今日はミキコさんとお出掛け。
チェコ語講座でもらったチラシに「ビロード革命の30周年を考える」というボヘミアフォーラムがあると知って、大阪大学へ。ひとりで行くのはちょっとなぁと思って、12月にチェコへ行くミキコさんを誘ってみたらいっしょにいってくれることになった。
しかも、通り道の阪急うめだ店では催し会場でチェコをはじめドイツ、オーストリア、ハンガリーなどのクリスマス雑貨のお店がでていること、1Fのショーウィンドーの今年のテーマが「くるみ割り人形」で、チェコ在住の人形作家林由未さんのマリオネットが見れるという情報を得て、寄ってみる。
催し会場ではフルーツフェアのようなものも同時開催していて、おいしそうなパフェやサンドイッチの並ぶ一区画をひとめぐりして、ジンジャーレモネードとフルーツのトッピングされたハワイアンドーナツを食べた。おいしい。
かわいいクリスマスグッズもひとしきりみて、心に栄養を補給。いいなぁ。またいろいろ飾りたくなってきたなぁ。
そのあと1Fのショーウィンドーを見る。くるみ割り人形のお話の7場面をマリオネットで再現していて、子供でなくてもわくわくした。
それから子供用スノーマンカレーを食べて、いよいよ大阪大学基礎工学部へ。銀杏並木がとてもきれい。途中で迷ってひきかえす。ちょっと遠回りになってしまったね、といったら、ミキコさんがすかさず「いいやん、歩数が稼げたやん!」(←私が1日5000歩を目指していることを知っている)さすがいつも前向きなミキコさん。
フォーラムのメニューを見ると、5部からなっていて、18時までらしい。夕方用事があったので、前半だけ参加することにする。
「イントロダクション 林忠行氏」「劇作家が政治家になる時 ヴァーツラフ・ハヴェルと89年 阿部賢一氏」「スロヴァキアの体制転換とその後 神原ゆうこ氏」の発表を聴く。かなり専門的な話だろうか、一般の人がきいてもわかるんだろうか(こういうのは専門的に勉強している人のためのフォーラムなのか)とか心配していたけれど、最初に「チェコを旅行などで訪れてもう少しこの国を知りたい人にも開いて催すことにした」というような前置きがあってほっとする。
内容はそれぞれ専門的だったけれど、レジュメに沿ってみていけばわかるようになっていて、1989年の中欧の激動ぶりが感じ取れた。
いやぁ、いろんな学問や研究があるものだなぁと思う。 往復に結構時間がかかったので、電車のなかでミキコさんと近況を報告しあえたのも楽しかった。