よいお年を！

　おとといはミキコさんご夫妻と忘年会をしました。　はじめは２家族７名の予定だったのですが、息子のバイトがどうしても休めなくなってしまって、結局大人４人になりました。

 

　新田辺のいい感じの居酒屋さんをミキコさんが予約してくれました。　ミキコさんのご主人のトモさんは現在インドのチェンナイに赴任中ですが、年末年始で帰国中なのでした。　きっと大変なことたくさんあると思いますが、（たぶん４人のなかでいちばんがんばっているのはトモさんだと思います）くたくた感がなく、むしろ「楽しもう」と自分で前向きな方向にもっていっている姿に励まされる思いがしました。

 

　ミキコさんファミリーが引っ越す前にうちでお別れ会をして（１５年まえ）、そのときに思いでアルバムを作って手渡したのですが、それを持ってきてもらって、みんなで懐かしんでいました。

 

　子供たちはもう成人。　下のMくんも春から就職が決まったそうです。　年齢があがると、それはまたそれで悩み事も変わってきますが、お互いの家族の歴史を知っているので、会えばすぐに「そうやなぁ、昔からそういうとこあったもんなぁ」という感想がきけたりするのが楽しいです。

 

　夕月夜というお店のメニューがとても充実していて、飲み物の種類も豊富だし、お料理も味がよくて、みんなどんどん注文しました。

 

　１８時からスタートしてお店を出たのが２１時半くらい（どんなけ長居！）。　それでミキコさんたちを車で送っていったのですが、「ちょっと子供たちにも会っていって」と言ってもらって、あつかましくもお家にあがらせてもらってそこからお茶を飲みながら、チェンナイでの写真や動画を見せてもらいました。

 

　息子からバイトあがりのメールがきて、家に行ってると返信したら、かなり悔しがっていたので、帰りにムースとプリンをコンビニで買いました。

 

　ミキコさんも今年から支店が変わって、慣れない環境でどうにか１年やったということ。　

 

　「みんな、来年も元気で働こう！」「はーい！！」　ということで乾杯し、最後に別れるときは「幸せになるんやで」という不思議なメッセージをAちゃんに残して帰ったのでした。

 

　きのうは、ダイアナがお姉さんからのことづけのハーブティや、おみやげの蝙蝠クッキーを持ってきてくれました。　大掃除の陣中見舞い。　前日にどこまでやったかを報告しあって、「私もがんばるわ！」といい合いました。　

 

　ハーブティにはすてきなお手紙がついていて、読みながら少し泣きました。　ダイアナのお姉さんもすてきな人だなぁ。

 

　きょうは大掃除最終日。　今年はわりと計画通りにいきました。　　はーすっきり。　

　いろんなことのあった年でしたが、もうすぐこの年も終わります。　みなさん、ありがとうございました。

 

　来年もどうぞよろしく。　よいお年を！

片付け２日目と前川佐美雄

　きょうはピザトーストを焼き、また９時半から掃除。

 

　冷蔵庫に担当部署を書いた紙を張り、終わったらペンで消していくという毎年恒例の大掃除です。　私はきょうは自分の部屋の細部。　衣類部門はきのう終わっていたので余裕と思っていたら、細部の整理に手間取り、なかなか進みません。

 

　いただいた写真を見たり、手紙を読み返したり。　古い葉書を整理していると、もう亡くなった方も何人かおられて、事務連絡的な葉書だけれど、捨てられないなぁと思って、布の箱に収めました。

 

　遅くに起きてきた息子が

 

　「フリマ？」　と私の部屋をみて言います。

　「そうそう。年末のフリマ。 片づけてるのか、散らかしてるのかわからんようになってきた」

　「片付けの初めはそういうもんやろ」

 

　１４時からバイトだというので、１３時で掃除は一旦終了。　お昼ご飯を食べて、ちょっと一休み。　

 

　この、ちょっと一休みのときに読むのが『前川佐美雄全集』。　いいなぁ。　まっすぐで自由で寂しい感じ。　駆けよっていって握手したくなります。

子供から少し大きくなるまで、『すてきなあなたに』を愛読していましたが、それの大人バージョンといった感じで、どのページを開いても好きな歌に会えます。

 

　・をんならが日傘をまはすよくまはすくるくるとまはす面白さうな

　・家にはひるといきなり暗さが頭からやつてくるのでとても泣けない

　　（前川佐美雄『白鳳』）

 

　ある地点までいった苦しみのあとの可笑しさのようなものがあります。　

 

　・窓の無いいんきな室で僕はいま自分の足をうらかへし見る

　　（前川佐美雄『植物祭』）

 

　あー。　足をうらかへし見ているんだなぁと思っていたら、５首あとにまた

 

　・なまじろいわが足のうらを日にほしてあたためてゐる雨あがりなり

　（前川佐美雄『植物祭』）

　という歌があって、日にほしたんだね！　あたためているんだね。　と、つっこみたくなります。　なんか、考えていることとか、行動が想像を超えていて面白いのです。

 

　もちろん、かっこい歌とか、美しい歌もたくさんあるのですが、こういう情けないような歌が好きです。普通は見過ごすようなものにじっと目をこらしていたり、誰も怖くないものに怯えたりしている歌があると、友達（？）になりたい気がしてくるのです。

 

　・ヒヤシンスの鉢をかかへてざんぶりと湯に飛び込んだ春の夢なり　（同）

 

　すぐに時間はたってしまって、あわててかえって散らかってしまった部屋を片付けました。続きはあしたにします。

 

　写真の塗り箱に入ってるのは「謹呈」の紙。　手書きのサインのあるものはとってあります。　右の布の箱に入っているのは「御守り」と大切な葉書です。　ここのコーナーは亡くなった友達が作ってくれたぬいぐるみとか、遠くで暮らしている友達からもらったマスコットとか、特に大事なものが飾ってあるコーナーです。

