ほよほよさんぽみちNEW

いつでも君のこと好きだったよ

てのひら

2015-11-30 21:25:43 | 日記

 職場では風邪や腰痛や怪我で休んだり途中から出社、退社の人が続出しています。

 

 となりの課のKさんが足の親指を前に骨折して、その具合がよくないので病院へ行ってから出社するという連絡が朝はいりました。

 

 お昼休みに私がライフから戻ってきたとき、Kさんにお茶くみ室で会いました。

 

 私「Kさん、足の指、大丈夫ですか」

 Kさん「そやねん、いとうてな。 今朝はてのひらも動かんようになって」

 私「・・・・・(てのひら)・・・・?」

 

 私が一瞬考えていると、そこにいたK2さんが、

 

 K2さん「てのひらって動かせるものなんですか」 とすかさず訊き、

 私 「てのひらじゃなくて、手の指じゃないんですか」

 Kさん「そや、まちごうた。 てのひらとちごて、手の指やった」

 

 Kさんは個性的だなぁ。 てのひらと手の指って間違えるかなぁ。

 

 最近、緊迫した場面がときどきある職場だけれど、Kさんのおかげで空気がほどけたようになります。

 

 やっぱりそういうひとって、場にひとりは必要だなぁと思いました。

 

 

 

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久しぶりの短歌の日 大口玲子『桜の木にのぼる人』

2015-11-28 23:40:05 | 日記

 読みたい歌集や歌書がたくさんあって、少しずつ読み進めています。

 

 歌集を読んで、ノートに好きな歌を写して、それからブログに書いたりするので、のろのろですが、たまには書きたいなぁと思います。

 

 きょうは大口玲子さんの第5歌集『桜の木にのぼる人』。

 

 小さい息子さんとの日々を丁寧に掬いとって詠われているのですが、息子さんとの時間がとてもはかなく、切なく描かれる歌がときどき差しこまれ、子供時代のいきいきとした時間というのは同じくらいにはかない時間なのだなぁと思いました。

 

 ・ひよこ豆とキャベツ煮てまるきパン添へて極力小さき弁当つくる

 ・かじかなく沢辺にほたる追ひながら子はいくたびも視界から消ゆ

 ・はつ夏の虹も蛍もはかなくてわれより先に子が見つけたり

 ・噴水に向かひてふたり歩むときも息子は息子の帆を張りてゆく

 ・キャンドルの小さきほのほを見つめつつ南瓜のスープすする息子よ

 ・蠟燭に息ふきかけて消したれば息子の顔は見えなくなりぬ

 

 東日本大震災後に福島を離れて宮崎で暮らし始めたことが、子供時代の「はかなさ」に加えて命を脅かされる不安が大きくあるために、いっそう際立ってはかなく思えてくるのかもしれません。

 

 ・いくたびも「影響なし」と聞く春の命に関はる嘘はいけない

 ・無用な被曝避けてくらせと言ひくれしたつたひとりと振り返るなり

 ・樹皮削られ水かけられて除染といふ苦しみののちのりんご<国光>

 ・福島より来たりて宮崎の土を指し「これはさはつてもいいの」と訊けり

 

 さらに、日常の中に影を落とす社会の動きにもはっきりと声をあげています。

 

 ・木立ダリア見上げては過ぐる道の朝「徴兵制」を言ふ低き声

 ・殺すことなかれ殺さるることなかれ影踏んでひとり遊ぶ息子よ

 ・福島で生きる母親に強さありその強さに国は凭れかかるなよ

 ・暴力を根こそぎにする怪力のあらばそれはまた暴力ならむ

 

 子供の歌では

 ・「顔が寒い顔が寒い」と繰り返しいまだこの世の慣れぬ息子は     大口玲子

 ・ふうせんがおもい ふうせんがおもいと泣いてゐる子供はしだいに母に遅れて  花山多佳子

 ・かぜがおもい、風が重いと言いながら青い傘さす子ども歩めり     吉川宏志

 という、幼い子供のつたない言葉がかえって切迫感を呼ぶ歌は、花山さんや吉川さんにもありますが、花山・吉川作品は「子供」から少し離れた場所から見ているのに比べて、目の前のわが子の強い訴えが自分に向けられているような、一体となって「この世に慣れぬ」感じが浮かび上がってきます。


 子供の歌のなかで一番好きなのは

 ・子に呼ばれ望遠鏡をのぞきみれば月面ひろくみづみづとあり


 です。子供の見ているものから教えられる新しい世界。 忘れていたもの。 新聞やテレビから溢れてくる情報は、まるで世界は終わりに近づいているんじゃないかと不安ばかりかき立てられ、自分もなにかしないといけないような焦燥感を覚えるのですが、子供のもつ新しいものとの出会いを喜ぶ力に気づくとき、大切なものを大切に生きて行くことが一番だということを思います。


