美味しいものをちょっとだけ

ぷんちの千葉ランチスポットめぐり

おばあちゃんちに行ったような懐かしさを満喫できるお蕎麦屋さん 幸七

2008-11-02 14:18:06 | 蕎麦・うどん
 日曜日の12時少しすぎに夫と2人でうかがいました。我が家からは2時間強かかる御宿にある手打ち蕎麦屋さん。2人そろって珍しく早起き かつ お天気も良いという条件が整い、突如思い立って「南房総蕎麦屋めぐりドライヴ」を敢行することになったのでした。
 1軒目は養老渓谷の手打蕎麦ゆい、とりあえず養老渓谷を目的地にして慌てて出発したのが9:10。道中、2軒目をどこにするか、ナビとケータイで検索し、食べ歩きを始めて初の連食2軒目をこちらに決めました。

 お店の前の駐車場は満車で、人がわらわらと。うわー、やっぱりこんな時間じゃだめかなー、引き返そうかと車を進めると先にも駐車場がありました。「まだお腹はすいてないし、待ってみようよ」ということになり、車を停めてお店の前のリストに名前を書き、縁台に腰掛けてのどかな農村風景を楽しみながら待つことにしました。食事をおえてお店をでてくる方がみなさん満足したお顔をしてらっしゃるし、小さなお子さんが「あーおいしかった」と言いながら出てきたのもほほえましいです。

 老若男女が何組も待っているのですが、蕎麦の花が咲くお庭には、むしろに広げられた蕎麦の実が干され、不思議といらいらした感じはしません。ま、すでに1食目をすませているという我が家の事情が大きいのかもしれませんが。お店の方も大勢のお客さんをさばくのに慣れているのでしょう、最後に名前を書いた私たちに「かなりお待たせしてしまいますがよろしいですか」とやさしく声をかけてくださいました。「(連食ですから、どんなに待っても)大丈夫です」と返事をして、のんびりゆったり待つこと1時間弱。店内に案内されました。
 
 土間だったところには4人用のテーブルが4卓、お座敷には囲炉裏と座卓が3卓。黒光りした柱、上り框、板戸。あー、昔のおばあちゃんちはこんなだったよー。気持ちは小学校低学年だった頃へタイムスリップ。とっても懐かしくて、心が落ち着きます。
 通常、蕎麦屋では天せいろを注文するのですが、さすがに連食はできないので、もり好みそば¥1,050を選んでみました。柚子味噌のかかったこんにゃくはどのお蕎麦にもついてくるようですが、その他にとろろ、なめこ、たっぷりの刻み海苔、湯葉巻き揚げがついてきます。
 細めの蕎麦の量はたっぷりあります。甘辛さがあたくし好みのつゆにつけて、つるつるといただき、途中、とろろやきのこ、海苔で変化を楽しみ、完食。海苔はこの1/3の量でいいので、大根を少しつけてくれたら完璧でしたが、どろりと濃い蕎麦湯も楽しんで満腹、満足です。

 またいつの日か夫婦で訪れ、天ぷらと鴨汁もいただいてみたいと思いました。ごちそうさまでした。

★★★★

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店名■幸七 (こうしち)
住所■千葉県夷隅郡御宿町上布施1885-1
電話■0470-68-5220
営業時間■[月~金]11:00~14:30 [土・日]11:00~14:30 17:00~19:30 ※麺が売切れ次第閉店
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本日のお夕飯-秋刀魚の梅煮(byぷんち)

2008-11-02 13:29:52 | 日記
 昨晩、ご近所から新鮮な秋刀魚を5尾もおすそ分けしていただいた。すでに夕飯がすんでいたので、1尾は夫が刺身にして晩酌の肴に。残りは梅干と一緒に煮ておいた。
 一晩煮汁につければ骨まで柔らかくなるらしかったが、さすがに背骨はかたい。それでもよく味がしみてご飯がすすむ!なのに、コドモらには不評で残されてしまった。お芋の煮物2種は好評だったんだけどなー。
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国産石臼挽き自家製粉十割蕎麦@養老渓谷 ゆい

2008-11-02 13:20:32 | 蕎麦・うどん
 お天気の良い日曜日の朝、6時半に起きて部活のムスメと模試のムスコのためにおむすびを握ってやり、2人を送り出した後ゆったり朝刊に目を通していると、珍しく早く起き出した夫が「よしっ!養老渓谷へ行くぞっ!」とのたまう。
 え?きょう行くの?たしかに「12月になったらお蕎麦を食べに養老渓谷へ行って紅葉を楽しむ」ことをかなりしつこく提案していたのだが、まだ紅葉には早くない?

 ところが、公式サイトによると、11月下旬から12月上旬の紅葉期間中の週末は限定メニューだけになってしまい、天ぷらも鴨汁も食べられないみたい。だったら行ってみようか、紅葉より蕎麦だ!ということであわてて出かける支度をしてポータブルナビに目的地をセットすると到着予定時刻は10:44。2時間近くかかるわけだ。やっぱり養老渓谷は遠い。
 でも、ずーっと行ってみたいお店だったので、ドライバーの気が変わらないうちに出発。途中、多少の混雑はあったものの、11時の開店5分前に到着した。

 駐車場は道路沿いに3台、坂を上ったお店の前に3台。先客は1組だった。11時ちょうどに店内へ案内され、靴を脱いで窓際のテーブル席についた。
 店内は外観とはうってかわって、とってもおしゃれな和風モダン。幼児お断りの大人の隠れ家で、洗練されすぎていて、なんだか落ち着かない感じがしてしまうのはあたくしだけ?

 だったんそば茶をいただきながら、地元野菜の天せいろ¥1,500を注文。でも、おてふきのサービスはなし。接客も余裕が感じられない。開店早々満席で忙しいのはわかるけど、天ぷらの野菜の種類とか説明してくれたらよかったなー。あたくしが最初に食べたあの甘い黄色い野菜は何だったのでしょう?
 天ぷらはからっと揚がっていて塩でいただくとうまいが、油切れが悪いのが気になる。

 北海道産新蕎麦の十割せいろは、非常に端正で、みずみずしく、喉越しも素晴らしかった。薬味は葱と風味の良い山葵。土瓶にはいった蕎麦湯も濃くてうまいのであっという間にいただいてしまった。ごちそうさまでした。

 でもねー、期待が大きすぎたのかなー、また2時間かけて行く!というほどの満足感は得られなかった。たとえ高評価でもお店のコンセプトに共感できるかどうかは実際に訪れてみないとわからないものだ。田舎育ちのあたくしには「田舎で味わう洗練」というものについていけなかったのかもしれない。

★★★☆

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店名■手打蕎麦ゆい
住所■千葉県夷隅郡大多喜町小田代391
電話■0470-85-0885
営業時間■11:00~14:00頃(売り切れ次第終了)
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