民主党両院議員総会

　両院議員総会が行われて、党人事の発表が行われました。先週第二次菅直人内閣の閣僚人事が発表され、週末には副大臣、政務官が発表、そして本日党人事と続きました。これで大分政府、与党の骨子が固まってきましたが、今後は参議院での各委員会の所属や民主党新緑風会内の人事が待たれます。１０月上旬に臨時国会が召集されるまでにはほぼ全容が明らかになります。
　今回の政府与党の最大の課題は、衆参のねじれを解消して、１０月からの臨時国会で速やかに補正予算や重要法案を可決することができるかです。そして最大の難所は、来年の３月に本予算と予算関連法案を年度内に成立できるかということです。法律案毎に自民党、公明党、みんなの党などと個別に交渉して、部分連合を構築するという戦略ですが、かなり難しい綱渡りの国会運営が待っていることになります。その意味では、衆参の国会対策や参議院の委員長、筆頭理事の仕事がこれまで以上に重要になります。