きょうはあなたを読む会でした。もう第40回です。みんなすごいなぁ。
きょうのメニューは短歌30首、16首、15首、14首、エッセイ。お昼開催になってから多少ゆったりぎみです。最近読んだ本とか歌集とかもろもろの情報交換ののち、14時から批評スタート。
歌のモチーフや言い回しなどはもちろん、連作としてのタイトルや構成、省くべき歌などかなり辛辣に言い合います。
長く読み合っているからわかるけれど、普通は読めないよ、とか。この花はここではあかんでしょうとか。かなり冷静に細かく見ていきます。わたしもここで試してみてわからないと言われたら、独りよがりなのかとか、無理なんだ、と素直に納得できます。だから結構チャレンジの歌も出せるのだと思います。
きょうはまったく通じない歌があって、猛省。 作り直します。
エッセイに対しても、いいところとこの部分はいらないというのがでて、みなさんきちんと深く読み込んできているなぁと思います。
エッセイはずっと自伝のように続いているので、他のメンバーがきょうはエッセイにでてくる地名の載った地図や、筆者のお父さんが書かれた小説の付記されていた年譜のコピーなども用意してくださって、いままで頭で描いていたものが立体的になったり、ああ、対岸の半島というのはここのことね、と確認しあったり。
16時半ころにいつもは終わるのですが、雷雨となり雨宿りしがてら、お茶を飲みながら1時間くらい歌の話をして、17時半すぎに事務所をあとにしました。
たっぷり歌の話ができて、身体が元気になった感じ。また9月もがんばるぞ。