ほよほよさんぽみちNEW

いつでも君のこと好きだったよ

よいお年を!

2020-12-31 17:44:09 | 日記

 どうして毎年、ゴミの収集車が行ってしまったあとで、大掃除をやりたくなるんだろう。

 

 そして、ゴミの山といっしょに年を越すことになる。

 

 去年の年末年始は旅行に行っていたので、大掃除は2年分ということになり、びっくりする量のゴミが出た。

 

 しかも、メッセージカードとか雑誌の切り抜きがでてきたりすると、読み始めてしまう。。

 

 3日くらい前に息子が転勤になることを知らされる。1月からって急だなぁ。今度のところは高速で2時間という距離。近畿しか転勤はないときいていたけど、近畿っていっても広いから。かなり動揺する。

 

 こんど息子がきたときにやってもらおうとか、きいてみようとか、はもうだめだ。

 

 旅立ちのときが来たのだ。(私が息子から)

 

 きいた日はかなりどんよりしていたけれど、切り替えが早いのが私の特徴。まぁ、大阪の街より人口少なそうだし、コロナの心配も少しはマシかもしれない。1年めにいっしょだった課長もそちらにおられるみたいだから、きっと大丈夫だろう。

 

 そうなったからには、こちらもそのつもりで暮らしていかなければ。きのうはパソコンデスクまわりを片付けた。コードがたくさんぐにゃぐにゃになっていたのを整理する。それから、古いパソコンを処分するべく、これは抜いていい線なのかとか迷いつつ、また繋ぎ直しつつ、トライする。なんとか新しいほうだけでもネットにつながった。(ああ、もっと早くやればよかった)

 

 気になることは年内にやっておこうとおもい、一昨日は夫の実家の掃除とお墓掃除をやり、きのうはICOCAの問合せ窓口にマイナンバーカードのポイントについて問い合わせた。9月に手続きしているはずなのに、まだポイントがついていないのはどうしてでしょうか。。 答えは、駅の切符の自販機でチャージをしたらポイントでチャージするというボタンがでてくるからそれを押せばいいということだった。そ、そんなことまったく知らなかった。

 

 それで、城陽駅でいわれたとおりにやってみると、ポイントがちゃんとチャージできた。ををー。 きいてみてよかった。解決した。

 

 きょうはパソコンデスクの上と、プリンター台の下と、電話台のよこを片付けた。(範囲が狭いように思われるかもしれないけど、この3コーナーには紙や封筒が溢れていて、ずっと後回しにしてきたところだった)

 

 そして、夕方に、母に電話して、元旦に食べるおせちと、2日に私たちと食べるおせちの説明をして、メモをとってもらった。ちいさいほうが元旦、大きいほうが2日、というだけのことなのに、伝え終わるのに30分くらいかかった。まぁ、しようがない。 冷蔵と冷凍の違いとか、の説明もした。

 

 とにかく、今年はコロナでいろいろイレギュラーなことが多くて、特別な年だった。テレワークもはじめてしたし、Zoom歌会や、Zoomセミナーもやった。高齢の両親がかからないよう、気を配った。 戸惑うこともあったけど、なんとか今年も終わる。

 

 来年はいい年になりますように。 みなさん、よいお年をお迎えください。

 

 

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ブリギッテ

2020-12-27 18:16:55 | 日記

 このあいだの金曜日。もうその日が最終出勤日(今年)の人もいて、16時ごろから掃除が始まる。

 

 私は月曜日も来るから月曜日にしよう・・・ と考えていたら、向かいの席のペーターが「僕も最終日に掃除しますよ、ちょうど当番だし」という。そうそう、最終日の掃除当番はペーターで、「ふじたさん、まだちゃんと覚えられないので手伝ってくださいね」と予約(?)されていた。確かに1度や2度では覚えられない複雑な掃除当番業務なのだ。

 

 ぺーターはあいかわらず多忙で、水汲みは免除してあげたいと思っているのに、朝の水汲みは私が出勤する前にすでにすませてくれたりする。

 

 総務の女子Sさんが「ふじたさん、最近、ペーターと水汲みいってませんね」「そうやねん、私が行く前に行ってくれてたりして」

 

 Sさん「そうそう、ふじたさん、ハイジでもなくペーターのおばあさんでもなく、ブリギッテになりましたから」

 私「ブリギッテ・・・・ だれそれ?」

 Sさん「ペーターのお母さん」

 私「おばあさん役かとおもってたのに、また地味やねぇ」

 Sさん「だっておばあさんは目が見えないから水汲みは無理でしょう。それで、たまにペーターの代わりに汲んでくれてはるHさんがおんじ。」

 私「あははは! ちょっと若いおんじやね。本人には言わない方がいいかも(笑) で、ハイジはだれ?」

 Sさん「わたしです!!」

 私「ハイジ役とられた・・・ ブリギッテってどこの国のひと?」

 Nさん(総務女子2)「ドイツ人かな」

 私「でもハイジはスイスの女の子じゃないの?」

 Nさん「でも、クララが住んではるのはフランクフルトでしょ」

 私「そうやねぇ。そしたらドイツ人かも。クララが住んではる・・・っていう言い方がやっぱりNさんは京都人やね。私はアニメの登場人物に敬語は使えへんもん(笑)」

 

