夏から秋にかけてはくだものが世の中に溢れて、買い物が楽しくなります。
今年はずっと買ってきたいちじくおじさんが、所定の場所に来なくなってしまったので、新しい「お気に入り」を探して回りました。 いくつか買ってみて、安くておいしいいちじくを売ってくれる家を見つけました。自宅のガレージで売っているのですが、ひともり200円(ジャム用)、250円(自宅用)、300円(すぐに食べるお使い用)、400円(贈り物用)と4段階にわけてあるところも買いやすくていいのです。
仕事が休みの日は早起きをして通い続けたので、夏の終わりになると「いつも買ってくれるから」といって、1パックにつき小さいいちじくのおまけがつくようにまでなりました。
いちじくと平行して、たくさん食べたのが葡萄。 知り合いのひとから立派な紫色の葡萄3房(京都産)がとどいて、果物好き(私と息子の朝食は果物のみ)の息子と嬉々として食べました。そのあと、8月の再校作業では差し入れの紫の葡萄とマスカット(岡山産)をいただき、9月の再校作業では永田邸に差し入れられたピオーネとマスカット(山梨産)をいただき、お皿に残っていたのも「持って帰ったら」と勧められて持ち帰っておなかいっぱい食べました。葡萄をおなかいっぱい食べるなんて、なんて贅沢なんでしょう。
そして、恒例の母の実家から鳥取産の20世紀が箱で届き、朝食と夕飯のあとに楽しみました。 そして、きのう母から電話があり、「大阪産の葡萄をたくさんいただいたから、おすそわけに送った」というのです。ちょうど梨もあと3つになって、心細くなっていたところでした。なんというタイミングのよさ。
10月の半ばには実家へ柿の収穫にいきます。
日本に古くからあるいちじくとか柿とか。子供のころはそんなに好きではなかったのですが、大人になって好きになりました。
柿のあとはみかん。 そう考えるともう冬がすぐそこまで来ている気がします。