ほよほよさんぽみちNEW

いつでも君のこと好きだったよ

山城歌会2024.11

2024-11-05 18:29:07 | 日記
 きょうは山城歌会だった。午前中はお墓参りに行き、チューリップの球根を植え、すっかり忘れていた山城歌会の一年という報告を書いて送信した。

 山城歌会で中心的存在だった丸山順司さんが10月7日に急逝され、11月の山城歌会のお知らせで初めて知った方もあった。今年は歌会の前に歌人紹介のコーナーがあるのだけど、今回は急遽丸山さんの歌についてみんなで読みあうことになった。まずは歌会の前に黙祷。

 比較的最近来られた人が多いので、第一歌集『チィと鳴きたり』からの3首選を2021年の秋に歌会の時間の半分をつかって読みあったことがあったので、その資料を配布してそのときからのメンバーは自分が選んだ3首を、最近のメンバーはきょうこられていない人が選んだ3首選をそれぞれ心をこめて読み上げた。

 私は読みながら泣きそうになったのだけど、これまでの丸山さんへの感謝をこめてこらえて読んだ。丸山さんご自身が選ばれた3首選もほかのひとが読み上げ、懐かしい気持ちになったり、やっぱり丸山さんは最初から歌が巧かったことを確認しあったりした。

 それから山城歌会がスタート。途中の休憩時間には丸山さんの思い出話をしたりした。

 きょうはほんとうに丸山さんがいなくて寂しかった。

 
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母の紫陽花

2024-11-04 19:07:04 | 日記
 堺の実家を手放すことになり、今月中旬には家仕舞いが完了する。

 4日かけて業者が整理にきてくれるのだけれど、私は最終日に確認のための立会いをすればそれが最後になる。

 きのう遊びに来てくれたK子がうちの実家のことをいろいろ覚えてくれていて、

 「ご実家に紫陽花あったよね。よかったらあれを譲ってほしいんだけど」と言ってくれた。

 母が育てていた植物はこの夏の猛暑により枯れるか、繁殖しすぎてぼうぼうになっているかという感じだった。写真の紫陽花は今年の6月30日に撮ったものだけど、もうずっと水遣りもしていないし生きていたらいいんだけど。

 きのうノートに紫陽花の場所の図を描いて説明したら、今朝、K子と娘のNちゃんがふたりで紫陽花を救出しにいってくれたらしい。うまく育つといいなぁ。

 「それからゆずももらっていいってきいてたから、まだ黄色100%じゃなかったけど20個ほどもらったよ。絞って料理に使ったりがんばってゆずジャムを今年は作るわ」

 といってくれて、これもすごく嬉しかった。あのゆずももう採れないままかなぁと思っていたから。もしかして最終日に時間があったら私も採ろう。

K子「裏庭のところにバーベキューの台が置いてあって、ちいのお父さんが肉を焼いてくれたなぁとか、妹のゆうゆちゃんもいっしょだったなぁとかいろいろ思い出して泣きそうになったよ」

 聴いているうちに嬉しさと切なさがこみあげてくる。こんなふうにうちの実家の庭のことを懐かしんでくれる友達がいること、私たちと同じように記憶してくれていることに。

K子「それからまだ使えそうな脚立があったから持って帰ってきたけどよかったかな。もし要るなら返しにいけばいいかと思ってもらってきたよ」

私「ああ、いいよ。あそこにあるものはすべて廃棄するものだから」

 あの家のまだ使えるものとか、母が育てていたものを引きついてくれる人がいてほんとうによかった。さっそく妹にも電話して報告したら妹も喜んでいた。

 あの家で暮らしたのはほんの5年くらいだったけど、家をでてからの35年もたくさんの思い出を残してくれた。いつでも私たちを待っていてくれた家と両親。なんの心配をすることもなく過ごせた歳月を思ってあらためてありがたかったなぁと思うのだ。
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ヤマガラ

2024-11-03 19:42:24 | 日記
 きょうは高校時代からの友達、K子とS子が遊びに来てくれた。

 目的は子犬のうちにはやくなっちゃんに会いたいということで、なっちゃんも大歓迎でにぎやかな午後になった。

 きのうは大雨で心配していたのだけれど、きょうは快晴。

 みんなで(なっちゃんは4ケ月にならないと散歩ができないから留守番)水度神社にお参りして、鴻巣山に登った。

 K子は春にもきてくれてさくら見台からの眺めを気に入ってくれていて。今回は初秋の鴻巣山。まだ紅葉には早かったけれどちょうど涼しくてさわやかで気持ちがよかった。

 さくら見台でお昼にしようと思って登って行ったら、先客がいた。おじさんが鳥に餌をやっているところだった。私たちが眺めていたら、餌(ひまわりの種)をわけてくださって、手に餌をのせたらつぎつぎと小鳥がやってきた。

 この鳥はなんという鳥ですかときいたら、「ヤマガラです」と教えてくれた。

 ヤマガラはつぎつぎやってきてほんとうにかわいくてびっくりした。こんな体験ができるなんて。野性のヤマガラが手に乗って餌をとっていく。

 おじさんが去ったあともヤマガラがやってきたので、パンくずをやったりしてたのしい時間を過ごした。

 そのあと展望台へいって、ぐるりとまわって帰ってきた。

 3時のおやつには夫がきのうから準備していたさつまいものチーズケーキをおいしく食べた。私の友達がくるとはりきる夫。

 ずっとずっとしゃべりどおしの笑いっぱなし。

 夕方になってきたので、お寿司を食べに行った。昔は子供が待っているからとか帰ってご飯しなくちゃと言ってはやく帰っていた友達もその子供たちも年齢を重ねたんだなぁと思った。

