ほよほよさんぽみちNEW

いつでも君のこと好きだったよ

金閣寺へは参りません。

2016-08-31 23:20:25 | 日記

 私の通勤ルートは京都駅から2ルートあります。

 

 西大路駅までJRで1駅乗って、西大路駅からバス。 もうひとつは京都駅からバス。 京都駅からバスにすると、バスに20分くらい乗らないといけないので、急ぐときは西大路経由にしています。 その日の天気と体調によってルートを決めるのですが、きょうは強い日差しで、日傘を家に忘れてきてしまっていたので京都駅からバスのルートをとりました。

 

 京都駅からは市バス205系統に乗ります。 乗り慣れていないとちょっと迷います。 というのは、立命館大学へ行く快速205と、金閣寺行きの205は同じ乗り場なのです。 一応、並ぶ場所は快速用、各駅用に分かれていますが、はじめて乗るひとは、どの列がどこ行きのバスなのかはっきりわかりません。

 

 いつもは案内のおじさんがふたりくらい立って、誘導してくれているのですが、いまは大学生が夏休みで、比較的すいているせいか、きょうはだれも案内がいませんでした。

 

 快速205と205は、ほぼ交互にやってきます。 次のバスの案内アナウンスが流れて、「次のバスは快速205系統立命館大学行です。金閣寺には参りません」というのですが・・・・

 

 私が列に並んだとき、うしろに女性ふたりが並んでいました。 ちょうど205がやってきたので、乗り込みました。 すると、乗り込んだときに、つぎのバスのアナウンスが流れたのです。 「金閣寺には参りません」 のところだけを、女性のうちの一人がきいておられたようでした。

 

 うしろのほうの席があいていたので、座っていると、さきほどの二人の話声がうしろの座席から聞こえました。

 

 「さっき、金閣寺には参りませんっていったよ」

 「ほんと? じゃあ、おりる?」

 

 その声が、塔の佐藤南壬子さんの声にそっくりでした。 東京方面の人のようです。 なんだか親しみを覚えて、思わず振り返って、

 「金閣寺、行きますよ」と言いました。 女性たちは「ありがとうございます」と言ったあと、「よかったね」とか「このへんの小学生の帽子はあんなんだね」とか言って風景を楽しんでいました。

 

 私は佐藤さんのことを思い出していました。 年末には食材の買い出しに京都の錦市場まで東京からわざわざくるっておっしゃっていたなぁ。 

 

 東京の女性たち。 金閣寺を楽しめていたらいいな、と思います。

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Sさんのこと

2016-08-29 20:30:06 | 日記

 Sさんは高齢化の一途をたどるうちの職場の若手。

 

 ITに詳しくて、たいていの困ったことはSさんが解決してくれています。

 

 話し方と態度がドライな雰囲気を醸し出しているので、誤解を生むタイプです。 

 

 いまは席替えをして斜め向かいになっていますが、この4月から6月末くらいまでは隣の席でした。 迷惑を省みず、「ワンポイントレッスン、お願いします」といって、わからないことや困ったことが起こると私はSさんを頼っていました。

 

 Sさんの机の前にはよく使う電話の短縮番号一覧が貼ってあって、私もそれをよく見せてもらっていました。 

 

 「このリスト、便利だけど、Yセンターの番号がないから、あいているところに付箋で貼ってもいいですか」ときいたら、

 「いいですよ」

 

 それから、そのリストをさらに便利に使っていたのですが、席替えすることになって、

 

 「便利なリストとお別れだなぁ」というと、

 「もうコピーして新しいリストを自分用に作りましたから、それはそのまま置いていきますよ」 と、置いていってくれたのでした。

 

 優しいじゃん!!

