チェコフェスティバル2022in 関西

　きのうときょうはほんとうにいいお天気に恵まれ、２日連続で堺で開催されたチェコフェスティバルに参加した。

 

　去年買ったチェコガラスボタンの髪ゴムがほんとうに気に入っていて、この夏もずっと職場にもつけていっていた。みんながすてきね、と言ってくれて、今年も絶対買い足そうと思っていたので、きのう１１時３０分に到着するなり、お店を探す。

 

　ためいきがでるほどすてきなものばかりで、迷う。するとチェコアンバサダーでもある店主の方が「去年も来てくださいましたね」と声をかけてきてくれて、嬉しかった。去年もかなり迷って買ったのだった。そして今年も悩んだ末、ひとつだけ買う。

 

　　　　

 

　舞台では音楽やチェコ旅行のアピール、人形劇などつぎつぎに繰り広げられ、チェコ料理の３種盛りをいただきながら、友達が出演する時間になったら舞台の前へ進んで見た。夕方に短歌の友人が３人やってくると聞いていたので、それまで会場から徒歩１５分ほどの「利晶の杜」へいき、千利休と与謝野晶子の展示を鑑賞した。

 

　１７時ごろに会場にもどり、友人がやってきたのでユーチューバーの無職旅さんの話をきいた。いま人気の無職旅さん。東京のチェコアンバサダーでもあるらしい。自己紹介を兼ねて挨拶に行って、写真を撮ったりする。１８時から無職旅さんのチェコの話が始まって、最後まで聞きたかったけど、難波で合流する予定の息子から連絡があって、会場をあとにした。

 

　今朝は堺の高校の友人２名がチェコフェスに来てくれるというのと、チェコアンバサダーの仲間が１５時から出演するので、ふたたび朝から堺をめざす。１２時くらいに会場に入り、友人と落ち合う。みんなおいしそうにビールを飲んでいるので、とうとう私もピルスナーウルケルのビールを飲んでみた。泡がクリーミィ―ですごく飲みやすかった。

 

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

 

　そして、またガラスボタンのショップへ行って、買い足す。幸せだ。

 

　ソーセージやチェコのスープをいただきながら、チェコのオペラを聴いたり、バイオリンとクラリネットの演奏を聴いたり、ああ、なんて文化的な２日間だろうと思いながら堪能した。

 

　みなさんのチェコの話をきいているうちに、また絶対行きたいという思いが燃え上がってきた。

 

　来年はぜひ再訪したいな。

 

 

日が昇るまで 今泉佑唯

　欅坂46のメンバーだった今泉佑唯さんが芸能界を引退するという発表があった。

 

　私が欅坂46を知ったときにはすでにメンバーを離れていて、過去のライブの映像とか写真集で彼女の歌や姿やパーフォーマンスを見ることしかできなかったけれど、一度聴いたら忘れられない歌声だった。

 

　数か月前に偶然、欅坂46時代のソロ曲、「日が昇るまで」を聴いて、声と曲と歌詞がぴったりで、深く心に沁みていって、心が洗われるようだと思った。それから、毎日通勤時に聴いているお気に入り曲リストのトップに置いて、ずっと聴いていた。

 

　そのサビの部分。

 

　♪また　日は昇ってくれますか？
　　明日を見せてくれますか？
　　私の空から
　　また　微笑むことできますか？
　　前向くことできますか？
　　ゆっくり　ゆっくり　そっと
　　時間よ　進め…

 

　いろんなことあったんだろうな。つらかったり、悔しかったり、悲しかったり。

 

　ファンと言えるほどの繋がりではないかもしれないけれど、

　でも、私はあなたの声が好きで、こうしていまも歌声が聴けることをほんとうに感謝していることを、どうにかして伝えたい。

 

　私のように、細い細い糸を辿って、あなたの声にたどりついて喜びに満たされる人たちが、これからもたくさんいることを。

 

　ゆっくりゆっくり時間が進んで、望むような暮らしやあなたになっていくことを祈っています。

 

　ほんとうにすてきな歌声をありがとう。

 

 

岡山吹屋地区散策

　秋の気持ちのいい休日。妹と岡山県備中高梁の吹屋地区を訪れた。

 

　自分たちで車で行くのは不安だったため、宿の送迎をお願いする。そうすると、時間が指定されていて、見学できる吹屋の屋敷がもう閉まっている。宿の隣にあった旧吹屋小学校だけはまだ開館していたので、あわてて見学する。

