山形の森 保守醒論

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小沢一郎の「パー戦術」を知らなかった嘉田滋賀県知事のルーピー度

2013-01-27 20:16:19 | Weblog
1.25、小沢一郎は、生活の党結党大会で党代表に就任した。
元来、表面が不得手で影で操る役回りを得てとして、「(担ぐ)神輿は軽くてパーがいい」が権力奪取の基本信条にある。
細川護煕、鳩山由紀夫など世間知らずのバカボン(パー)を担ぐ体勢で政権獲得してきた。
先般の総選挙対策「パー戦術」の対象にされたのが、嘉田由紀子滋賀県知事である。
およそ、永田町周辺関係者であれば小沢一郎の過去からの人物評を知らぬものはいない。
地方政治家であっても普通の情報知識が得られれば、個別政策以前の問題として小沢一郎なる政治家人物評は入るものであろう。
ダメディアは、よく「古い自民党」なる呼称をするが、それこそ金権による数の支配を全面展開とした「田中角栄政治」そのもので、その直系嫡子こそ小沢一郎である。
(1993.6)小沢が自民党離党したことで田中支配体制の第一次党内改革となり、(竹下・金丸の引退、経世会弱体化の)2001.4小泉純一郎(清和会政権)誕生で、自民党は(1972.7)田中政権以来30年ぶりの田中支配体制から大きく転換期を迎えたのである。
さらに言えることは、田中支配期こそ対中外交における媚中一元姿勢そのものであったと言える。
国益を一義に対峙することは当然の外交姿勢で在り、最初から揉み手てでは正常な外交などあり得ない。
外交自主権の基本姿勢が取られてきたのも、脱田中といつにする。小沢一郎の政治信条は金に明かせた数の論理(全て)が基本にある。
そして表看板に「軽いパー」を充てるのが政治権力への近道戦術だと考えている。
小沢一郎の「パー戦術」を知らなかった嘉田滋賀県知事のルーピー度は如何ほどか。さらに滋賀県民の「?度」は如何に、が問われる。
イチローは夏の参議院選挙に向けて「新たなパー捜し」を見据えている。
自民党時代に右派と見られてきた小沢が、いまや社民党など左翼系団体に食指を伸ばしているのを見ると、それだけで政治家の信条なるもののいい加減さを見る思いだ。
国民有権者の確かな慧眼が問われる。
コメント (1)
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