 

　明日はお天気がよくないみたいなので、私の部屋の残りと、冷蔵庫の掃除と食器の漂白をする予定。　

　

片付け初日

　このあいだから少しずつ片づけをしていたので、お休みにはいってうんざりというわけではなくて、今年は大掃除にも余裕があります。

 

　いちにち１部屋。　しかも、朝ごはんを食べて３時間だけ、と決めたら案外やれるものです。　ちょうど疲れたころにお昼ごはんになるのがいいです。

 

　きょうは、いただきものの沖縄産シークワーサジャムを開けました。　手に力がはいらなくて、夫に開けてもらおうと持っていったら、手がすべって開かないのでした。　こういうときミキコさんがいたらなぁといつも思います。　１５年前くらいは、斜め向かいに住んでいたミキコさん宅にジャムの壜をあけてもらいに行ったものでした。　あのころから力がなかったんですね。

 

　結局、シリコン素材の落し蓋を利用して夫が壜を開けました。　あれを使えばいいんだな、と学んだので次回からは自分でやれそうです。

 

　きょうは私の部屋を中心に、隣の息子の部屋も掃除しました。　布団と毛布を干し、夏用の敷物を干し、要らないものはどんどん捨て。　使っていなかったティッシュカバーがでてきたので、ハンカチの収納がわりに使ってみたら、ぴったり。　重ねることもできて便利です。　こうしてみると、ピンク系のハンカチが多いなぁ。

 

　掃除機をかけて時計をみたら、１２時半。　ぴったり３時間です。　お昼は温かいおそば。　

 

　午後からは年賀状（後半）を作りました。　いっぺんにやると疲れるので、これも数回にわけて作ります。　

 

　投函後、黒田官兵衛の総集編（前篇）を観たら、もう夜でした。　

 

　あしたは自分の部屋（細かい部分）を片付ける予定です。　

仕事納め

　きょうは仕事納めでした。

 

　１４時半から大掃除というおふれが回っていたのですが、仕事が終わらず、うちの課は通常の２倍速でみんながんばっていました。１５時にとうとう「掃除はじめてください」と総務課長のほら貝が鳴り、仕事中断して掃除を始めました。

 

　私は休憩室担当。しかも、冷蔵庫と電子レンジと食器棚という主婦チックな部門だったので、ほこりまみれにもならず、自分の家の掃除のようにせっせと磨きました。

 

　冷蔵庫には飲みかけの野菜ジュースとかお茶のペットボトルがあり、飲み残しをいれていそうなY課長補佐のところへいって、「これ、違いますか。捨ててもいいでしょうか」と尋ねると、

　

　「なんでわしとこ来るねん！　はじめからわしやおもてるやろ」　と図星の返事。

　「い、いえ、みんなにたずねてまわっているだけで・・なにも、う、うたがっていたわけじゃなくて」

　「もう全部捨てていいよ、なにかいわれたら僕が許可したっていうから」　総務課長、さすが。

 

　みんな担当部署がおわったら、自分の机やパソコン、電話などをきれいにしていました。　コピーがひまそうにあいていたので、いまのうちに裏紙にかわいいメモ用紙を印刷しておこうと思ってやりはじめたら、すぐに紙が詰まりました。　部長がやってきて、「使えるようになったらいうて」といって去っていきました。　えー、自分でなおすのか。。。

 

　休憩室でお茶を飲もうとしていたHさんに「ちょっと、すみません、コピー機得意ですか？」　と無理やり隣のコピー室へ引き込んで、「直し方がわからなくて」と頼み込んだら、

 

　「うーん。　このドアをあけて、このレバーを押して、回すんですね。　あ、紙がありますよ」　という感じで冷静に私のどうでもいい紙（熊とかパンダとかのイラストいりメモ）を３枚取り出してくれて、すごく恥ずかしかったです。

 

　は～　とにかくなおってよかった。

 

　そんなことをしているうちに、後半の業務に出遅れて、どこの部署も定時でご挨拶をして帰ってゆくのに、最後までばたばたしてしまいました。　

 

　みなさん、おつかれさま。

 

 

くりすます

　クリスマスなので、駅前のロータリーがとても混んでいました。　城陽市唯一といってもいい観光資源「ティンクル城陽」へ行く臨時バスがつぎつぎとやってくるのでした。

 

　駅で知り合い（といっても息子が幼稚園のときの同級生のお父さんという微妙な知り合い）と同じバスを待ちながら、「この時期は混みますねぇ」などと話して、そのあとなにを話せばいいのかわからず。　バスに乗ってからも前後に座ったので話すこともなく。　私が先に降りるので、軽く「失礼します」といって別れました。

 

　家に帰ると、クリスマスの贈り物などはきていませんでしたが、本が２冊。をを~　女優のようなお写真の表紙にみとれてしまいました。またあとでゆっくり読みましょう。　

 

　２２日に出した会費の催促通知が転居先不明で１枚戻ってきていたのと、FAXが１枚、留守電が１件。　

 

　問い合わせのあったひとに連絡をいれて、あした提出の１月号発送用のデータを作成しました。　毎月のことながら時間がかかります。　結局２時間くらいかかって、２１時半から夕ご飯を作りました。きょうはクリスマスなので、ミートローフ。　ベーコンとコーンのチャウダー、サラダ、　デザートにヨーグルトとクリームパン。　クリームパンというのは京都駅で買って帰ったもので、みんながそろうまでのつなぎ。　私と夫は食べました。　息子のバイトが終わったようで、さきほど電話がありました。

　

　２３時半から夕食というのは、身体に悪そうだけれど。　

 

　とにかく。　メリークリスマス！