山形の森 保守醒論

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国益喪失三昧の宮沢元首相にも及ばない“福田康夫首相”

2008-08-15 11:15:29 | Weblog
国家観を持ち合わせない福田首相は、8月15日の靖国神社への参拝について聞かれて「私の過去の行動を見てください」と述べ、参拝しないことを示唆している。8月15日の参拝については、議論のあるところだろうが、はたして福田は、それ以外の日に靖国神社に参拝したことがあるのだろうか。そもそも1975(昭50)に三木首相が、例大祭(参拝)は宗教行事であるとの本人の理屈から、現職首相として初めて所謂終戦記念日(8.15)に靖国神社参拝して、大東亜戦争に遷化した国民視点を位置付けたのが始まりである。さらには、私的参拝を表明して、その後の公私論議の火種をつくり、天皇陛下の親拝(天皇に公私の別は見いだせないのに)をとどめる愚を犯した。1985.8.15中曽根首相と閣僚18人が行った靖国神社初の公式参拝を、(当時)朝日新聞中国特派員の加藤千洋(現報ステキャスター)が反日のネガティブキャンペーンを展開、8.26社会党の田辺誠訪中団が中国側に注進するに及び、その後に靖国神社問題が日中間で外交カードのきっかけとなったのである。1991.11に首相となった宮沢喜一は公式には靖国参拝の記録はないが、ブログ子のメモから複数回参拝したと見られる。92.11に宮沢首相は、加藤官房長官に参拝を伝えている。「宮沢さんに『参拝してきたので遺族会に言ってくれ』と言われ、『いつ行かれたのか?』と聞いたら、『あなたに言うことではない』と言われ、苦労した」と靖国参拝の事実を加藤が著書で触れている。さらに、93.4.23宮沢首相は板垣正参院議員に「靖国神社に参拝しました」と明言している。これらから、宮沢は93春の例大祭前後にも靖国参拝されたことがうかがえる。ともあれ、家長の先祖墓参とも言えよう国権の代表たる福田首相が戦陣の霊に参拝しないようでは、天国と現世双方から天誅の矢が舞い込むことは必死だ。遊就館に反日ネタ捜しに通う売国スパイの加藤紘一とドッコイ、ドッコイだ。
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