Tsuny'sブログ

老人が感じた日常生活を気ままに綴ったあれこれ

大正時代の国技館炎上

2010-01-12 23:09:40 | スポーツ
大相撲について特に関心が深いわけではないけれど、大関魁皇が、今日ものすごい記録を達成した時に、丁度TVの前でした。

幕内通算808勝に達し、歴代最高だということで、破られることはないだろうと思われた記録が塗り替えたというから、すごいことです。

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ラジオ放送から白黒TVに替わった時期には、TVが珍しかったせいもあり、TVにかじりつきだったことを思い出します。

幼い頃、祖父が愛蔵していた大正時代の写真集製本(歴史写真会発行)で歴史的な相撲に関する写真を発見して、歴史のある伝統的相撲を認識したのでした。

その写真集に掲載されている大正時代の国技館の炎上について衝撃を受けたので、その写真集を何十年振りかで国技館の炎上のページを開いてみました。

現在の「国技館」で相撲を観戦したことも行ったこともないのですが、国技館の名が無かった頃からの歴史の深さと変遷に興味を持ちました。

    
?  (1909年(明治42年)竣工の「國技館」 )
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  (1917年(大正6年)11月29日炎上し全焼)

(陸海軍大臣に許可を得て、九段靖国神社境内に仮小屋(小屋といっても本格的な屋根付き相撲場)を急遽建築した。)

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(翌大正7年春場所を1月11日から10日間開催された。大関栃木山全勝)

後に新国技館再建(建設中の事故)・関東大震災で焼失・陸軍に接収・東京大空襲で全焼・GHQに再度接収・日本大学に譲渡等々・・・があったんですねー。

現在の国技館へと続く苦難の変遷を知ると、伝統と歴史のある大相撲観戦の興味は何倍にも膨らみました。

「’10なかま展」は明日から

2010-01-12 00:10:05 | Arts
恒例になった「なかま展」は、今回で18回目になり、明日から旭川NHK放送局内の「ハートプラザギャラリー(通称NHKギャラリー)で開かれます。

学生時代の同窓同期仲間が、元気で過ごしている証として、何でもいいから創作品を持ち寄って催すアートな展覧会です。

「なかま展」と言うより「高齢者仲間展」なのですが、年間に一度元気な顔見せを兼ねた名刺交換みたいなものです。

内輪の催しに過ぎる感がしますが、来場者に励まされ又励ます機会でもあって、結構人気があるのです。

全員が教職経験者なので、技量のレベルは低くありません。展示作品はそれぞれ思い思いの自由なもので、競っているわけではなく仲間意識の絆を主としているのです。

絵画(油彩・水彩・仏画・パステル画)・写真・書・川柳・俳句など47点は様々で、できの善し悪しには関係なく、発表することに意義があるのです。
したがって、美術展のしては統一感には欠けていて散漫な印象があるのはいなめませんが、傑作・努力作など魅力的な作品が沢山展示されています。

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毎年同じ時期に開かれるので、来場者も目が肥えてきてはいるものの、感想や批評を聴くことの他に、出品者の消息や健康状態の情報交換など別の楽しみもあるのです。

夕べからの大雪のため、午前中の除雪作業の疲れを少々引きずりながらも、掛け替えを何度もくりお返しながら、陳列作業はゆっくり 進みました。
是非、高齢者のがんばりの一端を、旭川NHK放送局内の「ハートプラザギャラリー(通称NHKギャラリー)に、のぞきにいらしてください。18日までです。

オーッと日付がかわっちゃったー。