格差社会、少子高齢化社会と税制

　「金持ちの研究」で有名な森剛志甲南大学講師を党税制調査会に迎えて、将来の税のあり方を勉強しました。大武健一郎前国税庁長官による第一回目の勉強会に続いて、今回は二回目です。森講師は、高額納税者番付（長者番付）を下に、高額納税者にアンケート調査をするなど、日本の金持ち研究の第一人者です。
　もの作り日本の実力、堅実で勤勉な社会がまだ健在であることなど多くの安心材料が分かりました。「日本の金持ち」が、遺産や相続には関係ないということ、名古屋の躍進と京阪神の衰退など、統計・アンケート調査から出てくる結論は説得的でもあります。
　この１０年、日本社会が大きく変貌しております。また少子高齢社会の中で活力を維持していくためには、今後大きな努力が必要です。そのためには、税制のあり方を抜本的に見直すことも必要です。今後税制に関して勉強をしていこうと思います。