このあいだの木曜日は平日歌会、金曜日はあなたを読む会でした。
平日歌会はだいたい毎月新しいひとがひとりふたり来られて、お休みのひとがひとりふたりおられて、だいたい18人~20人になります。
今月も新しいひとがふたり。そのうちのひとりは他の歌会などでご一緒している人でした。参加者は18人。小さい事務所でテーブルを囲んで意見を言い合うにはこのくらいがちょうどいいと思います。
いったん意見をいったあと、別のひとがコメントされて、それをきいているうちに自分のなかでも考えや受け取り方が変化して、また追加で言ったりできて、そういうやりとりができるのがこの歌会の特徴だと思います。
ええええ、そこで切るの? とか、そんなふうにとるの? とか、まったく違う意見をきいて、驚くこともあるのですが、そこが楽しいのかな。
金曜日はあなたを読む会。短歌連作4つ、エッセイ1本。
エッセイがとてもよくて、意見をいいながら涙する場面もありました。暮らし方や人との接し方に違いのある人たちが、お互いに思ったこと、感じたことを思い切り言い合える場所というのは貴重だと思います。長くエッセイを読んでいると、その登場人物がまるで自分の知っているひとたちのように思えてきて、場面場面がとても鮮やかにいきいきと立ち上がってきます。
終わったあとは、さっぱり。 運動のあとみたい。これからも長く続けていきたいです。