このあいだ、寝ぼけていて、目覚まし時計を止めようとしたら、手がとどかなくて。
ベッド脇のキャスター付きサイドテーブルが動き出し、そのまま手をのばしたまま、ベッドから落ちました。 そのときに、サイドテーブルの角で左首筋を強打し、しばらく立てませんでした。ほんとうにマヌケなことです。
それから2週間くらいして。
きのうの朝、左首筋が痛くて、バッグを持っていても、痛みがはしるほどでした。
スポーツウーマンのSさんに言うと、「外から見た感じではなんにもないですよ」
私「だけど、首って大事なところだから、どこかが切れていて、日が経ってから症状が現れるとか・・・ それが大きな病の警鐘だったとか、あるじゃない」
Sさん「いや、はっきり原因はわかってますやん。落ちて打ったんでしょ」
私「まぁ、そうだけど」
Sさん「それで、すぐに痛みが現れないというのはお年頃のせいもあるでしょう。それにどっか大事なところが内出血しているんだったら、腫れてきたりするでしょう」
あまり大きな怪我もしたことないし、家族にもそういう怪我の経験がないから、そういうものなのか、と思う。
きっと、Sさんがいうなら大丈夫。 不思議となぜか確信しました。
そして、今朝。
Sさん「首の調子どうです?」
私 「え? 首? あ、治ってる。きのうヨガいったらなおったかも」
Sさん「ほらね!」
ほんとだ。 近くにSさんのような人が来てくれてよかったです。 心配の芽をすぽすぽ抜いてくれるので、助かります。 しかも、ちゃんと覚えていて声をかけてくれるところがSさんのすてきなところ。かなり精神的によりかかっていた息子がいなくなったら、Sさんがやってきて、なんとなく生き延びていけるようになっているんだなぁ、人の世は。