長年書いてきたgooブログ。10月の終了に備えて、新しくAmebaブログに引っ越しをしました。
ずっと読んできてくださった方々、長い間どうもありがとうございました。
また新しいところにもいらしていただけると嬉しいです。
今朝、あまりにもリアルな夢をみて目覚めた。
両親が家を改築しようとしていて、私が引き留めているという。私も妹もまだ両親と一緒に住んでいることになっていて、不動産屋の男性が4人、黒い服を着て契約を迫っている。
父が振込用紙に金額を書き込もうとしている。
私「相見積もりとってからのほうがいいよ、すぐに決めなくてもいいやん。それにいまから改築して大きなお金使ったら、そのあと暮らしていけへんようになるよ。そのうち私もゆうゆもこの家をでるんやから」
父「え、ふたりともでるんか」
そこで夢から覚めた。やけにリアルな夢だった。夢のなかでも父に意見をしていたな、と反省する。夢のなかだけでも改築いいね、これからいっしょに長く住もうねとか言ってあげればいいのに。
父に申し訳ない。ごめんね。
お盆だからこんな夢をみたのかな。
一昨日の夜から息子が来ていて、きょうの夕方に帰って行った。懸案事項だったこのブログの引っ越しを手伝ってもらった。いま引っ越し中。なので、きょう書いたものは消えると思う。(再開したページにコピーとかできるかもだけど)
途中で挫折しそうになったとき、これまで書いてきたものが消えるって思うと急に悲しくなった。両親が元気だったころのことをたくさん書いているし、もう会えない人、時間もたくさん詰め込まれてあったのに。
でも、なんとかこのまま引っ越しできるんじゃないかなというところまできた。
息子が届いたばかりの塔8月号「黒住嘉輝特集」を読んで、いろいろ感想を言っていた。小1のころから再校作業に同行したり全国大会に参加したりしているから、昔のひとの顔をよく覚えている。このひとこんな感じやったっけ、とか。ああ、Sさんや、Mさんがいるとか。
はじめて黒住さんが山城歌会にこられたときの吟行会の模様を私は書いたのだけど、「ああ、一休温泉の梅のときか。僕、下見についていったなあ」と思い出話に花が咲いた。思えば昔からずっと息子にはサポートしてきてもらっているな。夫にもだけど。
私が書いた追悼文を真剣に読んでくれて、「この高安さんの言葉いいな」「この機会に書けてよかったな」とか。そうそう。黒住さんと話したり会ったりしたことのない人のほうが会員のなかでも多いだろう。会ったことない人になんとか黒住さんのことを背景も含めて伝えたかったのだ。
ほんとうに出会えたことに感謝して書かせてもらった。その気持ちを息子が汲んでくれたことも嬉しかった。
このあいだ立ち寄ったら実家はあとかたもなく、土地の広さいっぱいに基礎が組まれていた。庭なんていらないという家族なんだろう。柿も柚子もすべてなくなっていた。新しい家族が新しい時間をそこで過ごしていくのだろう。
写真は6月に横浜で食べたおかゆ。また食べたいな。
きのうの続き。18時に城陽駅に着き、カットの予約が18時。事前に5分くらいは遅れるという連絡はしておいたものの、早足で階段を駆け下りてお店へ向かう。電車の遅延があったらアウトである。
18時3分くらいにお店についてセーフ。
いつもの担当Iさんにカラーの色を指定して、持ってきた歌集を読みながらくつろぐ。
シャンプーしますといわれて、シャンプー台に移動するとき、なんか足元がもそもそすると思っていた。気のせいか。シャンプーが終わって、また鏡の前へ移動するとき、原因がわかった。きのうはわりとラフなワンピースで出社していて、暑いので腰から下のペチコートだけを掃いていたのだけど、それがなんの拍子にか下がってきて膝のあたりまで降りてきていたのだ。
てるてるぼうずみたいに首から下は足元までの長いカット用のケープ(?)をつけているので外からは見えない。
鏡の前に座ると足元までペチコートがもそもそと降りてきていて、どうしたものかと思う。顔から上はブローが始まっている。足元まで来ているペチコートを腰まであげることは無理だろう。(座ったままだし)それで、タイミングを見計らって脱ぐことを考える。
でも、脱いだとして、このケープを取った時、どうやってこのペチコートを気付かれないように鞄にしまうか。鞄はロッカーに入れている。目の前にあるのは歌集とハンカチとスマホ。歌集の間に挟むのは絶対はみでるしなあ。