 さっき息子から連絡が入って、旅行の帰りにうちに来るという。どうぞ。もうなっちゃんは寝てるけどね。

 またあしたも賑やかになりそう。


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大切にしないから失くす

2024-11-02 20:03:13 | 日記
 少し寒くなってきたので、先週から薄手のコートを羽織って出勤している。昼間は暑いけれど、朝の吹き曝しの駅のホームとか中部北部への出張などでは着ていてよかったと思う。

 母の衣類を整理していて、この時期に羽織るのにちょうどいいコートがあったのでもらってきた。ボタンがふたつゆるくなっているなと思いながら2回ほど着た。

 母はこのコートを着てでかけなくなって数年が経っていたのだろう。家で暮らしていたときの後年はダウンを着ていたから。

 さっき時間ができたので、あのコートのボタンをつけようと思った。ボタンをつけるなんて久しぶりだ。私にもそういう時間も余裕もなかったのかもしれない。

 裁縫箱を探したけれどいつものところにない。最近はちいさなカゴに蓋のついたタイプの箱に裁縫セットをいれていた。押入れをあけるとずっと前に(結婚当初に)使っていた大きな裁縫箱がでてきた。糸切り鋏もなく、ずっとこれも放置されてきたことに気づく。かろうじて糸と針があったのでボタンのつけかえにとりかかる。

 夫が通りかかったので、「押し入れにいれていた小さいほうの裁縫箱しらん? あと、パッチワークの布とかもないんやけど」ときいたら、

 「捨てたよ」

 と普通に言う。え、、耳を疑う。

 「捨てたってあの大量の布全部???」
 「押し入れのものは捨てていいっていうたから」
 「ミシンは捨ててもいいっていうたけど、布のことはいうてないよ」

 怒りと悲しみが湧き上がってきそうになったけれど、夫はそのまま階下へ降りていったので、追いかけて怒る気にもならなかった。

 20歳ごろから買いためてきた布を全部捨てる?? そんなことある? 布を選んでパッチワークでいろいろ作るのが好きだったのに。

 そこで家訓1が浮かぶ。

 お互いの大切なものを大切にできないなら、一緒に暮らす意味はない

 そしてそれを追うように家訓2がやってくる。

 大切なものを大切にしないと失くす。失くしたのは大切にしなかったから

 よく息子がゲームのちいさなソフトを失くして友達に貸したらなくなったとか、スイミングの帰りにどっかいったとか訴えてきたときに、一緒にさがしながらこの家訓2を言ったものだ。

 失くしたときは納得のいくまで探す。見つけられるように最大限の努力をする。というのも家訓2に付随している。夕方の道を一緒に辿りながら捜し歩いたこともあったし、友達の家に電話をかけて探してもらったこともあった。

 今回の場合は探すもなにも、捨てたのだからどうしようもない。

 そして、押し入れのもの全部捨てていいといったのは私。布は大事だから捨てないでとは確かに言わなかった。まさか捨てられるとは思わなかったのだ。まさしく大切にしていなかったと言われればそのとおりだ。ああ。

 でも、あれが残っていたとして、これから先、使い切れないくらいの量があったし、今後パッチワークでつぎつぎと作品をつくる機会もそうないかもしれない。息子はいらないだろうから、きっと残ったら捨てられる。これがきっかけだったんだ、と思い込む。

 それにしても寂しいなぁ。



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なっちゃん病院へいく

2024-11-01 20:50:30 | 日記
 きょうは子犬のなっちゃんのワクチンを打ってもらいにはじめて動物病院へ行った。

 譲り受ける前に1度打ってもらっていたのだけど、動物病院へ行くのは私たちは初めてで、きのうの夜から心配していた。

 嫌がったらどうしようとか、別の犬と喧嘩したり吠えたらどうしようとか。

 生後4ケ月まではいろんな菌の感染を防ぐため散歩はできない。それで、大きなバッグにバスタオルを敷いて運ぶ。なっちゃんは顔だけだして不思議そうに流れる景色を見ていた。

 受付をしてから病院をでるまで2時間20分ほどあったのに、ずっとおとなしくしていた。ワクチンを打つときも、スタッフさんがチュールで気をそらしているうちに先生が後ろからおしりにチュっと注射。すごい。全然心配することはなかった。

 ついでに爪も切ってもらう。

 「まぁ、かわいい赤ちゃんの爪がまだはえてたんだね」と先生が声をかけながらつぎつぎと爪を切っていくあいだも、じっと動かずにおりこうにしていた。

 えらいえらい。これなら二人がかりじゃなくてもつれてこれそう。

 帰りにおいしいパンを買って帰った。

 なんだかほっとしてくたくたになったけれど、私は午後から歯医者にいって、chocoZAPにも行った。歯のクリーニングは痛かったけど、なっちゃんを見習わないとと思って耐えた。

 おつかれさま。
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