 

 きょうはサイドデスクの引き出しの下の段が開かなくなって、なにかひっかかってるみたいだったから上の引き出しをすぽっと引き抜いて、下の段の整理をして。下の段はスムーズに開け閉めできるようになったのに、どうしても上の引き出しがうまくはまらない。

 

 持ち上げて、溝をすべらそうとするんだけど、重いし溝はひっこんだりでっぱったりして、うう、てごわい。 こういうときは頼りになる先輩Yさんに相談するのですが、きょうはお休み。

 

 しばらく私の椅子の横に、引き出しを放置していたんだけど、やっぱり恥ずかしいなぁと思っていたら、Sさんと目が合いました。 

 

 「Sさん、ちょっと手をかしてもらえないでしょうか」

 「なんですか」

 「引き出しをぬいたらはまらなくなっちゃって」

 

 Sさんはくるりとまわって私の席のところまできてくれて、さっと持ち上げて1回で溝にはめてくれたのでした。

 

 たすかるー。 まるで息子のようにSさんを使う私。

 

 しかも、16時ごろにはミルクキャンディをもらいました。 私があげるべきなんだけどな。 労わられる母親。

 

 きょうは帰りに森永のあずきキャラメルを買いました。 あしたはみんなにわけてあげよう。

 

 

 

 

 

 

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蜜柑の木

2016-08-28 18:22:04 | 日記

 私の住んでいる家は3代目。 

 

 2代目の持ち主が植物好きだったようで、狭い敷地に小さなミョウガの畑があったり、葡萄の棚があったり。 リフォームするときに抜いてしまいましたが、紫陽花や金木犀もありました。

 

 あんまり普通はないな、と思うのが南西角に植えられた蜜柑の木。 実は滅多になりません。 ひとつだけ実をつけたとき、息子がピアノの先生に「蜜柑がなった」と言ったら、「家で蜜柑がなるなんていいね」と言われたそうですが、1個だけだとは言えなかったみたいです。そして、その蜜柑1個は食べたのかどうだったのか忘れましたが、皮はお風呂に浮かべて楽しんだことは覚えています。

 

 葉っぱに蝶が卵を生むし、隣の敷地まで枝が伸びるので、もう切ってしまおうと決めたことがありました。

 

 直径5センチほどの幹を地面から30センチくらいのところで切りました。 かわいそうだな、と思ったのですが、心を鬼にして切ったのでした。

 

 でも。 蜜柑の木はまた、ぐんぐん伸びだしたのです。 それを見たときは、ごめんごめん、もう切らないよ、と謝って、それからは枝を払うくらいにしています。

 

 2代目の持ち主はリビングの南西の角の部分をほんの少しだけ増築して、そこに西側に広い窓、南側に縦に細長い窓を造りました。 そこは私のお気に入りの場所で、机を置いて、家にいるときはほぼそこにいます。 夏の終わりになると、はっとするほど美しい黄緑色の光がそこから入ってきます。

 

 それは、蜜柑の木の影なのでした。

 

 窓はすりガラスなので、ぼんやりとした緑色の影だけが映って、かき氷に檸檬とメロンのシロップをかけたようでとても涼し気です。

 

 何度か歌に詠んだら、このあいだの山城歌会で「印象派の絵のような輪郭のないものを詠みたかったんでしょう」と言われてから、私はひとりで「印象派の窓」と呼んでいます。

 

 その窓にはヤモリがきてかわいいてのひらを見せてくれたり、ぺろっと舌がみえたりすることもあります。

 

 きょうは風がとても強くて、蜜柑の枝が大きく揺れています。

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第127回神楽岡歌会

2016-08-27 17:37:14 | 日記

 きのうは神楽岡歌会でした。

 

 歌の締め切り日にいつも参加される人から歌が届いていなかったので、数人にメールをしたら次々に届き、結局詠草25首、参加者23人となりました。

 

 東京から来られた方、久しぶりの方もあり、普段聞けないようなコメントもでてよかったです。

 

 17首でも25首でも、選歌は5首。 ぐるりとロの字型のテーブルを囲んで、椅子もぎっちり。 後半少しスピードアップとなりましたが、どこがよくて、どこがだめで票を入れなかったか、などはっきりしたことを参加者が述べられて、短い時間のなか、歌が立ち上がってきたり、見過ごしていたことが明らかにされたり、とてもスリリングな2時間でした。

 

