参議院決算委員会で質問に立ちました。今回は、政府系金融機関への質問ということで、住宅金融公庫、国民生活金融公庫、日本政策投資銀行へ質問を行いました。特に住宅金融公庫は、今年4月住宅金融支援機構へ衣替えを行いました。過去5年間で国庫補助金2兆円と財政融資特別会計からの補償金免除1兆円の合計3兆円の血税が投入された上での組織改変です。放漫経営や不適切なリスク管理がなかったか厳しくチェックをしました。これだけ税金を投入しながら、ラスパイレス指数が引き続き130と国家公務員より3割も高い職員給与が払われており、また交際費の領収書の保存期間が1年ということで会計検査院の監査もまともに受けられるか疑問がでる有様でした。また3金融機関より相手負担での職員の受入を行っており、その金融機関にそれぞれ10億円以上の引受手数料を払っている実態が明らかになりました。これらの点は早急に改善を要することを指摘しました。