きょうは有休をもらって、朝は用事。
思ったより早く済んだので、銀行へ行き、伊勢丹で手袋を買い、京都駅から京都市バス「5」に乗って、ロームシアター京都へ行きました。 通勤用に市内フリー定期というのを買っているので、市バスをなるべく利用します。
このあいだ、置き忘れたトートバッグ&同人誌と無事に再会。 女子トイレにあったそう。 届けてくれた女性に感謝。
そのあと、ニガテなスターバックスへ。 人生2回目かな。 まえに仕事仲間と一度行ったことがあるけど、なんとなくお店にいるひともお客さんも「なれているひと」という感じで、落ち着かなかったのでした。
お昼を短時間で食べて、13時からの平日歌会に間に合うようにしないといけない。
ショーケースにおいしそうなベーコンとほうれん草のキッシュがあったので、それを注文し、「お飲み物は」ときかれて、「紅茶ありますか」ときいたら、「こちらから茶葉をお選びください」と言われ、「じゃあ、アールグレイで」と注文する。
「サイズはいかがしましょう」
「(ええと、なんのサイズがあるんだったかな。たしかLとはいわずにトールっていうんだよ、普通サイズはどういうのかしらと思いつつ)Mで」
「ほかは大丈夫ですか」
「はい」
この、「大丈夫」というのは最近よく使われる言葉で、少し前の「やばい」みたいにどんな場面にでも登場してくる。
「結構です」と主に断る場合、「大丈夫です」と言われる。 いったん英語に変換する。 「私のことは気にしないでください。お気になさらなず。 」というふうな感じなのだろう。
「ほうっておいてください」とか「放置したままでいいのです」とか。
だから、店員に「大丈夫ですか」ときかれたら、「このまま放置していいですか」→「ほかにあなたにやってあげられることはないですか」の意味となる。のだろう。 知らんけど。 ちなみに、この「知らんけど」を文末につけるというのは、とても便利で、「よく知らないけれど」と断ることによって、責任を逃れられる、というような心持になる。
なんの話だったかしら。
そうそう、結局キッシュと紅茶のMを頼んで、トレイに載せてもらって(Mって大きい!Sにすればよかったと思いつつ)席につき、いったん白い蓋をあける。 あの、なだらかな丘陵のような形をした蓋。 あれが苦手です。
ティーバッグを取り出し、ミルクとお砂糖を入れて、木のスティックでかきまぜてまた蓋をする。 ほんとうはそのまま飲みたいのだけど。 そして、みんなみたいにかっこよく飲めない。 あの小さな四角い穴から飲むのにどうしてこんなに緊張するのでしょう。 なんでみんな平気な顔で蓋をしたままあの細い穴から飲めるのでしょう。
まず、熱い。 私は猫舌じゃないけれど、あんなにちいさなところから飲もうとすると熱いのが一点に集中して熱いのです。 しかも蓋がとれてジャバーっとセーターにこぼれたらどうしようと思うとどきどきします。 読んでいる本をいったんテーブルに置いて、両手で飲みます。 そんなややこしいことをしながら飲んだり食べたりしているうちに時間がなくなってきて、ああ、もうだめだ、と思って結局蓋をはずして飲んだのでした。 このほうがたくさん飲めるし熱くない。 片手で飲める。
そしてお店をでて市バス「46」に乗り、とりあえず、バスの路線がいろいろ交差している四条河原町で降りました。 そこには案内のおじさんがいたので、「裁判所前へいくには何番にのればいいですか」ときいてみました。そうしたら、「斜め向かいの停留所から10番に乗ればいいです」と教えてもらって、バスを待ちました。北へ行きたいのに、南に向いているけれどいいのか、と思いながらおじさんを信じて待っていたら「10」がやってきたので乗りました。
南へ向いてすぐに東へ行き、(私は北西へ行きたいのに)そこから北上し、三条京阪のターミナルをぐるっと回り、また西へ行き、ふたたび河原町通りにでて、北へ行き、河原町丸太町を西へ。 裁判所前で降りたのは12時55分。 ぎりぎり。
そのあと16時まで平日歌会。 ボアさんで焼肉定食を食べて、18時半からあなたを読む会。 21時過ぎ終了。
めまぐるしい一日でした。