 ということで、私はハイジからブリギッテに降格(?)となった。

 みんなは「クリスマスなんで」って定時に帰っていき、私は遅番シフトでぽつんと残っていた。私の島には私と課長だけ。総務の島には2人。あとの島は全員退社。寂しいなあ。特にクリスマスらしいイベントもないしなぁ。

 

 しかも、その日は夫の迎えもなく、駅からのバスはいつもガラガラなのに、城陽のイルミネーションを見に行く若い男女でぎゅうぎゅうだった。密だよーー。 みんな会話しないでーー。と思いながら最寄りのバス停で降りた。(降りるときも、いったんドアの近くの人たちに降りてもらって、申し訳ない気持ちになる)

 

 はぁ、なんてクリスマスだ。と、徒歩で帰る。寒い。

 

 家に着いたら、ミキコさんからすてきなクッキー(めちゃおいしい!!)が届いていて疲れが飛んだ。(クララが食べるクッキーみたい!)

 

 それから、ツリーに灯がともるようなすてきなメッセージを憧れの歌人から頂いて、本気で泣いた。

 

 ほんとうにすてきなクリスマスの夜になった。

 

 ブリギッテ、がんばりますってなって、きのうときょうは玄関周りの植物の掃除、整理、たまっていた12月の家計簿と年間の支出まとめをし、義父のもろもろの書類整理と掃除をした。はーすっきり。 明日は仕事納め。 午前に仕事を片付けて午後からは掃除の予定。

 

 

 

 

 

 

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すこうしずつ

2020-12-24 23:51:26 | 日記

 今週の月曜日、妹と奈良へ行った。 代休や定休日を組み合わせると、この月、火の2日だけふたりに時間が取れたのだった。

 

 翌日火曜日の午後から妹は仕事だったため、月曜日の11時から火曜日の10時までというかなり限定された時間を、うまく過ごすにはどうすればいいか考えようと思っていたけど、そんな余裕もないまま、当日になってしまった。

 

 ホテルで昼食をとり、奈良町を散策し(でも月曜日はほとんどのお店がお休みだった)、興福寺をぶらぶらしたあと、ホテルに戻ってチェックイン。それからふたたび散歩に出掛けて、お椀をお揃いで買ったりした。

 

 夕暮れになってきたのでホテルへ帰って、夕食まで昼寝。(こういうことが姉妹は気兼ねなくできるところがいい)

 

 夕食をゆっくりいただいたあと、部屋でくつろいで、お風呂に入って眠った。

 

 朝は7時半に起きて、8時から朝食。(茶粥のセットを選択した) チェックアウトの10時まで、部屋で紅茶を飲んだり、窓から見える若草山の写真を撮ったりした。ホテルは森の中にある感じで、小鳥がたくさんきていた。

 

 ほんとうになんにも特にない時間を過ごして帰ってきたのだけど、ふたりあわせて120枚くらいの写真を撮っていた。そこにふたりでいる、ということが特別な気がした。

 

 そして妹は火曜日の午後から、私は水曜日からふたたび日常が始まっている。私は加湿器の水汲みからスタートする日々に戻った。

 

 でも、ちょっとした時間があると、スマホを取り出して、あの2日の写真を眺める。すこうしずつ。プーさんが蜂蜜を楽しむように。

 

 いろいろこれからもあるだろうけど、時には蜂蜜補充をして幸せな時間で心を温めて、風邪をひかないようにしたいと思う。

 

 みなさんもどうぞよいクリスマスをお迎えください。

 

 

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いろんなことからの解放

2020-12-20 00:03:16 | 日記

 はー、あと1日。

 

 ここのところ、いろんなしがらみのなかで、ぐるぐるにされていた。

 

 1.義父の入院、手術、退院にまつわるもろもろ

 2.実家からのヘルプ要請に対応できず、母がキレる事件

 3.車のオーディオの調子が悪くて好きな曲が車できけない件

 4.慣れないZoom歌会の司会&とりまとめで萎える件

 5.京都文学フリマの連日の問合せ対応に戸惑う件

 

 先週の土曜日に義父が退院。老人介護施設の施設長が新しい人に交替して、いろいろ連絡がうまくいかない。

コロナの影響でじっくり会って話し合う機会もないし、退院時もささっと荷物と義父を施設に届けて、そののちにインフルエンザの予防接種の承諾書の印鑑を持ってくるようにと連絡があったり。(退院時に施設に行ったときに言ってほしかった) 病院からは部屋に忘れ物をされているから取りに来るよう依頼があって、また施設へ届けたり。会社から帰ってから届けに行ったりしていた。

