宇ち中
宇ち多゛中毒のページ




2016/12/24
(つづき)
大甚を出て円頓寺商店街へ移動。やってきたのは上野屋です。



世界を股にかけて呑み歩く鍵さんから1ヶ月くらい前に、名古屋のお店を教えてくださいとメッセージが来て、大甚などいくつかお伝えしたのですが、その後の鍵さんの名古屋呑み歩きのレポートを拝見するとボクの知らない魅力的なお店がたくさん。その中の筆頭で気になっていたお店がこの上野屋でした。お店に入ると、大きなカウンターに入り口側に4名さん、少し空けて2名さんがいらっしゃいます。そのさらに奥にちょこんとお邪魔して、まずは様子を伺っているとしばらく放置状態。お客さんが自らサーバーからビールを注いだり、冷蔵庫から飲み物を取り出したりしています。



なるほど、こちらでは飲み物はセルフなんだなと気づき、冷蔵庫からヱビスの黒を持ってきて、テーブルにある栓抜きでぬいて、これも冷蔵庫の中にあったグラスに注ぎます。どて煮もセルフの様子。よく煮えてそうなのを選んでいただきます。



カウンターの中の店員さん1人で切り盛りしている様子。なるほど、飲み物はセルフにしないと回りませんね。タイミングをはかり、とんやきをお願いしてみました。



焼き上がると、目の前のタレがはられた大皿にちょこんと載せてくださいます。このあと、肝を2本載せてくださいましたが、注文していなくてもどんどん焼いて、好きなものを食べればいいというスタイルなんだそうです。おとなりの2名さんから、肝が美味しいから食べてみなよと言われいただくと、なるほど焼きたてで美味しい。写真を撮り忘れたのが残念。



そしてどて煮はアブラのところがぷりっぷりしていて、オイリーな見た目ながらあっさりしているという、不思議な美味しさ。これは癖になりますね。メニューで気になっていたサガリを入り口側のお客さんが注文されたので、ボクも便乗でお願いしてみました。



横に置いてあった、食べ終えたあとの串を店員さんが皿に載せてくれて、さらにその上に焼き上がったサガリを載せてくれました。さらに、たくさんあった粉末ガーリックをよこにちょこんと置いてくれて、これをたっぷりかけて食べて、と教えてくれます。



これがまた絶品。まるでステーキのような美味しさです。そして1本150円は安い。小瓶2本を空けて、いろいろ教えてくださったお隣の2名さんにお礼をして、30分の滞在でごちそうさまをしました。



なるほど、鍵さんが再訪必至とおっしゃるのが分かる名店でした。名古屋もまだまだいろいろあるのだなあと痛感しながら、名駅に向かう途中、味仙名駅店で青菜と台湾ラーメンを食べてから名駅に戻ったのでした。
(おわり)

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