稲村亭日乗

京都の渓流を中心にルアーでトラウトを釣り歩いています

九頭竜奥のイワナをたずねて

2017年07月21日 | トラウト
 釣友 麻生さんの案内で初めて九頭竜奥 池田町を探訪。

 現地で先ず日券(1500円)を買い求め。

     

 日券を発行してくれたおばさんの話では
「最近まで全く雨が降りませんでしたけど、やっと降って水が増えたところです」
 とのこと。

 おばさんの家の前を流れる川。
 平坦な瀬ながら、水かさは高く、ひと目見ただけで気分はモリモリ。

     

 さて、フライの麻生さんと別々に入川。

 ところが、瀬のそれらしきところにルアーを投げ続けたものの反応がない。

 やっと1匹!と思ったら目の前でポチャッ。

 15cm足らず、ヤマメのようだった。

 川はどうも見た感じの良さとは違い、魚影はうすいのかもしれない。

 このまま2時間ほどが過ぎ、敗色は濃く、さすがに緊張感はうすれていく。

 そう思っていたところ、支流との合流点で茶色の魚体がミノーにビュン!
 そうして水中に没してしまった。

 同じ場所での2投目。

 根掛かったか?と思った瞬間、グイグイ!

 水面に現れたのはイワナ。
 これは落とせない!と慎重にアミの中へ。

     

 いやあよかった。

 ヤケに細長いなと思ったが、このイワナ君、34cm。

     

 今日も青のラパラが活躍してくれた。
 
 とりあえず、ボウズだけはまぬかれ、一安心。

 午後、麻生さんが上流のイワナの谷に案内してくれた。

     

 しかし、ここはクモの巣だらけで苦戦。

 ここで釣った唯一のイワナ。
 10cmほどながら、アミに入れると穴からスルリと逃げてしまった。

 4月頃ならクモの巣や木の葉がなく、フライでも成魚がよく釣れるところらしいのだが。

 次いでグンと下流へ。

     

 このあたりになると、水量が増し、歩くのもなかなか大変。

 それでもタルミなどからヤマメが活発にルアーを追った。

     
 
 ただ、いいサイズのヤマメが潜んでいそうに見えるものの、釣れるのは小ヤマメばかり。

 陽が傾いてきた。

 炎天下、早朝から休憩をはさんで7時間ほどの釣り。

 体中に熱がこもっているかの感じで、さすがにグッタリ。

 納竿して、旅館 渓流温泉 冠荘に。

 ここの温泉はナトリウム炭酸水素塩泉というそうで、ヌルリ感のある温泉。
 源泉は26℃と低いのが惜しまれるものの、とてもいい肌ざわり。

 この日、ぼくにはめったにないことだが、水風呂にもつかることにした。
 とにかく体のほてりが冷めないもので。

 明日は同じ九頭竜の奥 大野方面へ。

     

 本日 水温 16℃
     イワナ 4匹(10~34cm)
     ヤマメ 7匹(11~15cm)
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