 

　１７時。もうひっそりしていた吹屋地区を散策し、紅やさんというCafeで高梁紅茶を飲んで休憩した。

 

　　

 

　そのお店がとてもすてきで、古いレコードをリクエストするとマスターがかけてくれる。

 

　客は私たちふたりだけだったので、沢田研二の「時の過ゆくままに」とグレープの「追伸」をかけてもらった。

 

　ジュリーの声、すごく若いね、と話していたら、マスターも話に加わってきてぜんぜん違うねぇ、と聞き入る。

 

　透明感があって、張りもある。もうすっかり忘れていた。さだまさし、若いころこんな歌い方してたんだね、と「追伸」についても話す。マスターは初めてかけたと言っていた。

 

　帰り際にお店の向かいのベンガラ染めの職人のおにいさんもやってきて、またしばらく世間話をして楽しかった。

 

　翌朝も快晴。朝ごはんのあと、散歩にでかける。誰も歩いていない。空気が澄んでいて気持ちがいい。コスモスもたくさん咲いていた。

 

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

 

　今回の旅はよく歩いた。前回の北陸は宿で温泉につかるだけの休日だったけど、備中高梁駅周辺の武家屋敷や教会も見学したし、吹屋は時間いっぱいまで散策を楽しんだ。

 

　懐かしい曲を聴いたら、家族がみんな若かったころのことを思い出して、母が私たちにしてくれたことを思い出したりして、振り返りのできたいい時間だった。

 

 

もっと強気で来い！

　職場にはデスクが５つくらいずつの島が５つあり、それぞれの課に分かれている。

 

　私の席は島のひとつの端っこで、右隣がプリンターという位置。ちなみに島ごとにプリンターがひとつずつある。レンタル契約しているプリンターだから、調子が悪くなると業者を呼んだりしている。うちの島のプリンターは部屋の中央にあるので、使われる頻度が高く（隣の島のひともここから打ち出したりもする）、わりとすぐにトナーがなくなったりする。

 

　席の配置ゆえ、ぴーぴー言ったらボタンを押したり、トナーが少なくなったサインがでたら（寿命が近づいています、という怖いフレーズのメッセージがでる）がばっとトナーの入れ物をはずして振ってみたりして寿命を延ばしている。

 

　きのうH課長がうちのプリンターで両面印刷をしようとしたら、ぴーぴーという音が鳴って止まった。

 

　H課長「いや、ちょっと折り返しの口のあたりに腕を置いていたのに触れただけやねんけど」　と、いろいろ言っている。

　私「ああ、両面のときは一旦折り返し口から紙がでるので、そこになにかあったら止まるんですよ。デリケートなんです」

　そういいながら隣のF氏と詰まった紙を取り除く。

 

　私「出ようとしたところになにかがあったらもうだめなんですから」

　H課長「ふわっと腕をのせてただけやのに。もっと強気で来いちゅうねん」

 

　あははは。　ちょっとわかる。

 

　人も機械もデリケートすぎるようになってきた。ちょっとした接触があると「じゃあもういいです～」ってなる。

 

　私やH課長世代の人が、「ちょっと～なんかパソコンへんになった」と若い人々を頼るシーンがよくあるけれど、きっと彼らは「あなたたち、雑だからですよ、なにかのボタンに触ったんじゃないです？」などと思っているかもしれない。

 

　写真はランチのお蕎麦屋さんの中庭から見上げた空。　きのうは中庭の席が空いていて風が気持ちよかった。

 

　

サラダやさん（With Green）

　今年７月末に職場近くにオープンしたサラダショップWithGreen。

 

　手軽に食べられて最近続けて通っている。

 

　はじめはサラダだけでお腹いっぱいになるのかなと思っていたけれど、組み合わせによって、チキンが入っていたり砂肝がはいっていたり、玄米がはいっていたりして食べ応えがある。

 

　きのうはキーマカレーと玄米のサラダボウルに日替わりのスープ、タイ風のぴりからチキンスープをつけた。定食屋さんで食べたときと同じくらい、夕方になってもお腹がすいたとは思わなかった。

 

　１０月末までトッピングがひとつサービスになる方法を同僚に教えてもらったので、きのうは柿をトッピングした。

 

　出張前とか急ぐときにもすぐに食べられるので便利。

 

　怒涛の出張の９月１０月が終わりつつある。来週の火曜日の出張予定をこなせばしばらくは通常勤務になりそう。

 

　よく働いた。