ほよほよさんぽみちNEW

いつでも君のこと好きだったよ

神楽岡歌会(特別篇)

2016-01-31 23:05:14 | 日記

 今月は8日に神楽岡歌会がありましたが、金曜日に岡井隆さんが来阪され、土曜日に歌集批評会と歌会をということで、急遽会が開かれることになりました。

 

 批評会の歌集は小川佳世子歌集『ゆきふる』、島田幸典歌集『駅程』、中津昌子歌集『むかれなかった林檎のために』、岡井隆歌集『暮れてゆくバッハ』、河野美砂子歌集『ゼクエンツ』、の5歌集。

昨年刊行された神楽岡メンバーの歌集。土岐さんの『Bootleg』は批評会にみなさん参加されたので、今回は岡井さんからのコメントをいただくという形となりました。

 

 批評会2時間、ミニ歌会1時間というメニューで、参加者は21名。 

 

 レポーターがまず5分で歌集についてレポートし、そのあと数人がコメント。 1歌集につき20分あまりという時間配分でした。 

 

 レポーターは『ゆきふる』を岩尾淳子さん、 『駅程』を山下泉さん、『むかれなかった林檎のために』を阿波野巧也さん、『暮れてゆくバッハ』を土岐友浩さん、『ゼクエンツ』を魚村晋太郎さん。進行は林和清さん。

 

 短くまとめられたそれぞれのレポートが素晴らしく、聴きごたえがあり、岡井さんのコメントも、言葉の後ろになにがあるのかを考えながらメモ。

 

 濃密な時間でした。 批評会が終わったのが16時15分。 16時25分から歌会スタート。 今回は高得点歌、岡井さんの票の入った歌、の順に進めました。 45分でやれるところまでやる、という任務。 隣にはいつもの島田さんがおられたので、「ここからはコメントふたりくらいでいきましょう」とか時間をみながらのアドバイスをいただけて助かりました。 

 

 普段からぼろぼろな司会で、みなさんにフォローをいただいて進めているのですが、開始数分後には岡井さんにも私の頼りなさがばれてしまって、ときどき「歌読んで」とか小さい声で言っていただき、申し訳ないような、ありがたいような気持ちで進め、なんとか全員の歌に岡井さんのコメントがいただけました。

 

 懇親会、二次会まで参加。

 

 二次会は10人あまりが参加し、言い足りなかったことをひととおり話し、聞いても意味がわかなかったことを思い切って聞きました。 

 

 はー、へー そういう意味だったんですか。 その言葉の裏にはそんな意味があったんですか。 批評レポートにはレジュメがなかったので、耳できいてメモをするしかなく、それがかえって集中できてよかったのですが、速記状態で、「もくせつとまたがり」とか「れてぃせんす」とかほとんどをひらがなでメモしていた私は二次会に行ってなければまったくわかってなかったんだなぁ。と、あらためて自分のアホさを思い知ったのでした。

 

 濃厚すぎる時間を終えて。 

 

 「わたし、歌やってていいのかな、って気になってきました」 と、本音をいうと、

 「なんでよー。 ふじたさん、きょう歌よかったなじゃないの。 岡井さんの票もはいってたし」

 「いや、それはたまたまで、あの歌はきのう詠草集をまとめてるときに息子にお母さんの歌だけジュニア短歌みたいって言われて、急遽作りなおした歌だったんですよ」

 「え、在庫の歌と入れ替えたんじゃなく、そこから作ったの?」

 「はい」

 「すごいじゃんかー」 「天才だよー」 と、先輩方から励まされるも、基礎がないというか、そんなプレハブ短歌をいくら作っても、ぜんぜんだめだ、って言う気がしていました。

 

 帰り道、阪急に乗る人とふたりになったときも、

 

 「ああ、道が遠いなってこと、きょうは思い知らされました」というと、

 「みんなそれぞれめざしているところは違いますからね」

 「うーん。 もう絶対死ぬまでに追いつけない」

 「誰に? 岡井さんをめざしているの?」

 「まさか!!! きょうの参加者のだれひとりにも」

 「だれかに追いつけなくてもいいんですよ」

 

 なんだか、余裕のある言葉だなぁ。  泣きそうなることもあるけど、やっぱりひとつひとつ自分で土を掘っていかなきゃなぁと思った日でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

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Pasco バレンシアオレンジのショコラオランジュ

2016-01-28 21:15:21 | 日記

 昨年のスジャータアサイーに続き、いま気に入っているもの。

 

 それはPascoのバレンッシアオレンジのショコラオランジュ。 今月新発売だそうです。

 

 今月はじめにいつものように昼休みにライフに行ったところ、キャンペーンをやっていて、試食のお皿に3種類のケーキがカットされていました。 販売員のひとが、「どうぞ」と手渡してくれたので、チョコレートのケーキをひとくち食べたら・・・おいしーー!! 「おもわず、おいしい! さっきほかのをカゴに入れたけど、返してきてこれ買います!」って、まるでサクラみたいにして3個カゴに入れました。 しかも1個98円。 安い。

