職場のとなりの課のTさんとよく飲み物交換をしているのですが、彼女にもらったココアがおいしくて、ネットで探して買うことにしました。
ココアは普通牛乳で溶かないとおいしくないのに、この「SWISS MISS」はお湯でもおいしいのです。マシュマロ入りがお勧めというので、マシュマロ入りを買いました。ココアの小袋パックはそんなにないのでそれも嬉しいです。
きょうは家族のつきそいで病院へ行きました。 帰りは私が運転して帰らないといけない可能性もあったので、1日お休みを取りました。
もっと時間がかかるかと覚悟していたのですが、すいすいと診察が終わり、あとは採血をして帰るように言われ、来週簡単な手術をすることになりました。その病院は何度か行ったことがある明るい病院です。採血は3Fだと言われたのでエレベーターで3Fへ向かいました。
エレベーターをおりて、白い壁にそって角を二つ曲がった時、「採血」のスペースが目に飛び込んできました。 ひやー
近くの椅子に座ることもできず、慌てて逃げて少し離れた別の科の待合いスペースの椅子に座りました。 ほっ。
座ってさっきまで読んでいた木下こうさんの『体温と雨』の続きの歌が
・熟睡(うまい)する午後の椅子にはわたくしの胴体だけがのこされあるらむ
でした。 前回読んだときは通りすぎていた歌だったのに、ちょうどいまの私のようだと思って目にとまりました。
私は怖いものを見たとき、それも突然そういう状況に陥ると、お尻がきゅっとなって、下半身はそのままにして上半身だけで走って逃げたくなるのです。 足がない上半身だけでどうやって走るかは理屈ではないので説明はできませんが、(家族に何度か説明したけれど、理解できないといわれています)なんというか、身体を分解して一部を「この場」に人質として残し、意識のある「一部」だけ別の場所へ避難させたくなる、という感じでしょうか。
大事な部分が逃げて行ったあと、残されたからっぽの胴体だけが椅子にある、という一見シュールな光景が、「実感」としてありありと入ってきました。「リアル」というのはこういうことをいうのじゃないかなと思います。
お昼前に病院が終わったので、午後からはセーターの修理屋さんへ行きました。 このあいだ、大事なセーターの袖を会社でひっかけてしまったのです。 目立たない小さなお店ですが、とても上手になおしてくれます。 このお店を見つけてからは気に入ったものは諦めずに修理に出すようになりました。 物静かな女性がひとりで丁寧にやっているとことも気にいっています。そのお店から義姉の家がすぐ近くだったので、届いたばかりのココアを持って寄ってみました。
2月の末の義父の米寿のお祝いの打ち合わせなどをしてココアを飲んで帰りました。
いろんなことのできたお休みの日でした。