 

 このあいだの月曜日、妹が両親を連れて診察を受けに行ってくれた。そのときに薬の一部の在庫がなくて、宅急便で送ってもらうことになったのだけど。受け取ったらまたどこかにしまい込むから、下駄箱の上に置いておいてね、それちゃんと紙にメモしておいてね、忘れるから、と言ったら、「バカにしないで!!」と母にキレられる。

 でも、両親はもう受け取りそのものができなくなっていた。受け取ったかどうかわからない。もらった気もする。。不在連絡票がある。ということは、まだ受け取ってないのか・・・・ だからメモしてっていったのに。結局、不在連絡票の番号で追跡したら(ひぐまさんが)、すでに届いているということがわかった。これ以上両親を責めても仕方ないので、私が確認しに行くことになる。(それが今日)

 

 平行して今月は3人で交替でやっているZoom歌会のとりまとめの役の月。30人のメンバーを先着順に15名で切る、ということがなんか申し訳ないような、「あきらめます・・・・」という寂しそうなメールが来たらなんとか入れてあげたいような、そうこうしているうちにキャンセルがでたので連絡してあげたり。そのほかいろんなちいさな頼まれ事が積み重なってかなり精神的につらくなる。

 

 車のオーディオは、ディーラーに相談したら保証期間中だから、カーナビごと新品に交換してもらえることになった。ラッキー! と思っていたら、年末年始はスタッフが手薄で年明けにしか交換できないということ。ええええー。 ずっと音楽なしで運転ってつらいなぁ。

 

 コロナは京都にもひたひたと広がってきて、職場でも対応に追われている。そんななか、京都文フリのことの問合せの電話やメールがくる。いや、刻々と状況は変わってきていて、京都もかなり厳しい状態になっているから、文フリそのものも開催か中止かわかないから、冊子やフリーペーパーは年があけてからぎりぎりに送ってほしい旨を伝える。(預かってもまた返送するのも大変だし) いずれにしてもスタッフも最小人数でコロナに備えるしかない。

 

 そんななかでも塔の月詠草を出し、細い時間を使ってメール返信やら詠草とりまとめやらをやって、きょうは朝からカットへ行き、午後から実家の手伝いと薬セットをして、すき焼きをして、食べて帰ってきた。そして帰宅してからまたメール対応。

 

 いいのよ。あしたが終われば、解放される。 あと1日だ。 クリスマス休暇だ!

 

 

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勝手にものがたり 永井祐第二歌集『広い世界と2や8や7』

2020-12-15 22:18:26 | 日記

 永井祐さんの短歌を読むと不思議な気持ちになる。そこに私も確かにいた、と確認したり、私も一緒に見た景色だ、と思い込んだり。

 

 記憶やほかのものが一気に頭のなかを駆け巡って、頭の隅っこにあったなにかに触れる。いま、第二歌集『広い世界と2や8や7』を少しずつ読んでいるのだけど、何回も立ち止まり、もぐもぐ反芻し、空想し、こんなこと以前にもあったな、と思い返し。それが楽しい。

 

 ・パリなんてベタだと思う 君がいて靴の色まで夕方になる

 

 1991年か92年。秋だった。もう別れてもいいと思っていた。ずいぶん長くつきあっていたし、足にしっくりなじんで気に入っていた茶色のローヒールのパンプス。左だったと思うけれど、先っぽの色が剥げていて、旅に持っていこうかどうしようか迷ったすえ、旅にでる前の夜、私は茶色のアクリル絵の具をパンプスに塗ってみた。絵具は靴に馴染んだ。元通りとはいかないけれど、もしかしたらやり直せるのかと思った。柔らかい布の袋にそれをしまって、スーツケースの隅に入れた。

 パリについて二日目。その日は雨で、一日歩き回り、最後にリュクサンブール公園の回転木馬の前を通り、もうすぐ夜になるという時間にホテルに戻ってきた。とても寒かった。部屋に入って靴を脱ごうと足元を見たら、履いていた茶色のパンプスはこげ茶色になるほどぐっしょり濡れていた。そして、私が塗った左のアクリル絵の具はすでに流れ落ちていて、これ以上旅を続けられないほどくたびれて見えた。

 翌日、ホテルを出る朝、ドレッサーの下にあった屑籠に靴を捨てた。少し後ろめたい気持ちと、パリのホテルの屑籠ってあの靴に似合ってる、というへんな納得といっしょに、置き去りにした。

 それからその靴のことを一度も思い出さなかった。 アクリル絵の具を塗ったことも。 この歌を読んだ瞬間、寒い部屋に置き去りにした靴のことが蘇ってきた。もう終わりだ、と思った一瞬のことも。

 

 あしたの昼休み、歌集の続きを読もうと思う。

 

 

 

 

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