ただのランチはない！

　今日の日経新聞コラム「大機小機」は、非常に参考になる。公平な税金負担に対する議論である。経済学に「ただのランチはない。」という原則がある。ある人の税金を免除すれば、他の人の負担増となる。国の借金が、７００兆円を超え、更に地方の借金、財投の隠れ借金、公的年金の積み立て不足と最終的には国民の負担増につながることばかりである。ここで重要なことは、我々の世代が公平に負担をして、子供や孫の世代にあまり大きな負担を回さないことである。