 私が出した歌は、

 

 ・ピーナツのような子供が信号を待っているなり烏丸塩小路

 

 という、強引な比喩の歌だったのですが、9票も入って驚きました。 「比喩の衝撃」「具体的にどんな子供かわからないけれど、ピーナツのようだと思ったことに有無を言わせない力がある」「烏丸塩小路は京都駅前の少しいびつな交差点だけれど、それがわかってもわからなくてもいい」など。 反対に票を入れなかったひとはやはり「ピーナツのような」にどんな子供かわからなかった、ということが主でした。

 

 年間通じて、1票入るか入らないかという人からの票が2票入って、歌というのはわからないものだなぁと思いました。 バスの中から見た子供がピーナツみたいだな、と思って作った、ふつうの歌なんですけどね。

 

 他にメモしたコメント。 自立への諦め、ものほしげ、へりくつ、自己の二重性、日本家屋の夏、手つきが単純、力が入りすぎてテーマと合っていない、拮抗するなにかがない、サイケデリック、バルビゾン。

 

 21時に終わって、お店にいくつか電話をしてみたけれど、金曜日のせいかどこもいっぱいで、たまたま、会場へ行くときに通ったお店が23時までということを覚えていたので、走って確かめにいったらOKで、12名で二次会。 あとでタローさんがやってきて、ふたりのタローさんが揃いました。

 

 そのたまたまのお店(定食屋さん)が、すごく安くておいしかったのです。 私の向いにUさんが座って、私とUさんはお酒をのまないので、Uさんが干し鯖定食、私がコロッケ定食を注文しました。 コロッケ3種はカレー、ひじき、牛肉(だったとおもう)でしたが、小さいのが3つかと思っていたら普通の大きさのが3つ来たので、みんなでわけて食べました。 Uさんの食べっぷりはほれぼれするほど。 「ご飯好きなんですよー」「それもおいしそうなんでいただいていいですか」とかいって幸せそうに食べるので、こちらもなんだかにこにこしてしまいました。

 

 11時前に遠方へ帰るMさんとふたりで退席し、地下鉄に乗っていたら、Mさんの先輩というひとに遭遇し、ふしぎな3人組で帰りました。

 

 楽しい時間でした。

 

 

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塔の人に会ういちにち

2016-08-25 23:49:19 | 日記

 きょうはお休みをとって、11時からちいさな歌会、18時半からはあなたを読む会に行きました。

 

 ちいさな歌会は5名。 近況の報告をしながらランチを食べて、そのあと歌会です。

 

 かわいい猫の話、介護の話、健診の話など。 同年代ならではの興味深い話に、深く頷いていました。 私もこんな健診したよとか、痴呆が進むとこんなふうになっていくんだよとか、いろいろきいて、心構えというか、これからそんなふうな道をたどるのかもしれないという予測というか、みんながんばって乗り越えているんだな、ということが確認できました。

 

 15時散会。 松坂屋で買い物をして、京都へ移動し、伊勢丹で買い物をして、塔事務所へ移動です。

 

 丸太町駅を降りて歩いていると、チョコレートのおいしいBRUNBRUNというお店の窓ごしに、塔のOさんと目があいました。

 

 そっか。きょうは京都平日歌会の日だったんだ。

 

 ちょうど喉も乾いていたので、私もそこでお茶することにしました。 平日歌会帰りの6名に合流してジェラートがおいしそうだったのでマンゴーとベリーのジェラートを注文し、このあいだの全国大会の話、夏の旅行の話、オリンピックの話をひとしきりしたところで、18時に店を出て、事務所へ移動。

 

 あなたを読む会の参加者は今月は5名。 

 

 短歌連作30首が1作品、20首が2作品、10首と詩が1作品、エッセイが1作品です。

 

 きょうはスタートが19時くらいになってしまったので、1作品について20分を目処に進めました。 言いたいことを言って、自分の作品にもだめなところをたくさん言ってもらい、みなさんの読み込みの深さに毎回驚きます。 

 

 来月こそは童話が出せるといいなぁと思っています。

 

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