あのお店に寄ってみて、まだあったら買おうと思いました。

 

 そうしたら、まだ残っていました。 きょうもあのHさんが接客してくれました。 私の名前を憶えていて、(私は自分の名前をなのった記憶がないのですが)いろいろ話してくれました。つぎつぎといろんなのを出してくれて、首や耳にかわいいのやきれいなのをつけてくれます。

 

 すっかり疲れが吹き飛んで、値段も見ずに買ってしまいました。 思ったより高かったけど、まあいいのです。

 

 いろんな記念に。 帰ったらかわいい葉書が届いていました。 どうもありがとう。

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする