ほよほよさんぽみちNEW

いつでも君のこと好きだったよ

いただきものでぐるぐる近況報告

2017-11-29 19:17:01 | 日記

 実家の父の用事でお休みをとっていたのが、行かなくていいことになった雨の日。

 

 このあいだ、義姉からいただいた大根一本をきょうは利用して何か作ろうと考えていました。ふろふき大根でもしましょうか。時間のある日にしかこういうのは作れないから。

 

 ちょうど義父母のところへ酒粕(義姉の息子さんからいただいたもの)をもらいにいくことになっていたので、4人分作ったらかなり大根を消費できます。そんなことを考えながら、朝、階下へ降りると、ごみやさんの車の音楽が流れてきました。ああ、今週はごみ当番だったわ、と思い出し、あわてて服を着替えて外に出ました。(普段、留守にしているのでご近所にお世話になっているので、家にいるときは絶対やらなくちゃ、という勢い)

 

 でも、きょうは生ものでないゴミの日だったので、ネットはたたんだままで、掃除することもなく。勢いよく外にでたものの、手持無沙汰で家に入ろうとしたら、ちょうど新聞屋さんが集金にきたので新聞代を支払いました。そこへ宅急便がやってきて、信州からりんごがひと箱届きました。わーい。

 

 前のりんごがまだひとつあったので、りんごジャムを作ることにしました。(大根はどうするんだ)

 

 りんごはゆずより切りやすいし、あっというまに1個はきざめて、電子レンジへ。

 

 ああ、大根もやらないと。と思って、平行して大根をゆがき、出汁で焚きながら、ときどきりんごを取り出して混ぜ。 そろそろかたまってくるはずなのに、りんごジャムがなかなか固まりません。 ううむ。 ネットでレシピを確認したら、砂糖の量がかなり多かったことに気づきました。ひとさじなめてみると、、、あまーーーい。

 

 これは、パンにぬるには甘すぎるし、ヨーグルトにかけるにもちょっとでいいなぁ。 ブレイクタイムに紅茶を淹れて、できたてのりんごシロップをふたさじ入れたら、ほんのりりんごの香がしていい感じ。 これは紅茶専用のシロップにしましょう。

 

 それから、買い物へ行き、夫の実家で夕ご飯を作り(持参したふろふき大根含む)、りんごシロップをいれて紅茶をのみ、きょう届いたりんごをおすそ分け。

 

 義姉に酒粕のお礼をいったら、ゆずジャムのお礼を言われ。 このあいだの大根、きょう使わせてもらいましたよ、それから、りんご少しですけど置いて帰りますので、またついでのときに持って帰ってくださいねーと言って電話をきりました。

 

 ものがいろいろ行きかうこのごろ。いきかうついでに、近況報告をさりげなくして。 義姉夫婦、妹夫婦、うち夫婦。大人6人で、80代90代の親が7名。 すごいわぁ。

 

 義父がりんごシロップをとても気にいってくれたので、ひとびん置いて帰りました。このあいだのゆずジャムも「ぼく、あれ大好き」と言っていたので、またうちのを持っていこうかと思っています。

 

 

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それぞれの時間

2017-11-28 20:00:26 | 日記

 きのうは出張だったので、午後からの出勤。 駅まで水度参道をあるいていたら、欅でしょうか、黄色い葉っぱがつぎつぎに落ちてきます。

 

 そういえば、2000年のはじめのころに、この情景を歌に詠んだことがあって、それを塔のe歌会にだしたら、「よほど幸せなことがあったのでしょうか」というようなコメントをもらったなぁと思い出しました。どんな歌かは忘れたけれど。

 

 降って来る黄色い葉っぱを祝福と捉えたのかなぁ。

 

 樹は同じ場所で葉をつけて、葉を落とし、また新しい葉をつけてって、繰り返しているだけなのに、10年、15年と時間がたつうちに、下を歩く私たちのほうに変化がおきて、喜びと捉えていたものが、寂しさのようなものに思えてきたりします。

 

 きのう、その下を通ったとき、ああ、さよならが降ってくるなぁ、と思ったのでした。

 

 先週、中学時代の集まりがありました。 6人で、私以外の人たちは定期的に集まっていて、去年集まった時に「新しいメンバーを増やそう」ということで、小学校から一緒だったJちゃん(親同士も会社が同じ)が電話をくれて、私は初めて参加したのです。

 

 高校時代の友人とはまたちがって、それぞれの人生がバラエティに富んでいて。アメリカ国籍を取って家を買ったK。小学6年生の息子がいてその日は野球の試合に連れて行ってからかけつけてきた子、年明けに二人目の孫が生まれるという子、二度の結婚をした子がふたり。男性が1人で女性が5人でしたが、みんな仕事を持っていて、とにかくパワフル。ほんとうは来る予定だったFくんからはラインのビデオ通話で話しました。

