きょうは本当は朝に買い物に行き、午後からヨガに行く予定でした。
今月はなかなか平日にヨガに行けなくて、あと1回分、残っていたのです。 おととい、木曜日になんとか火曜日の分を振り替えて行ったのですが。 やはり、1日おいてまた、というのはきつくて、きょうは午前中は草引きをして、ハゴロモジャスミンの伸びた蔓を切り、午後は夫の両親と買い物ということになりました。
買い物から帰ってきて、15時くらい。 またハゴロモジャスミンの花がらを取っていると、高齢者の「歩く会」のような団体の人たちが、うちの前を通っていきました。 みなさん、地図を持って、たぶん、山背古道を歩いて、少し横道に入って来られたのだと思います。
そのなかの、男性の一人が、
「いい香りですねぇ」 と声を掛けてきました。 私が振り返ると、今度は女性が、
「これ、なんていう花ですか?」 ときいてこられました。
私「ハゴロモジャスミンです。 ちょうどゴールデンウィークごろに毎年満開になるんです」
「へぇ」
そして、その前後にいた人たちも立ち止まって、「なんていう花って?」「ハゴロモジャスミン」と、わいわい集まってこられました。
「私、ノートに書いたよ」
「私も書こう」
といって、みなさんノートに花の名前を書き留めている模様。 まるで吟行会みたいです。 私は地元の人、という役。
先頭のほうを歩いていた、リーダー的なひとも戻ってきて、
「ちょうど、見ごろかなぁと思って、この道を通ったんですよ」
ということは、何度かうちの前を通ったことがあるということでしょうか。
「どうもありがとうー」といって、みなさん立ち去っていかれました。
きのうまで、ぼうぼうだったのを、午前中に整理しておいてよかったな。 みんなのノートに書かれたハゴロモジャスミン。
どこかでなにかの作品になっているかもしれません。