 

 そこで、いっしょに買い物にきていた同僚のYさんにも教えてあげようと思って、Yさんをさがしにいきました。

 

 「あ、Yさん。 さっき、パンのコーナーで試食やってて、おいしかったんで、買ったんです、これ。」 といって、試食コーナーにYさんを案内しました。

 

 Yさん「なにこれ。おいしい! 私も2個買おう」 と、まるでサクラ2のようなセリフのあと、カゴに2個入れました。

 

 帰宅して家族に食べてもらったけど、男性陣ふたりは「ふーん」  好き嫌いがあるのかな。 おいしいけどなぁ。

 

 エンゼルパイを高級にしてひとまわり大きくしたような外観。 しっとりしたチョコレートケーキの間にオレンジのジャムが挟まっていて、濃厚なチョコでコーティングしてあって、その上にオレンジピールがあしらってあります。 

 

 今朝もその話をしていて、総務の女性Kさんが「帰りに行くけど、売り切れていてないのよ」 と言っていたので、お昼にライフへ行ったときに2個買って帰りました。

 

 いっぺんに1個食べるには、どっしりしているので、半分ずつにして4時のおやつに女性4人で食べました。 給湯室はアコーディオンカーテンで個室にすることも可能なのでした。 そこで10分ほどこもってティタイム。 紅茶にあうねぇとか、お茶でもおいしいよ、とかいいながら。 半分でちょうどいいわ、と満足してまた業務に戻りました。

 

 近所のスーパーにも売っているのを見かけましたが、ライフほどは安くなくて。 はじめは特価かなと思っていましたが、きょうも同じ98円でした。 やっぱりライフ大好き。

 

 そうそう。 このあいだ息子が市バスで西大路五条のセントラルスクエアライフの前を通ったらしく、「すごいな、あのライフ」と言っていました。

 

 でしょでしょー。 って自分の店でもないのに自慢する・・・ ちなみにきょうのお昼はライフで買ったsizuyaの胡麻入り卵とポテトのサンドイッチと、ネギ塩チキンのサラダ少量とクノールの海老のビスククリーミー仕立て。 私の地味な毎日のなかで、唯一こころがなごむひととき。

 

 あしたもがんばろう。

 

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引き抜かれた跡

2016-01-27 23:19:05 | 日記

 きのうはホットヨガの日で、レッスンが始まる前の5分間、暖かい床に寝転んでいると、懐かしい感じがしました。

 

 ああ、寝そう・・・

 

 この懐かしい感じはなんだろうと思っていたら、皮膚が思い出しました。 夏の、砂浜です。 学生のころ、夏になると和歌山県の磯ノ浦とか、愛知県の伊良湖とか、山陰の白兎海岸とか、とにかく海が好きで毎週のように通っていました。 それからマウイ島のキヘイビーチ、カナハビーチ。 背中から伝わる砂の熱、上から照りつける太陽。 ちょうどホットヨガの環境がそっくりなのです。

 

 月に4回。 今月分はきのうで終わり。 自由に曜日や時間を選べるから気楽でいいです。 肩凝りと足首の痛みが改善されて、いい感じなので、しばらく続けたいです。

 

 さて、今週はじめの昼休みにライフへ行こうとして、ぎょっとしました。 西大路通りに植えられているプラタナスが、普通自動車のセダンくらいの高さにすぱっと切られていました。かなり古い樹だったので結構太い幹です。 まるで腰から上を切り取られた人が立っているようで、それは恐ろしい光景でした。 痛々しくて、帰りはそこを通らないようにして戻りました。

 

 夕方、同じ場所を通ったとき、昼間のことを忘れてしまっていて、しまった! と思ったら、もうその怖い光景はなく、なんにもなかったようにアスファルトの一部に残された四角い土だけになっていました。 昼間みた光景よりさらに怖くなりました。 抹消された感じです。 太くて高いプラタナスの並ぶ通り。 あんなに恐れながら歩いていたのに、姿がなくて、通りの先のほうには新しい、細い木が植えられていました。 たぶん、この四角い土にもそのうちに新しい木が植えられるのでしょう。

 

 きょう、信号待ちをしていて、あの四角い土のそばに立ちました。 その土を見て、プラタナスが引き抜かれた跡だな、とちょっと痛いような気持ちになったのですが、たぶんその風景にもだんだんと慣れて行くのでしょう。

 

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目のまえの命

2016-01-25 20:25:29 | 日記

 今朝はこの冬いちばん(というか、私が城陽へきて一番)の冷え込み。

 

 家のなかでも吐く息が白くなりそう。

 

 雪が積もっていたら車が出せないから、駅まで徒歩でいくつもりでした。 布団から階下へ電話して、「雪ふってる?」と訊くと、「自分で窓から見て確かめろ、この忙しいのに」と、叱られました。

