稲村亭日乗

京都の渓流を中心にルアーでトラウトを釣り歩いています

東京五輪あれこれ

2017年07月25日 | 日々
 昨日、都庁前で「東京五輪あと3年」関係イベントが開かれたそうだ。

     
       ( MBSから )

 元々、日本は五輪を開く財政的ゆとりなどあるのか?との思いから、
ぼくは当初から冷めた目でみてきた。

 それだけに、こんなイベントを見せられるのもあまり愉快ではない。

 五輪への賛否はともかく、先日発覚した建設会社 社員の自殺のこと。

 新国立競技場の建設工事で、工期に追われていたそうだが、
月の残業が200時間を超えていたというのはどうみても異常としか思えない。

 人がうつ状態になってもおかしくない。 

     
       ( 読売テレビ「ゼロ」から )

 23歳の新卒という若い人をなぜ・・・の思い。

 高橋まつりさんのことを想起すれば、これらは氷山の一角というのが実態なのかもしれない。

 ことが起こるたびに改善を約束する企業側。
 が、ぼくはそれを聞くたびに「改善はむずかしかろうな」と気分は落ち込む。

 大きな車輪がきしみ音を上げながら、人を押しつぶしていくかのようだ。

 五輪関係の建設現場、その芽はまだ多く潜在しているはず。
 同じことを繰り返さぬよう、洗い出しを願いたい。

 間に合わなければプレ・ハブでもいい、とにかく人をつぶしてほしくないのだ。
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