BSの「ワイルドライフ」でリュウキュウアユの特集。
水中撮影されたアユの姿。
子どもの頃 郷里の古座川にて水中メガネで見たきれいな魚体を思い出す。
(BS「ワイルドライフ」から 以下同じ)
このリュウキュウアユ、興味深いのは川への遡上が1月下旬頃からと早いことだ。
本土と違い、海水温が早く高くなるため、稚魚は早目に川を上がらなければ
耐えられないからだそうだ。
そのため、遡上する稚魚は本土の稚魚に比べるととても小さく、まだ半透明
の状態だ。
こんな稚魚たちなので遊泳力は弱く、低い堰でも超えるのが大変らしい。
このアユ、ぼくはてっきり沖縄本島にいるものと思い込んでいたが、本島の
アユは70年代に絶滅し、天然で残っているのは奄美大島だけらしい。
堰、水質の悪化、乱獲等々が悪影響を及ぼしたそうだ。
一方、本土のアユは今も健在ながら、天然の形での存続はきびしくなってい
くのかもしれない。
ぼくの郷里 串本にはくじの川という小さな川がある。
昔はここでもアユが遡上していたらしいがいなくなってから久しい。
本土でもこうしたアユの絶滅した川はおそらく無数にあるのだろう。
100万年とも聞くアユの歴史。
その環境への適応を通してのいま、たくましく生き延びてほしいものだ。
そして何よりも人の側として、生育にいい環境を保ってやりたいと思うのだが・・・。
水中撮影されたアユの姿。
子どもの頃 郷里の古座川にて水中メガネで見たきれいな魚体を思い出す。
(BS「ワイルドライフ」から 以下同じ)
このリュウキュウアユ、興味深いのは川への遡上が1月下旬頃からと早いことだ。
本土と違い、海水温が早く高くなるため、稚魚は早目に川を上がらなければ
耐えられないからだそうだ。
そのため、遡上する稚魚は本土の稚魚に比べるととても小さく、まだ半透明
の状態だ。
こんな稚魚たちなので遊泳力は弱く、低い堰でも超えるのが大変らしい。
このアユ、ぼくはてっきり沖縄本島にいるものと思い込んでいたが、本島の
アユは70年代に絶滅し、天然で残っているのは奄美大島だけらしい。
堰、水質の悪化、乱獲等々が悪影響を及ぼしたそうだ。
一方、本土のアユは今も健在ながら、天然の形での存続はきびしくなってい
くのかもしれない。
ぼくの郷里 串本にはくじの川という小さな川がある。
昔はここでもアユが遡上していたらしいがいなくなってから久しい。
本土でもこうしたアユの絶滅した川はおそらく無数にあるのだろう。
100万年とも聞くアユの歴史。
その環境への適応を通してのいま、たくましく生き延びてほしいものだ。
そして何よりも人の側として、生育にいい環境を保ってやりたいと思うのだが・・・。
鮎は意外に水質悪化には強いように思いますが、滋賀の川も堰だらけで、遡上距離は百メートル未満の川が多いと思います。
リュウキュウアユ、興味深いです。
その地その地に適応して生き延びるということが不思議でもあり、たくましくもありますね。
アユは朝鮮半島からベトナムまでに分布していると聞きます。外国ではどんな適応をしているんでしょうか。
適応といえば、琵琶湖のアユも湖を海として往復する固有種ですね。
生物の世界、興味は尽きません。