 最後に、魅力的な冬の相聞の歌を。


 ・会ひたさをわが言はざればさらに遠き岬へと行く冬の約束

 ・きみが束ねくれたる麦の穂のひかり卓上にあり冬はすぎゆく




 


 

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言葉のつかいかた

2015-11-27 22:49:48 | 日記

 今朝、出勤してすぐになんだかものものしい雰囲気になって、お互いの主張のしあいが始まりました。

 

 平常心を保ちながらパソコンを見つめていたのですが、どこにいても聞こえてくるような大声で繰り広げられるバトルに、その場を立ち去りたくなりました。

 

 でも、そこで席を立つわけにもいかず。

 

 ひとことひとことを言葉として聞いているうちに、悲しみを通り越して怒りがこみあげてきました。

 

 それほどにまで相手を傷つけなくてもいいのに。

 

 口から放たれる言葉をもう少し選べば、エスカレートしていかずにすむのに。

 

 結局そのバトルは5分くらいで終わったのですが、後味がとても悪くて、すっきりしないままお昼休みに突入。 きょうは一日が長いので、おうどんやさんで定食を食べ、銀行へ行き、ライフでおやつを買い、職場に戻ってアリナミンVを飲みました。 なんとか持ちこたえられますように。

 

 17時32分にタイムカードを押して、バスで塔事務所へ。 18時半スタートの「あなたを読む会」にぎりぎり間に合いました。

 

 きょうは7名。 童話1、エッセイ2、自伝1、短歌連作3。 

 

 みなさんとても細部まで読み込んで来られていて、大きく頷いたり、はじめて気が付いたり。 結構厳しいこともお互い言っているのに、帰りは笑いながら駅まで歩きます。

 

 「厳しいこと」を口にしていても、その言葉のなかに「相手を傷つけるために放たれた言葉ではない」ということをわかりあっているから、受け止められるのでしょう。

 

 言葉のつかいかたで、怒ったり、笑ったり。 言葉について深く考えさせられた1日でした。

 

 

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徹夜

2015-11-26 22:28:59 | 日記

 睡眠時間は短いほうだと思いますが(平均5時間)、徹夜というものをあまりしたことがありません。

 

 いままでで、数回くらい。 それも、旅行中で山頂でご来光を見るとか、そういうやむをえないときだけ。

 

 最近、息子は徹夜ばかりしています。 なにか作ったり、書いたり、読んだり、聞いたり、見たりしているのだそうです。

 

 そして、朝になると私と入れ替わりで二階にあがってきて、学校にいくまでの数時間仮眠する、といった暮らし。 大丈夫なのかな。

 

 心配なことや気になることがあると、寝つきが悪くなることもたまに(数年に1回くらい)ありますが、考えていてもすぐに眠くなってきて(睡魔に負けるくらいだからそんなに深刻なことは起きていないということでしょうか)、あーもう眠いからいいや、あした考えよう、という感じで寝てしまいます。

 

  あしたは会社が終わったら「あなたを読む会」に行く予定です。 もう7回目。 予習して今夜は早く寝ます。

 

  そうそう、月がとてもきれいですね。 空気が澄んでいるのか、さっき空にぴっかり光っていました。

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木立ダリアの日

2015-11-25 22:12:40 | 日記

 きょうは妹の誕生日のお祝いをしました。

 

 本当は12月3日なのですが、ふたりともなかなか予定が合わず、きょうはお休みがとれたのでお気に入りのお店ルスティクでお昼のコースを食べました。

 

 お誕生日予約をしていたので、妹のデザートはお誕生日仕様になっていたうえに、シェフが厨房からでてきて、ハッピーバースデーの曲を小さなオルゴールを手回しで奏でてくれました。

 

 ゆっくり2時間くらいかけていただき、雨のドライブ。

 

 道沿いの家の庭や垣根ごしに背のたかいピンクの花が咲いているのをよく見かけました。

 

 妹「あれはなに?」

 私「木立ダリアかなぁ。 最近電車の窓からもよく見るよ」

 妹「そういえば、来るときも見かけたわ」

 私「こんな時期にきれいに咲くんだね」

 妹「きょうは木立ダリアの日だね」

 私「これから、こっそりランチいくときは、木立ダリアを暗号にしよう」

 妹「それがいいね。 お姉ちゃんが本物かどうかもわかるしね」

 

 といった、子供のころのような会話をしながら、リフレッシュして帰ってきたのでした。

 

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