と、いろいろ考えているうちにブローが終わりにさしかかってくる。
Iさんが鋏を取りにほんの数メートル離れたときに、ささっと足をくぐらせて回収。膝の上で小さくたたむ。なんとかうまくいった。
ふと、Iさんが「あれ、靴が脱げてますね」と私の足元に気付く。(靴だけじゃないんですが)
「靴が脱げちゃって、さっきから履こうと思ってたんですが」と言い訳すると、
「だからもぞもぞしてはったんですね」(やっぱり不自然な動きだったんだろう)
無事に靴を履き、畳んだペチコートはハンカチで包むようにしたあと歌集とスマホの間に挟んだ。
はぁ、ひやひやした。
店をでたときちょうどバスが来たのでバスで帰る。バス停をから家まで歩いていたら、なっちゃんの仲良しの親子と出会った。Kちゃん、このあいだはありがとう、と誕生日のときのお礼を言ったりしてしばらく立ち話した。
夏休みなのに早起きしてくれたこととか、なっちゃんはなにしてもおとなしいから大好きとか、かわいがってくれていることを一生懸命話してくれた。
一日の終わりにあの親子に会えてよかったな、と思いながら家に帰った。
今年も綿がきれいに咲いた。暑いのにえらいな、植物も動物も。
うちの職場にはお盆休みというのがなくて、各自周囲とあわせながら夏休みをとるという形になっている。私は職員ではないので、通常どおり月12日の勤務。今週は13,15日が出勤日。
きょうは4日ぶりの出勤。お盆はなんとなく電話も相談も少ないので、出張の申請などをのんびりやろうかと思っていたら、となりのMさんが
「ちづるさん、今年もこれやらないといけないですよ」
と、マニュアルっぽいものを手渡してくれた。え、これなんだっけ。
認証作業。パソコンを使っている人は、年に一度、認証作業というものをやって、確かにこの会社の人間が使用しているという証明を更新しないといけない、というものだった。
そういえば、このあいだ、8日に「重要!パソコン使用者は全員必須の作業です」みたいなお知らせが届いていたのだけど、まぁまだいいやとスルーしていたのだった。
「そのままにしていると22日以降はパソコン、繋がらなくなりますよ」
Mさんが追い打ちをかけるように言う。
えええ、それは困るな。
「M2さん(システム専門のひと)がきょうはおられるからきょうやったほうがいいと思います」
やるしかないな・・・
マニュアルを読みながら進むも、エラーがでたりして進めなくなる。M2さんにきてもらう。となりの課とはいえ、4回もきてもらってしまった。
みんな、こんなややこしいこと自力でやってるのかな。
認証作業が終わったあとも、ちゃんとできているか確認作業というのもある。まだあるのか・・・・ さらにつまずいてM2さんに2回きてもらった。
ずん、と落ち込む。私がいまの仕事に就いた頃はパソコンに詳しい人がすべてのパソコンを使えるように休日などに出勤してやってくれていた。(へたに素人がやると余計に手間がかかるという判断だったのかもしれない)
それが、各自でやることになって。仕事の合間にみんなちゃんとやっているのに、なんで私だけこんなに精神的時間的な負担がかかるんだろう。もう時代についていけなくなったということかなぁ。
いつになく、弱気になる。なっちゃん~会いたいよ~ 心で叫んで冷静にもどす。いや、こんなことは年に1回だ。私は餌代を稼がないといけないんだ、周りの人に助けてもらいながらも働かないといけない。となんとか立ち直る。
お昼休みに大好きなNさんが「お昼いっしょにいこう」と言ってくれて、午前の私のだめだめなことを話す。
「いや、私も2回きいたよ、そんなん全然大丈夫やん」
私は合計6回もきいたけど、さくっとできているようでもみんなきいているのね、よかった・・・ ついでに気になっていることも話すと、うんうん、私もそう思ってた、と言ってくれて、そうか、やっぱり気になるよね! 途端に元気を取り戻した。
あぁ、よかった。
午後からは次々相談の電話がかってきて、新しいセミナーを開催することが決まった。いろんな人と話しているうちに、頼りにしてくれている人もいるやん、って思えてきてすっかり心が回復した。ありがとう、みなさん。
18時からカットの予約をしていたので定時とともに帰る。
ここからもまだ事件が起こるのだった。(後編へ続く)