 

 ごもっとも。 少し窓をあけたら、ちっとも積もっていませんでした。 なーんだ、まだ寝ていられる。

 

 きょうは試験があるといっていた息子を起こし(いつももめるから嫌だ)、ばたばたしながらおもてで待っていた車に乗り込もうとして、え、と思いました。

 

 ゼラニウムもサクラソウもシクラメンも寒すぎてくた~っとなっています。 おまけに、水をかけられたらしく、うっすら凍っています。

 

 私 「ちょっとー、水やった??」

 夫 「やったよ」

 私 「なんで、こんな氷点下の朝に水やるのよ。 凍えて死ぬやん。 きのうのお昼にたっぷりやったからもういらんかったのに」

 夫 「・・・・」

 私 「冬は1週間に1回でいいの。 自分でやるからもうやらないで」

 

 なんで、植物が生き物だって思わないのかなぁ。 氷点下の朝に足元に水かけられたら冷たいって、考えないのかなぁ。

 

 水遣りを「作業」と思うから、そういうことになるんだ。 土の乾き具合とか、気温とか、葉っぱのようすとかをみて、水をどれくらいやるか、やらなくていいかを考えないから。

  

 もーーーーー

 

 あんなにイキイキとしていたサクラソウだったのに。 しなしなになって、悲しすぎる・・・・

 

 「目のまえの命と向き合ってください」 と、言い捨てて車を降りました。

 

 なんという週明け・・・ 落ち込んでいたけれど、職場へいって仕事をしていたら落ち込んでいる余裕がなくて、家へ帰るまで忘れていました。

 

 そして。

 

 玄関先でシナシナになっていたサクラソウが、元気になっていたのです!

 

 「わたしたち、元気よ」 って、感じ。

 

 あんたたち、えらすぎる。 あんな仕打ちにあっても立ち直ってる。 きょうは家の中に入れてあげるね。 

 

 ゼラニウムとシクラメンはさすがにまだ病み上がりといった表情でしたが、寒さに強い球根ものとパンジー、ビオラを残して、玄関の中へ避難させました。

 

 きのうのうちに家にいれてやればよかったんだな。 私もえらそうなことは言えない。

 

 みんなが回復しますように。

 

 

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ちづる株

2016-01-24 19:30:01 | 日記

 金曜日になにを食べたかもう忘れましたが、夜中にお腹がいたくなって(またか!)、お薬をのんでようやくおさまって眠りについたのが朝の5時くらいでした。

 

 そして。 目がさめたのが12時。(昼) あ、寝過ぎた・・・と思って下へ降りていき、

 

 私「お買い物って2時くらいにいく?」(前日たくさん買い物をしていましたが、夫の実家の買い物に週末行くことになっています)

 夫「もう行ったよ」

 私「え、いつも午後に行ってるのに、なんで?」

 夫「午後から雪っていうてるし、いまのうちに行こうってことになってん」

 私「お母さんの誕生日のプレゼントも渡したかったのに」

 夫「来週わたせばええやん」

 

 なにをいっているんだ。 誕生日は24日なのに、1週間もすぎたら意味がないじゃないの。 しかも、お買い物にも夫と3人で行かせてしまって、ちづる株が大暴落。

 

 いつも好きなことをさせてもらっているから、お誕生日とか、お正月とか、そういう重要なポイントだけは外さずにきたのに。 ああ・・・

まぁ、昼まで寝ている自分が悪いんだけど。

 

 そして、今朝。 7時に目がさめて窓をそっと開けたら、雪がない。 え、大雪じゃなかったの。 

 

 私「きょう、渡しにいける。 ケーキも買っていけるね」

 夫「午前のほうがええよ。 午後は雪らしい」 ほんとか・・・

 

 それで、義母に電話して11時ごろに伺うことになりました。 暴落を免れられそう・・・

 

 ケーキを買って実家へいくと、家のまえに車がすでに止まっていました。 お義姉さんが来ていました。

 

お義姉さん「午後から雪っていうし、いまのうちに来てん。もうお昼ごはん作りに帰るとこやけど」

私 「うちも同じです。 いまのうちに来ました。 ケーキ食べて帰られたらどうですか」

お義姉さん「そう? じゃあ、そうしようかな。 うちもケーキ買うてきてんけど」

 

 それで、私が買って行ったのを4人に食べてもらって、私はお義姉さんのケーキをいただきました。 プレゼントのひざ掛けも義母に喜んでもらえて、「老人会のお話きくときに持っていくわ。このミニバッグに入れていけばええな。 」

 

 前日にガレージ前の溝蓋が盗難に遭いそうになって半分はがされていたとのこと。 夫がもとの通りにしてあげていました。 たまには私たちも役に立たないとね。

 

 お義姉さんを見送って、少しおしゃべりして帰りました。

 

 これで大暴落は免れた、かな。 セーフ。

 

 

 

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