 

 どこも親が高齢化して、親が新しいパソコンを買ったから設定してきたとか、往復はがきを作りたいというから作ったとか。自分で作れないくせに、文字のフォントは筆書きにしたいとか。どこも同じだなぁ。実家の倉庫をつぶしたいといわれて、小型のチェンソーを買ってこのあいだつぶしたとか。草引きとかゆずジャム作りとか病院つきそいなんて、まだまだかわいいものだ、と思いました。

 

 ダラスに家を買ったというK(女子)が、「新しいソファ、見る?」

 私「うん、見せて見せて。わぁ、すてきな色あいやねぇ。これ、座るところと下の部分の材質が違うみたいだけど、どういうの?」

 K「くう・・・ そんなこと聞いてくれるの、ちいだけやわ。めっちゃこだわって選んでん!」

 とか、K「ファン見る?」私「うん、見せて」

 K「6コあるんやけどな、いちばん気にいってるのはリビングのこれ」

 私「羽の曲がりぐあいがいいね。おしゃれで。空調もあって、ファンもつけるの?」

 K「うん、ファンをまわしたら全体にいきわたって涼しいねん」

 とか。私は家具や家を見るのが好きなので、つぎつぎに写真を見せてもらって嬉しかったのですが、他のみんなはいつものごとく、っていう感じで、

 「きょうはちいがきてくれてよかったなぁ、K。ふだん、だれもそんな話きかへんもんなぁ」と笑っていました。

 

 Kは、引っ越しのついでに日本に一時帰国したとかで、ロスに車を置いていて、アメリカに帰ったらそのまま空港から車でダラスへ向かうそうです。

 

 へえ、どれくらいの距離なの? 2400キロくらいかなぁ。日本でいうたら、青森のさきっぽから鹿児島のさきっぽまでで2200キロくらいやから、それよりちょっと長いくらい。

 3日かけて移動するのだとか。ただいま移動中。すごいなぁ。葉っぱをみてしょんぼりしている場合ではないなぁ。がんばっているみんなと会えて、行ってよかったなぁと思いました。

 

 

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スポーツの秋

2017-11-27 22:50:26 | 日記

 家族でできる唯一のスポーツ。カヌー。

 

 10年ぶりくらいで息子を誘い、きのうは三重県の宮川カヌーツアーに参加しました。 参加者は22名で、多い方です。紅葉を期待していたのですが、川沿いには赤くなる樹はなくて、曇り空の下をゆるゆる下るツアーでした。

 

 ときどき、鉄橋があって、その下をくぐったり、透明度の高い川の中の鯉とすれ違ったり、目の前をセキレイが横切って行ったり。自然に親しんだ一日でした。

 

 夫のカヌーを追い抜いて、優越感に浸ったり、川から見たJRや近鉄電車を撮影したり、楽しかったです。

 

 息子とは二人艇にのって、仕事の話をしたり、方丈記の話をしたり、忍者の水遁の術の話になったり、なんだか支離滅裂だったけど、うまく瀬を乗り越えながら、いろんな話ができました。


 帰りにスーパー銭湯のようなところに立ち寄ったら、「1126」いい風呂の日とかで、入浴料が半額でした。1年に1日しかないのに、なんとラッキーな。


 それから、3時間高速に乗り、茨木まで息子を送って行って、しゃぶしゃぶを食べ、23時すぎに帰宅。 ああ、腕がだるい、と思いながら眠ったら、朝になったらだるくなくなっていました。これは、ヨガの効果でしょうか・・・・ 今年はもういけないけれど、これで年内はがんばれそうです。




 

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第142回神楽岡歌会

2017-11-25 14:08:57 | 日記

 寒くなりましたね。

 

 きのうは神楽岡歌会でした。 若者のコメントが楽しいこのごろ。 参加者は17名。 

 

 欠席がひとりおられたので、詠草には18首が並んでいました。前のホワイトボードに「5首選」と書いてあります。 4首まで選んで、ううん、なかなか選ぶのがないなぁと思っていたら、ほかのひとが、「きょうは全体的に広がりのある歌がないね、このあいだは5首選ぶのに迷うくらいだったのに、私の調子がおかしいんかな」とおっしゃって、「たしかにきょうのは意味はわかるけれど、惹かれるのがないねぇ」というような声がちらほら。

 

 私が出した歌は

 

 ・満ち足りてゆく村があり川沿いを走る私もつつまれてゆく

 

