金曜日はお休みをもらって鹿児島へ2泊3日で行っていました。
土、日は塔の全国大会でした。 はじめての鹿児島だし、せっかく行くのだからと思って前々から計画していました。 家族も便乗して、わが家のレジャー費は底をついた状態になりましたが、それぞれに思い出深い旅になったのでよかったなぁと思っています。
21日は5時15分起床。 6時前にタクシーを呼んで、6時すぎのJR奈良線で京都駅へ。 京都から快速で新大阪へ行き、やっと新幹線に乗りました。 直接鹿児島まで行く便は新大阪発なのです。私たちが乗ったのは7:53発のみずほ。 かっこいい車内、ゴージャスすぎ・・ 社長の椅子みたい。 あらゆるところが木目調のおちついた雰囲気でした。
息子は熊本の珍しい電車を撮るため、熊本で下車。 私と夫は鹿児島で黒豚丼を駅の構内で食べたのち、レンタカーを借りて知覧へ向かいました。 武家屋敷の庭園めぐりを1時間ほどしました。なんというか、植木の刈り方にびっくり。波打つように刈ってある。 岩をぐるりとめぐるように木が切られていて、なんと芸術的で、暴力的な庭なんだろうと思いました。 エッシャーの絵みたいに、木と岩の感覚が逆なのです。私がいつも目にしているものと。文化の違いというのか、大らかというのか、とにかく驚きました。
知覧のことを文字にするにはなんとなく私にはできなくて、真剣に手紙とか着ていたものとかも見られませんでした。 心が燃えたり凍ったりするのを遮断するような防御が自動的に作動して、だめなんですね。 鳩とはべつのなにかが身体にはたらくようです。 だけど、いくつか凝視したものもあったので、短歌という形にできるときがきたらしようと思います。
それから、「男たちの大和」のロケ地をめぐる、という夫の企画ツアーについていきました。(車が1台しかないので行くしかない) でもつきあいのつもりで行ったのに、風景がマウイ島にそっくりなところがあって、思わず車を止めて休憩したりしました。 枕崎の港や海からろうそくのような岩の見える崖とか、ロケに使われた場所をめぐり、開聞岳もどかーんと大きくてすてきでした。
日本最南端のJR駅西大山駅、枕崎駅、山川駅と駅めぐりをして、鹿児島市のホテルに着いたのが21時すぎ。そこから息子と合流して黒豚しゃぶしゃぶを食べに行きました。それがまたおいしい~! 路地を入って偶然見つけた居酒屋でしたが、明太子ごはんや串もの、焼き物、煮物、お造り、全部おいしかったのでした。鹿児島はいいなぁ。ホテルにもどって1時就寝。
翌朝は7時半起床。夫はフェリーで鹿屋基地へ。息子は電車で枕崎。 私は城山観光ホテルへ。 あいかわらずばらばらな家族です。みんな自分の好きなところへ行きます。あとは新幹線の座席で会いましょうね~と別れました。
城山観光ホテルの入口の西郷さんのパネルにびっくり。「歓迎 塔全国大会in鹿児島2015」とすごいなぁ。 鹿児島歌会のみなさんの心意気というか団結を感じました。
9時すぎに着いたので、ホテルの会場をめぐってみたり、控室をのぞいたり。 すでに鹿児島のスタッフの方は来られていましたが、ほぼもう準備は完璧にできていました。 それから、内容については塔の11月号に掲載されますが、講演も鼎談も歌合わせも面白かったです。
同室は友達のあいっち。 なんだかいろいろおかしくて、ずっと笑っていた気がします。
おなかがすいたので、いったんきょうはここまで。