きょうは快晴。
朝からいちじくを買いに行きました。まだまだ収穫期が続いていて、嬉しいです。 両親が来るのでおみやげ用も買いました。
それから、掃除。 父が私の家に来るのは15年ぶりくらいでしょうか。 結構がんばってやりました。
10時に駅へ迎えにいき、宇治へお墓を見に行きました。 空は明るくて、道に鹿が跳びでてくる話とか、お茶の話をしながら、すこしだけ私はしんみりとしていました。
私たちが見に行ったお墓は樹木葬を勧めているところで、トンネルを抜けてすぐのところにありました。 思ったよりこじんまりとしていて、芝生があおあおとしていて西洋のお墓のように明るいのでした。
案内をしてくれた人が、「土に還っていただきます」とか「こうして土に還ってください」と私の両親に言うのをはじめはどきっとしたり、無遠慮なものいいだなぁと思っていたのですが、何回もその言葉を使われているうちに、だんだん慣れてくるというか、なんともなくなっていくのが不思議でした。
「土に還る」のがとてもあたりまえで自然なことのような気がしてきて、「死」を悲しいこととか寂しいものと思う気持ちが徐々にほぐれていくようでした。
お墓の場所をいくつかみて、事務所に入って話をきき、お墓に彫る文字や、その文字のまわりの模様などのひながたを見せてもらいました。
そして、まるで映画やコンサートのチケットをとるように「いまならこのブルーの場所がうまっていて、ここと、ここなら空いていますが」といわれて、「じゃあ、ここにします」ということで契約したのでした。
そのあと、もういちどお墓の場所を確認しにいき、宇治橋商店街の近くのお蕎麦屋さんでお蕎麦を食べ、中村藤吉で抹茶ゼリーとほうじ茶ゼリーと茶団子を抹茶羊羹を買いました。
そしてうちへ来てもらって、ゼリーといちじくを食べて、パソコンで好きな歌を流してふたりは歌の練習をして帰っていきました。
なんだか、力が抜けました。 ふたりがとても満足したようだったので、これでよかったのかなと思います。