 7票。ひさしぶりに多い票が入って、意外でした。これってわかりにくくないかぁと思いながら、でも神楽岡を信頼しながら出した歌でした。「とてもわがままな歌」「胸をつかれる感がある」「恍惚感」「祈りに満ちている」というコメントから、「ランナーズハイ」「田舎に突如建ったイオン」などなど、多角的な読み(?)の展開がありました。おもしろかったです。「村は遠景にあってそれが夕映えていて、私もそれにつつまれている」と、最後にSさんに言ってもらって「!!」となりました。

 

 ほかの歌への印象的なコメント。「創った映像によってなくなってしまうリアリティ」「ダサさとかわいさの共存」「結句が落ち着いている、平和に閉じられている」「類想が多くある」「格言めきすぎている」「ピンポイントなものがない」など。

 

 寺子屋(居酒屋さん)がいっぱいで、歩いてメキシコ料理やさんへいったのですが、お客さんがここもいっぱい。なんとか座ったものの、注文したものがなかなかこなくて。おしゃべりしているうちにもう電車がぎりぎりの時間になったので、私は飲み物だけで帰ることになりました。ふじたさん、きょうはお金いいわ、と免除してもらって帰りました。

 

 

 

 

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「広場」くる!

2017-11-23 20:13:18 | 日記

 先月の平日歌会の帰りに寄った個展で購入した高安醇さんの絵。タイトルは「広場」。

 

 先々週の土曜日に来る予定で、夫にも自宅待機をお願いしていたのですが、直前になって、いっしょに買った人から「額装が遅れているから配達が遅れるんだって」という連絡が入りました。がっかり。。でもまぁ、雑にされるより時間をかけて丁寧に額装なり、包装なりしてもらったほうがいいわ、と考え直して、きょうの午前指定にして、朝から待っていました。

 

 9時半。家の前にトラックがとまって、やったー来たわ!! と思ってわくわくしながら箱を開けると・・・・ 買った絵と違う絵が入っていたのでした。これは、いっしょに買ったKさんのところにいくべきもの。あわてて、Kさんのところに電話をしたら、「まだ届いてない」とのことでした。ギャラリーは12時オープン。平日歌会は13時から。ギャラリーに電話をしても当然だれも出ません。

 

 とりあえず、間違えて届いた絵を車に積んで、ギャラリーに運ぶことにして、家をでたのが11時。

 

 途中、11時半くらいにギャラリーに電話をしたら、Kさんのところへの絵はまだギャラリーにあるとのこと。ああ、よかった。「広場」はその時点でギャラリ―にあったのでした。紅葉で混雑している東大路通り。東大路通は、南から清水寺、高台寺、八坂神社と、紅葉の名所が続きます。東山安井で右折して、またすぐに細い道に入ったところに白川ギャラリーはあるのでした。

 

 夫が、「ここは・・・普通車いけるんか」 といいながらそろそろ進んで、両側の電柱にドアミラーを軽くこすりながらようやくギャラリーの前に到着し、絵を交換して、うしろから車がきたのであわてて立ち去りました。はあ・・・ 中身を確かめていないけど、今度こそ、「広場」なんでしょうねぇと思いながら、裁判所前で降ろしてもらい、塔事務所へ向かいました。

 

 このひと月。実家への往復を何度もしていたから、塔の人たちに会うのがとても久しぶりな気がして。私が春にあげた綿の種をそだてて、綿の実で作ったリースの写真を見せてくれる人、お昼をたべそこなった私にチョコレートを差し出してくれる人、「ぎりぎりだったけど、詠草集に歌、いれましたよ」と言ってくれた人、「ふじたさんの隣に座りたかった(笑)」と言ってくれた人。ああ、懐かしいひとたち。こういう場所があって、嬉しいなぁと心から思いました。

 

 ・なんとなくからまわりしているような木立ダリアに心さわだつ

 

 木立ダリアはちゃんと自分に適した季節に咲いているのに、あの花が咲いているのを見ると、これから寒くなるのにあんなにぐんぐん伸びて、時期外れなんじゃないかというような気持ちになります。秋の終わりはだいたい樹や山が黄色からオレンジ、茶色になっていくのに、あの花だけは薄いピンク色で、「間違ってないか」と心配になるのです。

 

 数年前、妹と笠置へ行く道に咲いているのを目にしたときは、わぁ、元気できれいな花だね、いまごろあんな色で咲くんだねぇと言っていたのに、いまみると、痛々しく思えてくるのは、落ち着いた時間を求めているせいなのでしょうか。どんなに一生懸命にしても、抗えない、時の流れがあることを感じているせいかもしれません。

 

 歌会のあと、お茶にいって、帰宅して、箱をあけたら、「広場」でした。 

 

 わぁ、やっと会えましたね。

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