春江のメモ用紙

楽しく節約、なるべく捨てず、売る断捨離。
エコロジーを目指す、私のシンプルライフ。
ほんの少しですがご紹介します。

自殺問題を考える

2004年07月05日 | newsを斬る!
脚本家の野沢尚さんがお亡くなりになりました。
とても残念です。

今回は、年々増えている、自殺問題についてです。
参考資料。
平成10年から激増しています。やはり無職者が多いようですね。

これを見ると、自殺が多いのは「不景気だから」と言えそうですが、そもそも、なぜ死にたくなるのでしょう。
私にはそれがわかりません。
今日がつらくても、明日なんてわかりませんよ。
いいことがあるかもしれない。楽しいことがあるかもしれないのに。

はっきり言って、残された人が迷惑します。
「どうして、自ら死を選んだのだろう」「あの一言がまずかったのかもしれない」「ひょっとしたら、自分のせいかもしれない」
一人が自殺すると、近親者5人に大きな精神的ダメージを与える、という資料もあります。
ましてや、「○○さんのせいで死ぬ」と遺書を残すと、その人はいつまでも立ち直れません。
3年間も、病院に通いながら苦しんでいる人もいるそうです・・・・。

よく言われるのが、「頭が良すぎるから自殺する」って言葉ですけど、これってどうなんでしょう。
昔は哲学者が、今は作家が自殺しますよね。
「○○は何を言いたかったのか・・・・」
遺作のキャッチコピーでよく見かける言葉です。
私はため息が出ます。
死んだら、売れるんでしょうか?
鷺沢萠賞、とか野沢尚賞、っていう文学賞が出来るんでしょうか?

死は悲しいものです。
その人のお茶碗や、お箸や、洋服や、靴や傘が残っている。でも本人がいない。
どんなに空虚なものでしょう。
殺したり、自殺したり・・・・そういうの多いけど、痛みを、悲しさをどれくらいわかっているでしょう。
付け加えるなら、親より先に死ぬくらい、親不孝なことはありません。
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