山形の森 保守醒論

山形から発信する内外の時評ブログ!

堀江メールから見える、へたり牛・民主党のオソマツ

2006-02-22 18:17:46 | Weblog
お騒がせの「ホリエモン・メール」問題は、怪文書の域を出ることなく、政局には遠いようである。
前原民主党が発足して、小泉自民党と切磋琢磨の改革競争で、後世に「2005年体制」の始まりだった、と評価されることを期待したものだが、メール問題は、ツメが甘く、オソマツとしか言いようが無い。
前原誠司は、京大で高坂正堯ゼミ・松下政経塾出身の経歴で、まともな国家観・歴史観と、確かな政治判断能力を持ち合わせていると思っていたが、いささか買い被りかと思えてきた。
それ以上に、「堀江メール」問題で、露呈したことは、民主党自体が稚拙で、全党的体制を取り得ない未熟政党だということ。
予算委員会はテレビ中継される花形委員会で、その丁丁発止は質疑の当事者のみならず、与野党の組織を挙げての総力戦の舞台である。
事案に対する真偽の基本的精査も不十分なまま、質問に臨む姿勢は、狼チルドレンそのものだ。
質問を容認した野田国対委員長・前原代表を含めて、“責任”の行く末が危惧されよう。
さらに子が深刻にならざることは、質問したオソマツ君・永田寿康議員が、東大・大蔵省(現財務省)出身のキャリア官僚の経歴であることに、驚いてしまう。
筆記試験上位者から、幾度もの面接を重ねて採用される財務省官僚は、霞ヶ関でも極めてバランス感覚を備えた官僚の中の官僚と評され、最も優秀な人材の宝庫とされている。
社会常識の欠けた語学官僚の外務省などとは、問題にならない。
その財務省が、「へたりチルドレン」並みの人物を抱えるほどに、落ちてしまったのだろうか。
永田は、昭和44年生れで平成5年入省、両親は、戦後教育世代と思われる。
国会議員が「オッチョコチョイの勇み足」だけでは済むまい。
子供議会ではないのだ。戦後ゆるみ教育の体たらくも、ここまで来たかの感がよぎる。

 
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不遜な官僚による皇室典範改正の策謀

2006-02-22 14:43:21 | Weblog
不遜な官僚による、皇室典範改正の策謀が見えてきた。
小泉政権を揺るがしかねない、第2の郵政政局到来か、ともみられた皇室典範改正問題。
秋篠宮妃紀子さまの第3子御懐妊発表を受けて、一次沈静化となってはいるが、非公式検討会発足時の橋本龍太郎元首相は16日までに産経新聞のインタビューに答え、二度にわたって政府の「皇室典範に関する有識者会議」に皇族方の意見を聴くよう求めたが、聞き入れられなかったことを明らかにした。
橋本氏との一問一答は次の通り。
 --首相在任中に古川貞二郎官房副長官(当時)に皇位継承問題の検討を指示したのか
 「必ずしも(女性・女系容認などと)方向を決めてではなく、広く検討してほしい、どういうケースが起こるか分からないから研究しておいてくれと話したことはある」
 --有識者会議の議論をどう見るか
 「プロセス、手順に非常に不満を持っている。私は皇室の中にもいくつかの意見があることを知っていたので、古川君に皇族方の意見を聴くよう勧めたが、答えは『ノー』だった。私はあきらめが悪いので、さらに『(皇室の)全員から聴けなんて言っていない。しかし、せめて皇室の最長老の三笠宮さまからぐらいは聴くべきではないか』と勧めたが、聞き入れられなかった。三笠宮さまは戦前の皇室も、占領行政下の皇室も、(旧11宮家の)臣籍降下も知っておられ、今日までずっと皇室を見ておられた。少なくとも三笠宮さまのご意見はうかがっておくべきだったと思う」 「私だったら、あんな見え見えの形で有識者会議をつくり、座長に『皇室の意見は聴かない』なんて言わせない。無礼であり、少なくとも非礼だ。果たしてあの人たちが本当に国民を代表する人選だろうか」
 --女性・女系天皇容認、長子優先の結論については
 「私は女性天皇は否定しない。しかし、女系天皇を認めるべきかどうかはもっと時間をかけて考えるべきことだと思う。同じ結論に達するにしろ、少なくとももっと慎重さが必要だ」
  産経新聞2月17日付
 鼻っ柱の強い橋龍に対して、無視する不遜の態度はどこから出てくるのか。
九大出(S35入省)の官僚としては、異例の官房副長官への栄達、向坂逸郎ゼミで社会主義に、のめり込んだ結果の天皇制度の終焉を策謀した、こだわりの「女系天皇容認論」なのだろうか。
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御皇室にお薦めしたい、高木酒造の銘酒「十四代・龍泉」

2006-02-22 14:26:22 | Weblog
山形県村山市の高木酒造の銘酒「十四代」は、全国に名だたるブランドで、左党にも、なかなか手に入れることが出来ない、憧れの一品である。
現社長の高木辰五郎氏が高木家第14代当主であることから、「十四代」と命名された銘柄だ。
高木社長は、旧家出の有為な人物として、地元政財界でも要職を歴任、家長名・辰五郎を襲名されて、家督を代々引継いでいくことに、その責任を抱えてこられたと聞く。
伝えによれば、高木家は、源氏の流れを汲む家系とされ、古くから土地の盟主として、郷土の繁栄に指導的立場で多大な貢献をされてきた。
時あたかも、御皇室での天皇継嗣問題が、国民の大きな関心事として、クローズアップされている。
高木社長によれば、高木家14代はすべて嫡男子直系で継嗣相続されて来ているそうだ。
さらに、子息で杜氏の顕統氏、そして孫にも恵まれ、高木家は、すでに16代までが嫡男子直系で安泰だと言われる。
葉山山系を源とする自然湧水・桜清水と、「龍の落とし子」という原料米を使用した「十四代・龍泉(大吟醸)」は、品薄で幻の銘酒とされている。
この「龍の子」は、天子さまの子にも通じる。
山形県が全国に誇れる、高木酒造の銘酒「十四代」を御皇室でも嗜んでいただき、天子さまの子に恵まれ、天皇家の継嗣問題の安寧に繋がるものなら、と左党の一人として期待したいものである。

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