橋下徹は政党代表でありながら、TPOを弁えずに発言した「慰安婦問題」に関する報道で、発言内容以上に人間像(ハシシタ)を知りたくなった。
沖縄米軍司令側に「米軍の風俗利用」を進言したことは(密室)内部発言として許容できる。
が、このことが米軍サイドから漏れたことでなく、橋下自身の口から(お立ち会見)メディアの前で出たことが驚きである。
正直者と言うよりは、潜在的に由来する(蔑視信条)発言が素直に出てしまったものであろうと思う。
それだけに、メディアが挙って「女性人権」を問う報道になったことはよく解かる。
橋下徹の人物像を取材した週刊朝日の「ハシシタ」の復活掲載を是非期待したいものである。
さて、橋下発言でさらに気になる部分があった。
「日本は敗戦したから、(慰安婦問題を)認めなければならない」との論である。
日本敗戦は世界に向けた歴史的事実である。
が、東京裁判に関しては、勝者(連合国軍)が敗者(日本)を一方的に勝者論理で裁いたに過ぎない。
弁護士橋下徹なら、日本側視点で発言を期待したいところである。
なにより、極東国際軍事裁判条例は、マッカーサー連合国最高司令官による特別宣言書により定められた行政命令である。
離任したダグラス・マッカーサーは、(1951.5.3~)米上院軍事外交合同委員会において、「極東軍事裁判は間違いだった。日本にとって安全保障に迫られての戦争であったと言える(侵略戦争などではない)」「現代文明の基準で計った場合には、彼らは、我々が45歳であるのに対して、12歳の少年のようなものでしょう」「太平洋において米国が過去百年に犯した最大の政治的過ちは、共産主義者を中国において強大にさせたことだと私は考える」との証言をしている。
敵方のマッカーサー司令官こそ、マクロ目線で日本を見てきたものである。
その最高指揮官の発言は、第三者以上の重みある客観的視点と考えてよかろう。
遡る前年の(1950.10.15)ウエーキ島に於ける、トル-マン大統領とマッカーサー会談でも「東京裁判は誤りだった」、「北進を続けても、中共軍の介入はありえない」との判断を述べている。
が、中国は朝鮮戦線出動を決定して連合軍と対峙することになる。
その結果としての、反省弁が(1951.5.3~)上院での発言である。
(ソ中朝連携による社会主義陣営による)朝鮮戦争勃発を受けて、マッカーサーは、日本にとっての(朝鮮半島)安全保障、それは自由民主主義陣営にとっても共通の課題であったと理解した発言である。
はたして、橋下徹は、(1951.5)マッカーサー元帥の米上院での発言を知らなかったものか。
知らなかったら政党代表として器量不足を晒してしまう。
知りながらの発言なら中核派シンパの福島瑞穂と同類項の完全赤レベル。
いま、朝鮮半島をめぐる緊張は、大東亜戦争以来と変わらない。
マトモな日本人ならこのことからでも歴史観・国家観を考えたいものだ。
明治以来の近代化から拭えない近隣の異形民族性を感じてしまう。
沖縄米軍司令側に「米軍の風俗利用」を進言したことは(密室)内部発言として許容できる。
が、このことが米軍サイドから漏れたことでなく、橋下自身の口から(お立ち会見)メディアの前で出たことが驚きである。
正直者と言うよりは、潜在的に由来する(蔑視信条)発言が素直に出てしまったものであろうと思う。
それだけに、メディアが挙って「女性人権」を問う報道になったことはよく解かる。
橋下徹の人物像を取材した週刊朝日の「ハシシタ」の復活掲載を是非期待したいものである。
さて、橋下発言でさらに気になる部分があった。
「日本は敗戦したから、(慰安婦問題を)認めなければならない」との論である。
日本敗戦は世界に向けた歴史的事実である。
が、東京裁判に関しては、勝者(連合国軍)が敗者(日本)を一方的に勝者論理で裁いたに過ぎない。
弁護士橋下徹なら、日本側視点で発言を期待したいところである。
なにより、極東国際軍事裁判条例は、マッカーサー連合国最高司令官による特別宣言書により定められた行政命令である。
離任したダグラス・マッカーサーは、(1951.5.3~)米上院軍事外交合同委員会において、「極東軍事裁判は間違いだった。日本にとって安全保障に迫られての戦争であったと言える(侵略戦争などではない)」「現代文明の基準で計った場合には、彼らは、我々が45歳であるのに対して、12歳の少年のようなものでしょう」「太平洋において米国が過去百年に犯した最大の政治的過ちは、共産主義者を中国において強大にさせたことだと私は考える」との証言をしている。
敵方のマッカーサー司令官こそ、マクロ目線で日本を見てきたものである。
その最高指揮官の発言は、第三者以上の重みある客観的視点と考えてよかろう。
遡る前年の(1950.10.15)ウエーキ島に於ける、トル-マン大統領とマッカーサー会談でも「東京裁判は誤りだった」、「北進を続けても、中共軍の介入はありえない」との判断を述べている。
が、中国は朝鮮戦線出動を決定して連合軍と対峙することになる。
その結果としての、反省弁が(1951.5.3~)上院での発言である。
(ソ中朝連携による社会主義陣営による)朝鮮戦争勃発を受けて、マッカーサーは、日本にとっての(朝鮮半島)安全保障、それは自由民主主義陣営にとっても共通の課題であったと理解した発言である。
はたして、橋下徹は、(1951.5)マッカーサー元帥の米上院での発言を知らなかったものか。
知らなかったら政党代表として器量不足を晒してしまう。
知りながらの発言なら中核派シンパの福島瑞穂と同類項の完全赤レベル。
いま、朝鮮半島をめぐる緊張は、大東亜戦争以来と変わらない。
マトモな日本人ならこのことからでも歴史観・国家観を考えたいものだ。
明治以来の近代化から拭えない近隣の異形民族性を感じてしまう。